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【ADHD母さん】春のつぶやき。

3人の我が子が揃って発達凸凹、不登校、引きこもり、うつや自傷行為、拒食に過食、癇癪、感覚過敏などの精神疾患(症状)で荒れる日々を送ってきた
2010〜2016年までの6年間の我が家の様子を綴った物語が、2023年1月に書籍となり、出版させて頂きました。
外の世界で生きることに適応していけなくなったあの日から
心の世界を向いて生きてきた親子の物語です。ぜひ読んでくださいね😊✨


桜が咲いている時期って、本当にあっという間ですよね〜。

毎年桜が咲くこの季節になると、家の近所に咲く桜の通り道を散歩がてら歩き、夜はまたこの桜の通り道で夜桜散歩をするのが恒例となっております🌸✨

子どもたちが不登校だったあの時代も、わたしは新年度が始まるこの時期、この季節が結構楽しみで、次の学年に上がることの喜びも感じていたし、今年お世話になる新しい担任の先生との出会いも楽しみでした。

そして年々、あの頃の私たち家族が置かれていた状況やあの時の日常の記憶が、過去のものになっているのを感じます。

それこそ未だに完結はしてないものの、まるで一つの家族の物語を、家族4人で創り出してきたような…そんな記憶として残っている感じです。

不思議な感覚なんですが、あの頃のわたしは、見えない何かにずっと守られていたような、そして導いてもらってきたと感じる感覚があって、そうでなければ、あの状況をこなしていくのは、精神的にも肉体的にも絶対に無理だったと思います。

自分でも分からないエネルギーがありました。

もちろん福祉の制度、精神科の主治医の先生やカウンセラー、実家の両親、身内、学校の先生たちの存在や助けは当然力になりましたが、家という閉ざされた密室の中で、精神的に荒れる子どもの日常に関わり、昼も夜も関係なく起こる癇癪や衝動的な行動への対応をしてきたのは母親のわたしであって、わたししかできない事だったわけです。

わたしは本来ストレスや刺激にもろい人間で、自己価値も低く、こんな状況を生きていける強い人間ではなく、

特に若い頃は自分の存在価値が分からず、無価値さを感じるとよく、やけを起こしていました。

子どもの時から継続して何かを続けることができない性分で、勉強の積み上げもできない、習い事も続かない…
大人になっても転職は多いし、わたしの人生で唯一、続けてこれたものは母親業ぐらいです。

そんなわたしが、ここまで子どもたちと生きてこれたことが、本当に不思議なんです。

まだまだ家庭内では色々なことが起こりますが、子どもたちの姿をこうして見ることができて、会話ができて、触れることができる。

未来を考えると最悪の悪い想像ばかりが浮かんでしまうけど、あの頃から振り返ってみると、子どもたちとの日常はどんどん楽になってきてるのは確かなので、2024年度も自分にとって大切なものの優先順位を守りながら、自分の人生に思い出が残せる時間を過ごしていきたいと思います😊

(次男たろ(17歳)との愉快なツーショット😄)

サンキューソーマッチ😊