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【人事向け】若手の採用について深掘り!

こんにちは、清野です。

やっと秋を感じられるようになってきましたね…!
このまま涼しくなるといいのですが…

さて、今回は若手の採用についてお伝えしていきたいと思います!

採用活動で最初にやること

まず、市場を理解してください。
総務省とかでデータ出してくれてんだけど、労働人口の実際どのくらいいるのかっていうと、25歳から34歳ぐらいまでざっくりだけど1000万人ぐらいしかいないんです。
これ、非正規全部含めて1000万人が労働者いません。全国で。
それで、転職する割合は4%。つまり40万人しか動かない。
その40万人の中から、自社の採用ターゲットを絞ると、実際に1ヶ月あたり
3万人ぐらいしかいないんじゃないかってなるわけ。
けど、会社は日本に400万社ありって、東京には60万社あります。
その数字のギャップを考えると、採用って難しいでしょ。
もうこれだけ数が少ないって話です。

だから、ちょっと言い方悪いですけど、多少能力的にちょっと届かなくても、若手は意外と割といい会社に入れちゃうわけです。引く手あまたですから。

かつ、昔はそんなにすごい会社とバッティングしないっていう会社が多かったわけ。

例えばGoogleで内定取ってますっていう人には、Googleと戦って勝たなきゃ
いけないのよ。
けど、Googleってあんだけ世の中に影響力を出して、シャイな日本人も「OK!Google」って言わせるくらいのプロダクションサービスを作ったGoogle社がありますとそこで戦うってた時に、御社のサービスやプロダクトどれだけ影響力あるんですかってなるでしょ。
それに対して、そんな影響力はないですねって言ったらもう行かないわけ。

なので、企業は自分の会社はどうなのかなって、まず足元をちゃんと見なきゃいけないし、存在意義も語れないといけないよね。
Googleさんほどすごいことプロダクトじゃないけど、Googleには出してない価値を提供するサービスをやっているとか、うちの社長は自分の信念を持ってやってて、言葉にできているとか、年収1000万出せないかもしれないけれども、ちゃんと頑張る人に還元できるとか。
そういうのがどれか1個ないってなったらもう選ばれないです。

新卒の採用は?

新卒採用っていうのももうかなり取れなくなってきますよね。
今の学生さんとかって、けっこうすぐに内定出ちゃうことが多いので。
若手の人と面談してても、そもそもそんなに応募出さなくて、2、3社出して決めましたとかっていう感じ。
だから、その2、3社に入らなかったら採用できないです。

20代で転職する人の傾向は?

人によって変わるけども、20代の人達はそんなに仕事に前のめりじゃないです。
ちょっと前に転職活動してた人達って全然考え方が違う。
割と自己実現が大事って思ってる人が多いね。

40代の人だと、自己実現っていうよりも、偉くなるとか仕事頑って出世するとかが先に来ていて、でそれが僕の自己実現ですってってなるんだけど。

若い人たちはとにかく自己実現っていう自分のやりたいことがあって。
例えばお金持ちになることや、あるいは出世すること、社会に貢献すること、結婚して家庭を持つこととかっていう結構多様性があるのね。
転職とかもすごく身近だし、なんだったら仕事に就かない生き方をしてる人たちもたくさんいるでしょ。
自分でYouTubeやるとかtiktokやるとか。あとは副業的なことやるとかっていうのもあるし、起業も身近だし。

だから、これまでのセオリーではもう採れない。
考え方とかをガラッと変えないといけない。
採用の仕方っていうのも結構個別に合わせていかないと採れない。

強いアイデンティティを持ってる人たちが多いから、それに対して
薄っぺらいその会社のアプローチだと、採用できないよっていうことになっ
ちゃうよね。

まとめ

たまに、若ければ何でもいいみたいな採用の仕方してる会社さん、お見かけしますけど。
未経験でね営業でも接客の経験あればいいです〜うちの会社の営業職育てます〜みたいな話だと思うんだけど、そういう採用の仕方をしてると採用できないですからね。
10年前は採れたけど、もう労働者人口も半分くらい減ってっちゃってるので。

なので、しっかり考えてやっていただくというのが若手の作用のコツかなと思いますね。

というわけで、今回は若手採用についてでしたー!
ありがとうございました!

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