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DJ、コンサルや販売の仕事を経て現在はライターとして活動。「Yahoo!ニュース エキスパート」にて子育て関連の記事を執筆中。https://creators.yahoo.co.jp/piggumama

マガジン

  • 短編小説『ある日突然もう一人の妻が現れたら...』

    初めて書いた小説です。ただの不倫の話とは一味違う!?実体験ではなく、フィクションです。

最近の記事

子育て中に自分らしくご機嫌でいる方法5選

子育てをしていると、自分を優先することはなかなか難しいですよね。 特に子どもが小さいと、常に目が離せず、自分のことは後回しにしがちなんてことも多いかと思います。 子どもの機嫌をとることも大事かもしれませんが、自分の機嫌も上手にとりたいもの。 チャイルドコーチングアドバイザーの資格を持ち、一児の母である筆者が実践している「自分らしくご機嫌でいる方法」を5つご紹介します。 自分だけの時間を持つ 1日の中で15分だけでも「自分だけの時間」が持てると嬉しいですよね。 この

    • チャイルドコーチングアドバイザーが実践する #子育て中のモヤモヤの晴らしかた5選

      子育てをしていると、思い通りにいかないことってたくさんありますよね。 子どもに対してイライラし、きつくあたってしまう。そして、そんな自分が嫌で落ち込む。 パートナーや家族の協力や理解がなく、モヤモヤすることもあるでしょう。 また独身のときとは違い、子どもを育ててみて初めて社会に対して生まれる感情もあるかと思います。 チャイルドコーチングアドバイザーの資格を持つ筆者が、私流の子育て中のモヤモヤの晴らしかたをご紹介します。 1. 指示命令をしない 子どもに対して「〇〇

      • 子育て世帯必見!忙しさを楽しさに変える時短術

        夏休みも始まり、早くも家での過ごしかたに頭を抱えている親御さんも多いのではないでしょうか。用意する食事や飲み物の量も増え、1日中家事と子どもの相手に追われがちな夏休み。手を抜けるところは抜き、有意義な夏休みを過ごしてみては? 今回は、1児の母でありチャイルドコーチングアドバイザーの資格を持つ私が実践している、忙しさを楽しさに変える時短術をご紹介したいと思います! 家事を頑張る目的をつくる まず最初に、家族それぞれに1日でやらなきゃいけない家事を割り振ります。例えば、洗濯

        • ある日突然もう一人の妻が現れたら・・・(15)

          実家に戻り、みんなで夕飯を食べた。 「じぃじ、ばぁば、ごちそうさまでした〜!」 久しぶりの実家での食事、やっぱり母の手料理は美味しい。 娘は初めてのお泊まりに少し緊張気味だった。 「ママ、ねれないよ〜。パパはきょうこないの?」 「お父さんは来ないけど、お母さんがいるから大丈夫だよ。」 「うん。みんなでいっしょにねんねしようねー。」と言って、 娘は人形を抱きしめた。 「ママ、ギューして。」 「はい、ギューッ。」と娘を抱きしめた。 背中をトントンして、羊を一緒に数えた。 娘

        子育て中に自分らしくご機嫌でいる方法5選

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        • 短編小説『ある日突然もう一人の妻が現れたら...』
          15本

        記事

          ある日突然もう一人の妻が現れたら・・・(14)

          元同僚のユカと会うのは久しぶりだった。 貿易会社で働いていたときは、朝から晩まで週5日どころか毎日会うときも あった。 ユカは私の唯一の同期だった。 他にもいたが、ほとんどが辞めてしまった。 ユカとは新入社員の頃からずっと切磋琢磨して働いてきた。 入社した当初からサバサバしていて、かっこいい女子だなと思っていた。 ショートヘアにパンツスーツで颯爽と歩く姿は、まさにキャリアウーマンという感じだ。 私とユカは正反対のタイプだ。いつしか、こういう女性になりたいと思い 私は憧れて

          ある日突然もう一人の妻が現れたら・・・(14)

          ある日突然もう一人の妻が現れたら・・・(13)

