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子どもが不登校になると引っ越したい…けど引っ越せなかったお話し。


3人の我が子が揃って発達凸凹、不登校、引きこもり、うつや自傷行為、拒食に過食、癇癪、感覚過敏などの精神疾患(症状)で荒れる日々を送ってきた
2010〜2016年までの6年間の我が家の様子を綴った物語が、2023年1月に書籍となり、出版させて頂きました。
外の世界で生きることに適応していけなくなったあの日から
心の世界を向いて生きてきた親子の物語です。ぜひ読んでくださいね😊✨


子どもの不登校の理由や子どもの心身の状況にもよると思いますが、子どもが不登校になると引っ越して学校や住まいといった環境を変える事を考えます。

私は最初に長女のはなが不登校になった6年生の時に引っ越しを考えました。
自宅が学校から近い事もあり、学校のチャイムの音や掃除の時に流れる音楽が聞こえてくるので、学校を感じるものが家の中まで入ってくる状況が辛そうだったという事や、同級生に会うのが嫌で外に出れない娘の辛さも分かるので、引っ越し先を探す為に不動産屋さんに何度か足を運んでました。

ところがですよ、続いて弟じろやたろまでもが集団生活に不適応を起こすようになり、この2人の精神科クリニックでの検査や通院が始まり、学校との連絡相談が増え、加えて旦那さんとも色々あって離婚する事になってしまい、私ひとりでやっていかなくてはいけない状況となった事や、じろは学校は嫌でも友達がいたので転校は嫌がったという事、たろがこれ以上の環境の変化(離婚や小学校入学)を与えない方が良いと感じて、結局この家に留まることにしました。

なので最初の頃は、この私たちの状況が近所からどういった目で見られてるのかとか、同級生のお母さんに会いたくないとか思ってビクビクしてました。
(子どもたちのこと聞かれたくないし話したくないし、どうせ興味本意で聞いてるんやろ!って思ってたので…😑)


でもやっぱり、子どもたちの不登校や引きこもりって私が話さなくても、近所の同級生のママが人に話したり、当然同じ学校の人たちは知っているので、そこから話しや噂は勝手に広がっていくんですよね〜

じろが中学生の時の話しですが、昔保育園で一緒だったじろの友達のお母さんとスーパーでばったり会った時、
(小学校の校区が違うので小学校は離れた友達です🏫)
「不登校(じろが)になってる事を聞いたよー」と言われました。

「何で違う校区の人にも伝わってんの…」

「誰だー!言いふらした奴はー😤✊💢」


と一瞬めちゃくちゃ腹が立ったけど、私もたろが小学校の時に仲良くしてくれた3つ上のお兄ちゃんが中学校で不登校になったのをどこからか聞いたし、やっぱり良い事もそうじゃない事も人の噂って風のように吹いているものだと思いました。

いや〜本当にここでよくやってきたな私…
そして近所の同級生やそのお母さんと会うたびにものすごく精神にダメージ受けていたはなちゃんも本当にここでよく頑張ってきたよ…

はなちゃんはひとり暮らしの為に、近所ではあるけれど一昨年やっとこの家から出る事ができたのですが、あれだけずっとここに住み続けている事で嫌な思いをして、昔の事がフラッシュバックしてって精神にかなりの苦痛を感じてきたので、ひとり暮らしをしたらこっちにはあまり戻って来ないだろうな〜と思ってたらしょっちゅうこの家に帰って来るという…😅

さぁ、年が明けて冬休みも終わり、学校生活をしている人たちは3学期ですね。

私が小学生の時、
「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る…という言葉通り、この3学期はあっという間に終わっていきます。」

と担任の先生が話してくれたこの言葉が何故か印象に残っていて、大人になってもこの時期が来るといつもこの言葉を思い出します。

春から夏も早いし、お盆過ぎたら年の暮れまであっという間だし、本当に時間の流れを感じる感覚が年々早くなってる…なんか寂しいな〜

ではこれで…☺️👋

サンキューソーマッチ😊