令和三年度予備試験短答試験
皆さんこんばんは。これを書いてるのは17日なのですが、今回は!令和三年度の予備試験短答試験の感想等をいろいろ書いていきたいと思います!15日は新スラ日記書けなかったので、15日分の新スラ日記も含めて書いていきたいと思います。少し長くなるかもしれませんが、最後まで軽ーい気持ちで読んでいただけると幸いです!では早速始めていきましょう!
まず、15日のことから。15日は短答問題を制限時間内で軽く解いてみて、自己採点して自分が間違えたところは六法引いて条文検索をして終わったというカンジです。ぶっちゃけ言うと、短答対策はほとんどしていなかったので、本番直前にて緊張する資格などないのですが、何故か妙に緊張している自分が就寝直前にいたのを克明に覚えております。やはり、試しで受験するといえど試験は試験であると思っているからなのかもしれないなぁ、と日記を書いている現在回顧しています。
16日。いよいよ本番。受験会場は立教大学池袋キャンパスでした。自宅から行くとなると電車だけなら40分くらいで着きそうなのですが、池袋で降りることなんてほとんどなく、駅出てから大学に着くまで20分かかるだろうと想定して早めに出ました。
①出発から到着まで
行く前にTwitterで「今日は短答試験!やれるだけやってきます!行ってきます!」とツイートをして出発。久しぶりのちゃんとした外出でもありました。このコロナ禍で、本屋に行く以外外出していない毎日でしたので、自宅最寄り駅の周辺状況の劇的変化に驚きました。普段通学通勤してると変化に気づきにくいのですが、こうやって偶に外に出ると社会が大幅に変化していることからすれば、「やっぱ外も普段は俺らが知らないところで微々たるものかもしれないけど確かに変化し続けてるんだなぁ」と(どうでもいいことを)考えていました。電車内では民事系の短答問題をMrs.Green Appleの青と夏及びインフェルノを聴きながら。インフェルノ聞いてたのは「行ってきます」とのツイートして、炎炎ノ消防隊の森羅日下部を思い出したからなんですよね(どうでもいい)。ただ、勉強する時には基本音楽をかけないと集中できないのが俺にとっての通常。皆さんは仕事や勉強、作業をする際に音楽をかけますか?それともかけませんか?
さて、山手線で池袋到着したのはいいけれど、出口がよくわからない。新宿は中学2年から高校2年まで夜よく行っていた(学問のため)ので、ある程度は、なのですが池袋で下車するのは人生でなんと3度目。覚えてません。とりあえず見つけたらコンビニでおにぎり3個とサントリー天然水(君の名は。のCMでサントリー天然水があったので、よく外出したら買ってます。はい、どうでもいいですね)を購入しがてら、店員さんに無茶とは承知しながら行き方聞いてみたら教えてくれました。一応受験票に掲載されてた地図見せたら、出口を教えてくれました。何か分からなかったら調べるのは重要だが、他人に頼るのは良くないという日本社会における風潮からか、相互扶助が海外より普及・深淵化してない(のかなぁ?そんな気はしなくないが、俺の偏見でもある)けど、困った時は他人に頼ることも大事だな、と再認識した瞬間であった。同時に、道を教えてくれたコンビニ店員さんに大感謝です。道案内してくれてなかったら、試験会場にたどり着けていたかどうか…(-_-;)本当に、他者の存在って小さいながらもデカいよなとも思っていた。
②大学到着から着席まで
本日は予備試験のほかに福島県の警察官採用試験かなんか他の試験も立教大学でなされていたのか、司法試験予備試験受験者の列が分からず。警備員の方に聞いたら、「大学の反対側の方まで列続いてるので、まずそちらへ向かってください」とのこと。時刻はなんと既に8時45分を過ぎている。んで、超長蛇の列。「いやいや、これ着席時刻の9時15分に間に合うんか?」と不安に。どこが列の最後尾か気づいてない又は誤解してる人もいるかもしれんのに…すごい行列でした。写真撮ろうかと悩みましたが、他の受験者のプライバシーもあるのでやめました。