          元同僚の離婚も気がかりだが、一人になると自分の家庭の問題のことで 頭がいっぱいだった。 知りたくなかったはずなのに、夫とあの女との接点が気になって仕方が ない。 仕事で女性と関わることはあまり考えられない、ボランティアの空手道場に 来ている女性は生徒の母親だ。 夫は男子校出身で人見知りだから、女友達もいなかった。 見たくはなかったが、夫のSNSをチェックすることにした。 夫も私もSNSはほとんど更新することはなかった。 出会った当初はSNSのメッセージ機能を利用していたが

          ある日突然もう一人の妻が現れたら・・・(13)

          ある日突然もう一人の妻が現れたら・・・(12)

          保育園の近くには河川敷がある。 春だからか、つくしやたんぽぽが咲いていた。 ちょうちょも飛んでいた。 「ママ、パパのことおこってるの?」 やっぱり娘は気がついていた。もう正直に話すしかないのだろうか。 「うん。」 「パパはごめんなさいした?エミはケンカしたら、ごめんなさいするよ。」「……。」思わず言葉に詰まる。 「そうだよね。でも大人になると許せないこともあるんだ。」 「なんで?エミはごめんなさいしたら、ゆるしてあげるよ。」 「……。」また言葉に詰まる。なんて答えていい

          ある日突然もう一人の妻が現れたら・・・(12)

          ある日突然もう一人の妻が現れたら・・・(11)

          泣き疲れて気づいたら目を瞑っていた。 朝が来るのが怖かった。 あの人たちには早く出て行ってもらわないと。 夫は寝室に戻ってきていた。 眠れそうにないから、トイレに行くことにした。 廊下へのドアを開ける。 玄関には自分のものではない女性用の靴と、男の子のスニーカーが置いてあった。 トイレでまたしても考える。 あの女はそもそも何者なのか、どういう経緯で夫と出会ったのだろうか。 知りたくもないが、次から次へと頭をよぎる。 私の何がいけなかったのか。 夫は一体なにを考えているの

          ある日突然もう一人の妻が現れたら・・・(11)

          ある日突然もう一人の妻が現れたら・・・(10)

          目を覚ますと、私は布団の上にいた。 やっぱり、これは悪い夢だったのかと胸を撫で下ろす。 隣には娘が寝ている。 だが、夫はいない。トイレでも行っているのだろうか。 喉がカラカラだ。とりあえず、水でも飲みたい。 寝室を出て、リビングを抜け、冷蔵庫の扉を開ける。 コップに水を注ぎ、一気に飲み干す。 「フニャー」遠くで赤ちゃんの泣き声が聞こえる。 これは幻聴なのか、それとも・・・ 廊下へ繋がる扉を開けたら、泣き声が大きくなった。 あれは、悪夢ではなかった。現実だったのだ。 玄

          ある日突然もう一人の妻が現れたら・・・(10)

          ある日突然もう一人の妻が現れたら・・・(9)

          気がつけば年も明け、あっという間に春になろうとしていた。 3月でもまだ夜は寒い。 新学期や新生活に向けて、世間でも希望と不安が入り混じる時期だ。 「進級すると、上履きとか用意するものも増えるのか。」 私は、保育園からの便りを見てそう呟いた。 「しんきゅうってなーに?」 「お姉さんになるってことだよ〜」 「もうエミ、おねえさんだよ?」 「そうだね。保育園のお友達も一緒にお兄さん、お姉さんになるんだよ。」 娘は変わらず、クリスマスにもらった人形を大切にしている。 「アキちゃ

          ある日突然もう一人の妻が現れたら・・・(9)

          #勉強を始めたての人の習慣化のコツ

          今年ももう半分が過ぎてしまいました。7月になり、本格的に暑くなってきましたよね。外に出るのも億劫だという人も多いのでは。 そんな暑い季節にこそ、涼しい室内で新たな勉強を始めてみてはいかかでしょうか。そこで今回は、チャイルドコーチングアドバイザーの資格を持つ私が実践していた、資格を取得するまでの勉強法のコツをご紹介したいと思います!勉強以外にも、新しいことを習慣化したい人にも役立つ情報かもしれませんよ。 勉強は習慣化が大事! まず勉強を始める前に、スケジュールを決めましょ

