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開かれた扉8 理不尽

仕事を辞め自宅で絶対安静状態のA。お腹の子を愛おしく、母親になる自覚が出てきた。双子として産みたかった、と後悔が出てくる。でも二人で一人のこの子、私のところに来てくれたこの子、愛おしくて、まだ大きくもなっていないお腹を優しくさすり、穏やかな気持ちを保つこと、この子、を授かったことに神様に感謝!と思い過ごしていた。

のもつかの間、

Bから、電話「お前さ、Y君とラブホに入ってなんにもなかったって言い切れるのか?」
「証拠は?」「Yとやってるだろ?」電話で顔が見えない状態で、怒涛の怒り責が始まった。

Aは「何も無かった、全て話したよね。Bが初めての人だったってわかってるでしょ。」

B「バージンだのいって、お前血がでなかったよな。」

さて、みなさん、バージン、初めての性行為で女性は必ずシーツに血が残るほど出血しますか?映画ではそうゆうシーンがありますね。

AとBの場合は痛くて挿入に至らず、回を重ねて挿入に達しています。足が、ガリマタになるほど最初の挿入成功?(半分も入っていない)は痛かった。その時トイレで用を足した時トイレットペーパーに出血の混じった体液がついていた。

B「お前俺以外の男とやってるな」
A「なんで、初めてだって言ったし、わかってるでしょ。」
何度話してもBの尋問は繰り返し続き、Aの気持ちはブラックホール衝突、闇の世界、理不尽の言葉の意味を表すためのに起きたできごとか?ああ、無情、レ・ミゼラブルってこれ?苦しさをどうにも表現しようがない苦悩に直面。タイムマシーンがあれば、体液とかで調べられないのか?真剣に考えた。

毎日電話尋問がはじまった。

続く

どうか今日も明日も素敵な一日を🙂

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