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ガサツな人間が丁寧な暮らしに憧れて梅酒を作ってみた

作りたいなと思いつつも、生来の面倒くさがりを発揮して3年余りが経過、今年になってようやく梅酒づくりデビューを果たしたのだった。

そんなわけで昨日、はじめて家で梅酒を作ってみました。

以前から家で梅酒を作って、晩酌や昼飲みのお供にしたいなと思ってたのですが、材料を揃えるのが面倒くさかったり、時間がなかったりと、なかなか実行に移せなかったのです。

しかし、今年は休みの日をダラダラ過ごさず、有意義な日にしようという目標を立てたので、重い重い腰を上げたのでした。

あと梅酒づくりって何だか「ていねいな暮らし」っていうイメージがありませんか?

生成り色の服を着たやわらかな雰囲気の人が、陽の当たるリビングで、ていねいに梅のヘタをとって、貯蔵瓶に梅と氷砂糖をひとつひとつきれいに詰めていくイメージ。まあ、とんでもない偏見ですが。

フォークとお皿を洗うのが面倒だからという理由で、ケーキをかぶりついて食べるくらいにはズボラなわたしでも、梅酒を通じて、1ミリくらいは「ていねいな暮らし」に近づけたかな、なんて思ってます。

材料を買いに行く

梅酒づくりにづくりには、梅、砂糖、ホワイトリカー、貯蔵瓶、そして竹串が必要だ。

スーパーで必要なものをひと通り揃え、家に帰る途中、写真を撮るんだから少しはていねいな暮らしをしてる風の演出をしておきたいなと、思ったので近所の100円ショップに駆け込み、それっぽい色合いのランチマットを購入。

帰宅し、さっそく材料を並べて、パシャリ。布切れ1枚で古い家のキッチンもオシャレになりますね。

梅酒づくりに取りかかる

貯蔵瓶を熱湯で消毒したあと、梅の下処理に取りかかりました。

ボウルに青々とした梅を移し、水をたっぷりと張り、汚れを落としたあと、梅をひとつずつ丁寧に拭きあげます。水分が付着した状態だと、雑菌が繁殖したり、梅が酒に浸透しにくくなるそうで。

次にヘタを竹串でクリクリしながら取っていきます。ついたまま漬けるとエグみが出るとのことで。ヘタはポロッと簡単に取れました。

すべてネットで得た情報の受け売りです。笑

しかし、この時、あとで後悔するなんて知る由もありませんでした。

梅の下処理が完了し、いよいよ梅酒を作っていきます。
消毒した瓶に、梅と氷砂糖を互い違いに、やさしく敷き詰めます。

梅と氷砂糖を入れたら、ホワイトリカーを注ぎます。

注ぎ終わったら、蓋をします。

漬けたばかりですが、すでに美味しそうに見えますねぇ。それにピクルスみたいでオシャレ…!
そして、梅酒は涼しくて陽の当たらない場所に保存します。
およそ半年後から飲み頃になるそうで、ここで梅酒とはしばしのお別れです。
立派に成長して戻ってこいよと、親心は湧きませんでした。酒なので。

ここまでは良かったのですが、何か忘れてるような…。
そう、梅のアク抜きをすっかり忘れてたのでした。
これはショック。少しエグい味になるだろうな、でも自分で飲むためだけに作ったからまあいいかと、なるようなるさの精神で割り切ることにしました。多分、大丈夫だよね…?
半年後にそれなりに美味しい梅酒ができればそれでいいのです。

まとめ

アク抜きをすっかり忘れてしまいましたが、思った以上に手間暇かからず、作り方を確認しながらでも1時間ぐらいで作ることができました。

冬の美味しいものをアテに梅酒を楽しむ姿を想像したら、あなたも梅酒、作りたくなりませんか?

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