          #勉強を始めたての人の習慣化のコツ

          ある日突然もう一人の妻が現れたら・・・(8)

          クリスマスの朝、娘は目を覚ましてすぐに枕の側に置かれたプレゼントに 気がついた。 「わーい!!!サンタさんきてくれたよ!」 「良かったね!」 「どんなプレゼントかな!?」 「開けて、見てみれば?」 娘が袋に結んであるリボンを引っ張ると、袋の口から人形の箱が見えた。 「えー!!!このおんなのこ、かわいい!」と娘は目を輝かせて喜んだ。 「みて!パパ、ママ!かわいいおんなのこだよ!」 「本当だ!良かったね。」 娘は朝ごはんを食べるのも忘れ、人形のお世話に夢中になって遊んでいた

          ある日突然もう一人の妻が現れたら・・・(8)

          ある日突然もう一人の妻が現れたら...(7)

          今日はクリスマスイブ。 娘が一年間で誕生日の次に楽しみにしている日だ。 娘の希望のプレゼントは贈れないけど、娘の喜ぶ顔が早く見たい。 パートの帰りにおもちゃ売り場で、赤ちゃんのお世話ができる人形を 選んだ。 髪を濡らすと色が変わる人形だ。 私も子どものとき、よくこの人形で遊んだ。 クリスマスプレゼント用のラッピングをしてもらい、それをリュックの 中に隠した。 今日の夜、娘が寝たらプレゼントを枕元に置く予定だ。 それまでは、この人形の存在を知られてはいけない。 保育園に迎

          ある日突然もう一人の妻が現れたら...(7)

          ある日突然もう一人の妻が現れたら・・・(6)

          「ひつじが86ぴき…」 娘は羊を数えながら、夢の中へ落ちていった。 娘の寝顔はまるで天使のようだ。 この寝顔を見ると、今日も一日頑張ってよかったなと思う。 私たちは家族3人、同じ部屋で寝ている。 和室に布団を川の字に敷いて。 娘は川の字の真ん中で寝ている。 娘の「スー、スー…」という寝息を確認し、夫も娘の寝顔を覗く。 「サンタさんのプレゼント、何がいいって?」 私は戸惑いつつも、夫に正直に話すことにした。 「あかちゃんだって。妹でも弟でもいいですって言ってたよ。」 夫が

          ある日突然もう一人の妻が現れたら・・・(6)

          ある日突然もう一人の妻が現れたら・・・(5)

          「12月…もう今年も終わりか〜。」 カレンダーを見て、私はそう呟いた。 「ママ〜。12がつって、サンタさんがくるひ?」 娘は前まで私のことを『お母さん』と呼んでいた。 保育園では周りはみんな『パパ、ママ』と呼ぶらしい。 娘も子どもなりに、保育園に馴染もうと頑張っているようだ。 「そうだね、サンタさんにお手紙書かなくちゃね!」 「なに、おねがいしようかな〜?」 「お母さん、お手紙用意してくるね!」 そう言って、便箋を取ってきた。 シンプルな白い紙に、花びらが舞っている。

          ある日突然もう一人の妻が現れたら・・・(5)

          ある日突然もう一人の妻が現れたら・・・(4)

          2030年… 日本は異次元の少子化対策として、さまざまな子育て支援政策を行った。 しかし、子育て世帯は期待するほど増えず、少子高齢化時代に突入した。 異次元の政策の最後の砦として、一夫多妻制の導入が検討された。 子孫を残したい男性と、子どもだけがほしいという女性が興味をしめすこともあったが、既婚者からしてみればとても現実的ではない政策だった。 反対の声がほとんどだった。 一度ニュースになった際に、「こんなの想像できないよね。」と話すと、 「うん、考えられないな。」と夫は言

          ある日突然もう一人の妻が現れたら・・・(4)