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「とりあえず始める」のススメ

「とりあえず」って、あんまりいい意味の文脈で使われないですよね、やっつけというか思慮が足りないみたいなイメージをわたしは持っていました。「とりあえずビール」って、ビールをバカにすんなよって(笑)。

でもね、「とりあえず始めた」ことを「継続」して、気づいたら「習慣」になってるってことあるんですよ。わたしだけじゃなくてたぶん皆さんにも。わたしは去年から「やってみたいなぁ」と思っていた「アウトドア・ベアフット・ピラティス」をとりあえず始めてみたんです。自分がやったら絶対楽しいし、気持ちがいいので、みんなでやりたいなーと以前から思っていて。

一度やってみたら想像していた以上にみんなが楽しんでくれて、何より自分が楽しくて。そのワクワクは以前noteに残していますので、よかったら読んでみてください。

結局、あまりに楽しかったので、全11回!毎月やりましたよ。時には奥能登から、時には北海道から、時には気仙沼大島からそして東京から。リアルでオンラインでたくさんの人とつながるステキな時間を毎月持ってしまいました。

そう、気づいたら「とりあえず始めた」ことが「習慣」になってた。


なんでもかんでも「とりあえず始めてみて」ってことではなくて、もし「やってみたいなぁ」と気になっていることがあるなら、「とりあえず、始めてみる」というのはどうでしょう?

不安あると思います。わたしも勝手に「公園で集団で裸足になってたら注意されるのかな」「誰も来なかったらどうしよう」とか「やっぱりやめとこ」って思う理由は探そうと思えば、けっこうありました。まぁそれで「やめとこう」と思うくらいなら、その程度ってことですしね。無理してやる必要なんてないわけで。

でもね、やってみたら自分が想像していた以上に楽しかった、嬉しかったっていうのは、始めなかったら見えなかった景色なんですよね。やめたら絶対に見ることがなかった景色。逆もあるかもしれない。思ったよりワクワクしないし、楽しくなかったという始めたからこそ見えた景色。

続けることが苦しければやめればいい。わたしはとりあえず始めたことを習慣にするって素晴らしいよ!っていう話をしたいわけではなく、好きなことや気になることを「とりあえず始めてみる」ってアリだなぁと思うのです。

心理学上も確かありますよね。「行動した後悔」よりも「行動しなかった後悔」の方がずっと残り続けるというやつ。調べてみたら、「行動しなかった」ということは、つまり「何も変わらない」から後悔として残り続けるみたいですね。新しい景色を見ない選択をするのと同じなのかなって。

あ!もし誰かに背中を押してもらいたければ、きっと応援してくれる人に相談してみるといいですよ(笑)。「それって無理じゃない?」ってできない理由を探してる人より、「こうやったらいいのでは?」って「やる」を前提にアイディアや提案をしてくれる人ね。

かの吉田松陰先生もおっしゃっています。

「諸君、狂いたまえ」

と。ちょっと変かもしれないくらいのこと、気にせず始めちゃいましょ。誰かが決めた「普通」なんて気にせず参りましょう。

2021年はずっとやってみたかったnoteを始めたことも、わたしにとっては新たな試みでした。至って普通だけど(笑)。

「スタンディングオベーションは1人の狂気から始まる」誰の言葉か知りませんが、最近好きな言葉です。2022年はもう少し狂ってみようかな。

皆さんのnoteからいつもパワーをもらっているように、わたしも少しばかりのパワーをお渡しできていたら嬉しいです。また来年こちらでお会いしましょう。よいお年を。

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