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子育て世帯必見!忙しさを楽しさに変える時短術

夏休みも始まり、早くも家での過ごしかたに頭を抱えている親御さんも多いのではないでしょうか。用意する食事や飲み物の量も増え、1日中家事と子どもの相手に追われがちな夏休み。手を抜けるところは抜き、有意義な夏休みを過ごしてみては?

今回は、1児の母でありチャイルドコーチングアドバイザーの資格を持つ私が実践している、忙しさを楽しさに変える時短術をご紹介したいと思います!


家事を頑張る目的をつくる

photo:pixabay

まず最初に、家族それぞれに1日でやらなきゃいけない家事を割り振ります。例えば、洗濯・料理はママ、洗い物・掃除はパパ、部屋の片付け・配膳は子どもなどと全員が同じ数の家事をこなせるように担当を決めます。自分の担当の家事が終わったら、各自好きに過ごしていいということにします。

各自が自由に過ごせる時間を確保することで、その目的のために家事を早く済ませてしまおうという気持ちになります。多少いい加減だなと思ったとしても、汚れが落ちてればいいかと各自のやりかたに干渉しないことも大切。洗濯の干しかたや食器の洗いかたなどにこだわりがある場合は、他の家事をパパにお願いしたり、子どもの相手を頼んでもよいでしょう。

1人で頑張らずに、家事は全員で平等にやろうというスタンスが大事かと思います。細かいことは気にせず、各自に任せることで家事の負担を減らしましょう。全員で家事をする時間と自由時間のメリハリがあるといいですね。

ゲーム感覚を取り入れながら家事をする

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子育てのしかたに正解はないですが、子育てのゴールは子どもの自立です。親元を離れ生活していくためには、自立してもらわないといけません。そのために私たち親は、日々できる限りのサポートをしていることと思います。

わが家では、洗濯物を洗濯機で洗う・洗濯物を干す・洗濯物を部屋に取り込むまでは私がやっています。しかし、洗濯物を畳む・収納にしまうは各自に任せています。子どもが幼いときからちょっとずつやらせてみて、『自分の身支度は自分でやる』を習慣づける。それが自立への第一歩だと思います。

「前よりキレイに畳めるようになったね!」などとモチベーションを保ち、やる気がないときは「少し手伝おうか?」などとサポートする姿勢で。慣れてきたら、どっちが早く畳めるか競争してみても、楽しいかも知れません。先に畳み終わったほうが、好きなお菓子を選べるなどとゲーム感覚でさらに景品があると頑張れそうですよね。

献立を家族で考える

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夏休みになると、毎日3食の献立を考えるのが苦で仕方がないという親御さんも多いかと思います。私も献立を考えるのが家事の中で1番苦手でした。
いろいろと試行錯誤をして辿りついたのは、ジャンルを決めてあとは家族でメニューを考える方法です。

朝食は、ご飯と味噌汁に漬物のセットで、ご飯にかけるおかず(納豆、卵、ふりかけなど)を各自で選んでもらうスタイルにしています。

昼食は、麺類・カレー・炒飯をローテーションにしています。麺類はそうめん・うどん・パスタ・ラーメン・焼きそばなどと変えてしまえば、同じ麺類でも、5日分の昼食の献立が決まるのでだいぶ楽かと思います!カレーは多めに作って、冷凍しておくと便利です。

夕食は、月曜:和食、火曜:中華、水曜:洋食、木曜:韓国料理かエスニック、金曜:魚料理、土曜:カレーかシチュー、日曜:ホットプレート料理(お好み焼き、焼肉など)とジャンルを決め、食べたいメニューは家族からリクエストを聞く。

「何でもいいや。」と言われたり、食べたいメニューが思いつかないときは、肉野菜炒めにしています。献立を決めてもらうだけでも、1つ負担が減るのではないでしょうか。家族の食の好みを知れたり、健康状態も伺えるいい機会になるでしょう。

副菜は袋惣菜などをストック、冷凍野菜で時短!

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丼などの一品料理で済ませてしまうときもあるかと思いますが、子どもにはなるべくバランスよく栄養のあるものを食べさせたいですよね。一汁三菜という言葉があるように、おかずを3品作りたいところですが、毎日作るとなると結構面倒なもの。そういうときは、1品は袋惣菜に頼っちゃいましょう!

わが家は近所に業務スーパーさんがあり、大変お世話になっています。
ひじき・きんぴらごぼう・ポテトサラダなどの自分で作るのが面倒な副菜を袋惣菜で常備しています。冷凍の点心・焼き鳥なども1品おかずになるので、便利です!

業務スーパーさんといえば、冷凍のカット野菜も豊富ですよね。里芋などの面倒な下処理を済ませた状態で冷凍して売っているので、時短になります。
韓国料理、エスニック系の冷凍食品も多数あり、外国のスーパーに来たみたいでワクワクします!

便利グッズ、家電の力を借りる

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料理や家事を効率的に行うためには、時短アイテムの力を借りるのも1つの手です。私は野菜を切るのが苦手なので、『みじん切りカッター』をよく使います。野菜を適当に切って、刃が入った器の中に入れ、蓋をして付属のハンドルを引っ張るとみじん切りしてくれる商品です。

ホームセンターやダイソーさんでも購入でき、ハンドルを引っ張るだけなので子どももお手伝いしやすいです。玉ねぎのみじん切りで涙ぐむこともなく、カッターが細かく刻んでくれます。野菜嫌いな子どもなのですが、苦手な野菜をハンバーグのタネや炒飯、カレーに使っても気にせず食べました。

掃除が苦手だったら、お掃除ロボットに頼る。洗い物は食洗機に頼む、料理は圧力鍋に任せるなど、苦手や面倒と感じたら便利な商品の力を借りることは決して悪いことではありません。機械に頼めることは機械に頼み、子どもと遊んだり、家族で団らんしたりして有意義な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

さいごに

夏休みのことを考えると、働きかたに悩む親御さんも多いかと思います。
私も子どもが小学生になったら、学童保育をお願いしようか義母の家に預けようか散々悩みました。結果的には、在宅で仕事をしながら子どもと過ごすことを選択しましたが、当時は自分にこれといったスキルはありませんでした。

自分に何が向いているかもわからない、どんなことがやりたいかもわかりませんでした。しかし、いろいろと勉強したり、過去を振り返ったりしたことで、少しずつ道が見えてきました。保育園の先生に言われた言葉を借りますが、『仕事は変わりが効くけれど、母親に変わりは効かない』という言葉を同じように悩んでいるママに送りたいと思います。



本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の応募作品です。

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