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【発達凸凹、引きこもり、精神疾患】不登校はあらゆることから親自身も自立をする時(前半)。


3人の我が子が揃って発達凸凹、不登校、引きこもり、うつや自傷行為、拒食に過食、癇癪、感覚過敏などの精神疾患(症状)で荒れる日々を送ってきた
2010〜2016年までの6年間の我が家の様子を綴った物語が、2023年1月に書籍となり、出版させて頂きました。
外の世界で生きることに適応していけなくなったあの日から
心の世界を向いて生きてきた親子の物語です。ぜひ読んでくださいね😊✨✨


長女はなちゃんが不登校になったのが2010年、今から14年前。

小学6年生の夏休み明けから行き渋りが始まり、運動会が終わった10月には完全に学校には行けなくなりました。

頭痛、ひどい肩こり、強い腹痛…と言った身体の不調と共に、物欲などの欲求が激しくなる、深夜のトイレで泣き叫ぶ、癇癪を起こす、自傷行為が始まる、赤ちゃんの時の写真や学校からの手紙、自分の学習机などをカッターでめちゃくちゃに切り裂くなどの精神的な混乱や心の叫び、痛みから起きているような行動が始まりました。

この時、小児科には連れて行ったものの、ここで診てもらうのは違う感じがして、年明けに初めて精神科のクリニックに検査に行き、発達検査を受けることになったわけですが、わたし的にはこの精神科で診断を受けるまでの約半年が本当にキツい時間を過ごしたなと、そういう記憶があります。

この時期に書いていた自分の日記には、

「いつまで続くのかこの状態…
 つらいなぁ、しんどいなぁ、やりきれないな
ぁ、苦しいなぁ…
 どうにもできない、まったくあの子の心をひらけない、受け入れない
 完全に自分のバリアができて、何を言っても自分の考えを変えない、響かない、そんな状況…
 感受性が人一倍強いから、自分の意思や気持ちよりも相手ばかりを気にして行動してきたはなちゃん。
 今、そんな人の思惑で自分を動かされてるのが嫌になってきてのSOSなのかな…
 時期がきたら、自分なりに納得して受け入れて、自分のやり方を見つけて、歩み出せるようになるのかなぁ…
 先が見えない、状況が変わらない、時間に耐える今が本当につらいです。
 はなちゃんの腹痛、何とかならないかなぁ
 今は頭の中でごちゃごちゃ考えずにあの子を見る、あの子の心を見ること」

こんなことが書いていました。

この時期に書いていた日記には他にも、はなちゃんの幼少期からさかのぼって、はなちゃんの気質や育ちを振り返り、わたしがどんな子育てをしてきて、何が、どこがいけなかったのか、そしてこの状況が起きていることを何とか自分なりに受け入れ、納得させるために、頭の中や心を整理するような内容のものを色々と書き綴っていました。

この急な娘の状況に困惑しながらも対応し、何とか受け入れ支えようとする親のわたしと、精神的な病みを発症してしまい、それを毎日ダイレクトに受けている娘のはなちゃん。

2人一緒に、奈落の底にある地獄に突き落とされてしまったようでした…。
(奈落の底=いちど落ちたら二度と浮かび上がることができない所🔥👹🔥)

後半に続く。

(こういうレトロなゲームにワクワクする「子どもおばさん」はこのわたしです。恥ずかしいけど真剣に勝負したい!💪✨✨)


サンキューソーマッチ😊