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200円のサワーとネパール料理で優勝する

こんばんは。
酒は濃いめが好きなUsuiです。

ビールやサワーがおいしく感じる夏がじわじわと近づいてきましたね。
ここ最近の体力を勢いよく搾り取っていく暑さや日々のストレスで、身も心もすっかり疲れ切っていました。
そんなときにはサッパリしたお酒をたくさん飲んで、お酒の力で癒されたい(あまり良くないけど)と思い、飲み仲間を誘って近所の居酒屋で飲んできました。

今回は足立区は西新井にある、「よろこんで」というインド・ネパール居酒屋で飲んできました。
実はここ、水曜日と木曜日限定で通常400円のサワー類がすべて200円で頼めるんです。
10杯飲んでもたった2000円で済むので、飲兵衛には嬉しい価格設定ですね。
ちなみに「よろこんで」という名前は、オーナーが居酒屋チェーンのやるき茶屋で長く働いてたことから、「はい!よろこんで!」の掛け声にちなんで名付けられたとのこと。

メニューはインドカレーやネパール料理を中心に取り揃えているのですが、オーナーがやるき茶屋出身ということもあり、ししゃもや軟骨から揚げ、オム焼きそばといった定番の居酒屋メニューもあり、さながら多国籍酒場の様相を呈しています。

200円サワーとネパール料理を楽しむ

今回は2人で入店。
先客1名でしたが、もうすぐ帰りそうな気配でほぼ貸切に近い状態でした。
駅から少し離れているせいもあって、お店は閑散としています。
お座敷の席に通され、迷うことなくレモンサワーを注文。

お酒は特別濃いわけではありませんが、サクッと飲みたいときや食事メインで楽しみたいときにはちょうどいい塩梅の濃さでした。
スッキリとしていておいしかったです。
のどがミイラのように干からびていたことや、飲みやすい濃さだったこともあり1杯目は瞬殺。
ちなみにお通しはスパイシーな味付けのえびせんとナッツでした。

向きがおかしいのはご愛嬌。

おつまみも一緒に頼みました。
この日は、なかなか食べる機会がないネパール料理を中心にアレコレと頼んでみました。
大衆酒場でネパール料理を置いてるところってほとんどないので、こういうお店ならではのものを楽しみたいですからね!

第1ターンは、「アルジーラ」と「チョイラ」という名前のネパール料理。
「アルジーラ」とは、じゃがいもをクミンで和えたもので、スパイシーな一品とのこと。
もう一方の「チョイラ」はチキンをスパイスで炒めたもので、やはりこちらもスパイシーな一品。
スパイシーな香りのおつまみをつまみつつ、2杯目のライムサワーをゴクゴク飲んでるうちに、アルジーラとチョイラがやって来ました。

上がチョイラで下がアルジーラ。どちらも香り高くお酒がどんどん進みそうです。

はじめにチョイラから食べてみました。
しっとりとした食感で肉全体にスパイスが凝縮されていて、ほんのり酸味も感じます。おいしい!お酒がすすむ味付けでした。

次はアルジーラ。
チョイラと比べるとマイルドな味付けで、とても食べやすかったです。どんなお酒にも合いそうな味付けだったので、家でも作ってみたいと思いました。

おつまみもお酒もなくなってきたところで、第2ターンへ。
お酒は梅サワー、おつまみは「モモ」を注文しました。

梅サワーはほんのり酸味があり、サワー系を何杯も飲んでいると単調な味わいになってしまうのですが、この酸味がいいアクセントになり、飽きずに飲めました。

飲み仲間とどうでもいい話をペチャクチャと喋っていると今回のメインディッシュ、モモが到着しました。

モモとはネパール風の蒸し餃子で、餡はほんのりスパイシーな味付けになっています。
モチモチの皮の中にはスパイスが練り込まれた餡がぎっしり詰まっていて、ほどよくボリュームがあり、食事にもうってつけだと思います。
個人的にはビールとの相性が良さそうだと感じました。

止まらぬ食欲、無尽蔵な胃袋

モモを完食する前に、飲み仲間共々食欲が爆発してしまったので、シークカバブ、タンドリーチキンのチーズ焼き、から揚げなどを続々と注文。

シークカバブとは鶏ひき肉に野菜とスパイスを混ぜ合わせ、細長い形にしてタンドールで焼いたインド料理で、日本でいうところの「つくね」です。

どれも飲兵衛にとって嬉しい濃いめの味付けで、お酒もゴクゴクすすみ、おしゃべりに夢中になって料理が冷めてもおいしく食べられました。

インド・ネパール料理のお店でオーソドックスなから揚げが出てくるのも不思議ですが、普段なかなか食べない料理を立て続けに食べていたので、箸休めになりました。
カリカリ系の揚げ具合でおいしい。
そして画像がまた縦向きに…。

ここで5杯連続で(飲んで食ってひたすら喋っていたので正確な数字は不明)サワー類を頼んでいたので、ビールにチェンジ。
一番搾りにしました。

ここからさらに料理を追加。
インド風のタコスである、「マサラパパド」に、ししゃも、スープモモ、ナンの生地でつくったピザを注文しました。

ウチらの胃袋はブラックホールか、というほどあれもこれもガツガツと食べていました。
食べ盛りの時期はもうはるか昔に過ぎ去ったはずなんですけどね。

写真の向きがおかしいのはお許しを…。

マサラパパドはサクサクのパパドにトマトや玉ねぎなどの野菜がたっぷりと載っており、見た目以上のボリュームがあります。
個人的にはサワーよりもワインと合わせた方がよりおいしく食べられるんじゃないかと思いました。

スープモモはそのまま食べても美味しいのですが、モモを箸で崩してスープと一緒に食べると、よりおいしく食べられます。
スープは辛そうな見た目と異なって、すっきりやさしい味付けで締めにピッタリでした。

ナンピザはチーズたっぷりで、チーズ好きな人にはぜひオススメしたいです。
ボリュームもあるので締めにするより、メインのおつまみにした方が、ゆっくりと味わいながら食べられるんじゃないかと思いました。
何か締めだと、熱いうちに急いでかき込むように食べなきゃって思いませんか?
おそらくわたしだけかな。
もちろん締めに持ってきてもおいしく食べられました。

お勘定

お腹がはち切れるまで飲み食いしたところで、お勘定とします。
今回は1人あたり約4000円でした。
意外と高くついたなと思ったのですが、お酒1人あたり7~8杯、料理10品程度頼んでいたので妥当でしょうか。
むしろどの料理もボリューム満点だったので安いくらいかと思います。
それでもサワー1杯200円で10杯飲んでも2000円で済んで、多国籍料理を楽しめるお店って珍しいので、重宝しそうです。
最寄り駅から少し歩きますが、お座敷もあってゆっくりと飲めるので、気の合う仲間たちとワイワイと飲むのにちょうどいいお店でした。

ちなみにランチタイムも営業しており、野菜カレーとダルカレー(豆のカレー)が特にオススメです。
またランチタイムにはインドカレーとビールのセットがあり、せんべろもできそうです。

取り留めのない内容となりましたが、今回はこの辺で。

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