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バンコクの都会っぷりに焦った初日

 ドンムアン空港に到着した私は、円をいくらかタイバーツへ両替しSIMカードを買った。TrueというキャリアのツーリストSIMだった。

タバコ吸いたかったが空港建屋内は禁煙で外にでるしかなかった。スーツケースを引きずりながら外に出る、暑い。熱がこもったような都会の暑さだ。いそいそとタバコを吸い、空港の建屋に避難する。案内版に従いカウンターでタクシーを予約して順番を待った。

タクシーの順番が来てスクンビットに向かった。
空港からの所要時間は40分くらいだったと思うが、バンコクでは通勤時間の渋滞があるため1時間以上かかることもあるらしい。さらに雨季にはスコールで道が冠水することもあって、空港への移動時間の確保は慎重に行う必要があった。

スクンビットに到着

 高架鉄道が走り高いオフィスビルやホテルがひしめき合っている。少し窮屈な圧迫感があった。正直こんなに都会だとは思っていなかったし、自分のアジアのイメージとかけ離れていた。大通り沿いは日本の都会と変わらない。スターバックスがあり、マクドナルドがあり。大勢の人が歩道を歩いている。少し拍子抜けした気持ちだった。

最初の食事は目に入ったステーキ屋で1500バーツ支払った。
これは約5000円で日本と同じ水準の値段である。

高い..バンコクで格安生活というネットのあふれんばかりの記事はすべて嘘なのか..そんなに嘘つきが多い世界なのか..と取り乱しそうになったが、その後ショッピングモールのフードコートでは50バーツ前後でカオマンガイ(海南鶏飯)やクイッティアオ(タイの麵料理)が食べられることを知って安心した。

とにかく場所によって食べ物の価格差が極端に大きいことを学んだ初日だった。

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