見出し画像

【発達凸凹、引きこもり、精神疾患】不登校はあらゆることから親自身も自立をする時(後半)。


3人の我が子が揃って発達凸凹、不登校、引きこもり、うつや自傷行為、拒食に過食、癇癪、感覚過敏などの精神疾患(症状)で荒れる日々を送ってきた
2010〜2016年までの6年間の我が家の様子を綴った物語が、2023年1月に書籍となり、出版させて頂きました。
外の世界で生きることに適応していけなくなったあの日から
心の世界を向いて生きてきた親子の物語です。ぜひ読んでくださいね😊✨


前半からの続きです👆✨

長女はなちゃんが小学6年の夏休み明けから、行き渋りが始まり、運動会が終わった10月頃には完全に学校へ行けなくなり、身体も心も日に日に壊れていったあの時期。

不登校になってすぐ、小学校で勧められた校区内の教育相談のカウンセリングを受けに通っていたのですが、

「不登校は親子関係に原因があることが多い」

とカウンセラーから言われ、わたし自身もそこに原因があったと思っていたので、これまでの子育てを振り返り、夫婦関係を見直し、反省する部分をひたすら見つけ出し、さらにはわたしが育った環境、、わたしと親や姉妹の関係で受け続けてきたものなども振り返る作業をしていったわけですが、これを深掘りして突き詰めていけばいくほど、感謝も湧くけど嫌だった事も色々思い出して余計に精神的な沼に入り込み、モヤモヤ、モヤモヤ…。

そんな中でのこの時期に、不登校について書かれてある本も何冊か読んでいたのですが、その中の一冊に、

【子どもの不登校は親自身も色々なものから自立をする時】

といった内容の事が書かれてある本があり、
(著書名、著者名は覚えてないのですが…🙇💦)

★これまでの他人の感情や社会の目からの自立。
★夫、親との関係性の中で、感情的なものから離れて自分で感情の処理をし、安易に助けを求めず、自分の課題として取り組んでいけることでの自立。

と、このようなことが書かれてあったこの文章に触れた時、わたしの心に深い納得を感じて、そしてこれを機に、混乱し迷走していた心の中から少しずつ、この状況と向き合っていくことへの基盤、決意みたいなものが定まっていったのを覚えています。

なのでもうここからは過去の事を巡らすのは置いといて、今、自分はどうするのかを自分に問いて決めていく事と、娘の“今”に対応していくことに意識を向けていくことにしました。

人はよく、“相談しにいくこと“を勧め、もっと人を頼って周りを巻き込んでいけば良いという事をアドバイスとして言いますが、これはこれでこうしなければならないものでもなく、当事者やその家族がやりやすい方法や形でやっていけばいいとわたしは思っています。

そして早くどうにかしようと外側の情報や人に頼り過ぎてしまうことで、目の前の人が見えなくなってしまうことや、その子が元々備わってる自分で解決していける力や回復していくのに必要な時間を奪い取ってかき乱してしまう事にもなるように思います。

特に精神の病がある場合、時間や年数がかかることも多く、行ったり来たりの繰り返しが波のように訪れながらゆっくり上がっていくので、どの時間もどの状況も、大事なプロセスのようにわたしは思います。

そして、その人にとって必要な情報や人との出会いというのも、ちゃんと必要な時に出会うように出来ていて、その流れの中で展開していくのだと、そう実感しています。

それでは…!
また次回に🌻✨✨

国立ともこ。

(コアラのマーチで奇跡が‼️わたしの名前と次男たろの名前が立て続けに出てきてびっくりしました😳✨✨)


サンキューソーマッチ😊