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ホテルデザイン視察_part3

part2からの続編でpart3で完結編となります。

前回までで下記のホテルをリポートしました。

  1. ヒルトンニセコビレッジ

  2. 坐忘林

  3. SHIGUCHI/SOMOZA

  4. KABA niseko

  5. パークハイアット ニセコHANAZONO

  6. ニセコ昆布温泉 鶴雅別荘 杢の抄

  7. 東山ニセコビレッジ リッツ・カールトン・リザーブ

  8. SETSU NISEKO


今回は下記のホテルを紹介します。

9.SANSUI NISEKO
10.AYA NISEKO
11.ANDARU COLLECTION NISEKO
12.界ポロト(番外編)


9・SANSUI NISEKO

2022年11月開業の山翠ニセコはニセコの中心地にありながら、自然に囲まれた隠れ家のようなライフスタイルホテルです。建築は、数々の受賞歴がある日本人建築家、中山眞琴氏によって設計されました。ホテルのデザインは日本の伝統的な建築様式に基づいて、自然のまま切り出された美しい木材、コンクリート、天然素材を使用し、白、黒、グレーの落ち着いた色調がすべてをまとめあげられたシンプルな空間でした。


10・AYA NISEKO

2016年開業のホテル
現代日本のデザインと圧巻の眺望とワイドな空間でニセコの大自然がおりなす四季、日本百名山に選定される羊蹄山を一望できる最高のロケーションのホテル。
ニセコヒラフ地区の中心に立地し、温泉大浴場、ジム、マッサージ店などを完備しているホテル型コンドミニアム。
日本の伝統的な織りである綾織りが建物全体のコンセプトであり、そのコンセプトを踏襲しながらさりげなく和を感じられる空間になっている。
設計・監理はISAアーキテクツ


11・ANDARU COLLECTION NISEKO

2022年開業
ANDARU COLLECTION NISEKO(アンダルコレクションニセコ)は、ニセコの山々に囲まれた、豊かな自然が広がるエリアにあります。約9,200㎡の広大な敷地内に佇む、わずか6棟のスイートヴィラグランピング。
木の温かみと自然を感じる優しい空間で、大きな窓からは美しい白樺の森を眺めます。
ニセコの大自然を優雅に満喫できる特徴的なデザインの造形美。全棟が1棟貸切タイプ。2階のリビングスペースから1階のベッドルームから自然を五感で感じながら、ゆったりとした至福のひとときを過ごせる。
設計:クリソウ,KaiDesign,松岡佑樹建築設計事務所

クラブハウス
クラブハウス
レストラン
ヴィラ
クラブハウス・レストラン
ヴィラ内部
ヴィラ内部

12・界ポロト

ニセコとは違いますが帰り際に寄ったホテルを紹介します。
「界 ポロト」は星野リゾートが全国に展開する温泉旅館ブランド「界」の
19施設目の施設として2022年1月14日に北海道白老町に開業しました。
界 ポロトの位置するポロト湖畔は、四季折々に色づく景色をたのしむことができ、多くの野鳥が生息する北海道の天然林に囲まれています。設計は、
アイヌ文化を尊重し、異なる民族との共生を体験できるよう建築家・中村拓志(ひろし)氏が担当。敷地内にポロト湖を大胆に引き込み、施設のどこにいてもポロト湖を身近に感じることができます。建物は、アイヌ文化伝承の地として維持されてきたポロトコタンから着想を得ているそうです。
「The Hotel Awards: the world’s 42 best hotels in 2022」とは、「National Geographic」から旅に特化する形で派生し、イギリスで出版されている「National Geographic Traveler」の中で、年に1度、トラベルライターやエディターによって選考される賞です。この度、シティホテルや持続可能なホテルなど14のカテゴリーから、建築家やインテリアの専門家が考案した最も印象的な宿泊体験があるホテルとして界 ポロトは、Best Design賞に選ばれました。

特徴的な建物
客室


さいごに

今回、様々なホテルを視察し、今回、宿泊までは出来ずだったので残念でしたが、それぞれのホテルのサービス・クオリティ・空間デザインの部分でさわりだけでも感じれた事は非常に良い経験と為になりました。
良いインプットが出来たので今後の仕事にアウトプットしていけるように活かしていきたいと思います。

今回、ニセコエリアのホテルを視察し、ニセコのエリアの現状を知り、ここまで外国人が訪れる場所になり、街が変化している事に驚きました。もう街自体が外国人向けに作られ今回見たホテルも外資系のホテルばかりで世間の見え方としては外国資本が入り、外国人が日本の領土を買っているという見え方になるのでしょうが今回、実際に足を運んでみた時にあくまで僕自身の意見ですが少し印象は変わりました。
ニセコには世界に誇れる自然環境・文化がある事を残念な事に日本人が当たり前の風景すぎて気が付かず外国人が先にその事に気づき色々と開拓していっただけではないか…
2030年に新幹線が開通する事も一つの大きな要因にもなっており、今後さらにこのエリアは変わっていくのだと思います。現に建設中のホテルありました。ニセコに限らず日本にはまだまだ自然・文化・食の部分で素晴らしい場所はたくさんあります。ウエルネスを求める富裕層を世界から日本のローカルに招き、地方創生まちづくりを行う事が今後、日本という国をもう一度立ち上がらせる起爆剤になると思います。私達、日本人が日本の良さを発信していかないといけない危機感は感じたので微力ながらSNSやnoteで発信していきたいと思います。

part3までの長いレポートになりましたが最後まで読んで頂き、ありがとうございます!

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