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【恐怖】学校生活が子ども心を浸食するワケ

私には大失敗した経験があります。
発達障害やグレーゾーンのお子さんと接するときに、全く意識できていないことがありました。

それは学校生活が子どもに与える影響についてです。

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その子にもよりますが、ほとんどのお子さんが色々な顔を持っています。
・家族との時間
・学校の時間
・習い事や塾の時間
・友達の時間
その時の心理状態によって、「こころ」に与える影響はとても大きいものになります。

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《当たり前だけど忘れがち》

大前提に学生にとっては学校生活が生活の基盤になっています。
その上に、習い事や友達や家族との時間が成り立っています。

学校生活の恐ろしい部分としては、お子さんの本来の性格や考え方に大きく影響し、浸食していくことです。

ある日、都内フードコートでの会話が聞こえてきた時のママさん同士の会話
ママA
「うちの子ねー、この前「お前」って言ってビックリしたのよ」
ママB
「えー。ビックリするね」
ママA
「誰がそんな言葉使ってたの?って聞いたら、○○くんって言ってたんだけど、困るわよね」

確かに親がいくら言葉や所作に気をつけていても、幼稚園や学校での影響(特に先生やお友達)はかなり大きいな!と、感じました。

発達障害やグレーゾーンの特性を持つ子なら尚更影響が大きいです。

小学校に上がる前は、明るく元気な子だったのにだんだん自信をなくして前に出ることを嫌がる様になった。など色々なマイナスな変化が起きやすくなります。
ほとんどの場合が、周りから言われた言葉や態度がそうさせてしまいます。

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《親が出来ること》

親御さんが出来ることは環境作りです。
・学校選び
・頑張りすぎない仕組み作り
・どうすればお子さんのストレスが減るか

【学校選び】
これは足を運んでみることが一番です。
口コミも大切ですが、一番は見学に行くことをオススメします。
実際の空気感や、その時に対応してくださった先生の印象ってすごく大切です。

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他にも下駄箱や教室のロッカーなどが乱雑な学校は、風紀が乱れています。
私学を検討する場合は、ICT教育を取り入れている学校を探すのも1つです。


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【頑張りすぎない仕組み作り】
発達障害やグレーゾーンの特性として、切替が苦手な子も多いです。
・場所ごとにやることを限定する
・帰ってからの順番を決める
・ストレスを溜めない様に解消法を決めておく
この項目について決めておくこともすごく大切です。

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参考:SPELLの原則(イギリス自閉症協会)Structure/Positive/Emphasis/Low arousal/Links

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【どうすればお子さんのストレスが減るか】
批判を浴びそうですが、「頑張りすぎなくてもいいんだよ」
きっと頑張って、「こころ」が辛くなっている状況のお子さんにはこの言葉が必要だと考えます。
そして抱きしめてあげて欲しいです。
どんな言葉より一番伝わるはずです。
周りから頑張っていないとかやる気がない様に見えるだけで、本当はがんばろうと思っているはずです。
顕在化しにくい子も多いので、お子さんを信じて時にはそんな言葉を贈って欲しいです。

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《まとめ》

子どもにとって良い影響も悪い影響もある場所が学校です。
学校の先生に文句を言っても、抜本が解決することはありません。

素敵な言葉・傷ついた言葉など、一生残ります

私も以前、中学校の恩師に叱られた言葉は今でも覚えています。

お子さんが受けた影響をリセットすることは出来ないので、のびのび育つ環境を作って欲しいです

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これからもどんどん更新していきます。

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