並んでる最中。ちょっとしたハプニング、というよりもヤバイ危機がありまして。なんと。オオスズメバチが俺の付近を飛んでるんですよ。一匹だけですが。ふと後ろ見てみたらドデカイ蜂が飛んでるじゃありませんか。大きさからしておそらくオオスズメバチ。勘弁してくれよ。まだ緊張消えてないというのに、更には命のCrisisですか?どうでもいいのですが、実は俺、オオスズメバチに人生で今回除いて3回ほど目をつけられているんですよね。一度目は小学校六年生のころ。ド田舎小学校での秋の体育の授業中。クラスメイトが「あ、オオスズメバチだ」というもんだからビビッて逃げたらそいつが俺を追っかけてきてて。100億%狙われてましたね。アナフィラキシーショック起こすと聞いてたので、追いつかれる=死だと思ってたから死ぬ気で逃げました。逃げ回ること5分くらい。校舎内に逃げ込みました。なんとか撒いたようです。体育の授業中ですが、命の危機ですやむをえません。許してください。二度目は高校生の頃。学校の夏期講習受けに行こうと思って自宅最寄り駅で電車来るの待ってたら、駅でデカい蜂が一匹派手に飛んでました。しかもすげぇスピードで俺の周り飛んでるから「また狙われてんの?もう嫌だぁ!😭」と内心号泣。まぁその日は何もなかったので一安心ですが。三度目は地元の歯医者に行く途中。オオスズメバチにつけられてました。なんかいやな気配するなぁと思って振り返ってみたらいるんですよねぇ!やめてくれよ!!!!!!!!!大急ぎで猛ダッシュで逃げて歯医者に駆け込みました。幸い、猛ダッシュしたからか、追っかけられませんでした。
こんな感じです。もういや。勘弁してくれよ😭。これで体力ゲージの30%が吹き飛びました。ドット疲れが出た。
③試験中(試験後、とある予備校さんの解答速報をもとに自己採点した感想等も含みます)
まずは民事系。民法商法民事訴訟法の順で構成されてるのは事前把握済み(受験生なら誰でも把握してるわ。作成者の俺は大馬鹿ですか?)。
民法はある程度自信あるので、20点くらい行けてたら超ラッキーだなぁと、なんの対策もろくすっぽやってないくせに贅沢な願望を抱きながら民法を解く。ここからは自己採点した感想。家族法の3問全滅。これは条文を読んでない自分が悪い。これは純粋なる勉強不足(というか対策してないことがいけない)。あとは選択肢の表現で「できない」とあるのを勝手に「できる」と読み替えていたといった間違いや、判例の知識がすっぽりと抜け落ちていて「うわこれなんか判例あったけどどんなやつやったっけ」となやんでしまうものがあった。だが、インプットは他の2私法よりもしっかりとやっていた自負があるだけあって、3私法の中で一番良かった。本番では24点を採れるようにしたいね。
商法。もうこれは飛ばして良いだろうか。15日の段階では民法しか六法引けてなくて商法なんてまったくと言っていいほど条文を検索していなかった。そんな状況で商法の短答問題が解けるわけがない。得点は2桁すらいってない。一桁。今はまだ論文対策を中心にやるべきだから、できないことをそこまで気にして落ち込む必要はないかもしれないが、商法の短答対策は早めに開始しないといけないのだけは明確となった。それが得られただけでも収穫なのかもしれないが。
民事訴訟法はギリギリ2桁の点数である。訴訟形態は論文試験でも頻出テーマの一つではあるが苦手分野なので、全体像を一度ノートまとめしておいたのだが、第32問をマークミスした可能性が高い。何してんだ俺は。だが、それ以上に商法同様条文知識があまりにも不足している。条文知識が要求される民事訴訟法も商法と同様早期の短答対策が必要となりそうだ。
次に公法系
憲法は統治のところがズタボロである。人権分野もズタボロであるが、基本知識のキの字も入っていない状況ではズタボロなのは至極当然。あれこれ言う以前に知識ちゃんと叩き込め。人権分野については「うわこれ何だっけ?どっちだ?」と悩んだところだけ悉く間違えたというもの。これは、100歩譲った最低限の知識は一応入ってはいる、と言えないものではないが、やはり知識の正確な定着ができていないということだ。これはアウトプットの増加による演習をもってでしか対処できない。ひたすら演習を積むべし。
行政法。即時強制などの知識もなく、制限時間もタイトな状況で一体どれだけ正解に導けるだろうか。これは条文知識もだが、判例知識、基礎知識をちゃんと短答用で直前期(想定来年の1月~)にしっかり叩き込むこと。それ以外今の行政法については評価をするに値するだけの水準にすら達してない。門前払い。以上。
最後に刑事系。以前解いた短答問題集でフルボッコにされて物凄くなえていたせいか、絶対に問題文根気強く読んで是が非でも正解導出したるわ!とメラメラ燃えていたからか、刑事系はかなり安定していた。なんなら一般教養科目を除いて最高得点割合かもしれない。刑法は、強盗罪や事後強盗罪、強盗致傷罪の成否判断方法が曖昧なところがあり、その状況下での正解は実質まぐれである。また、各文書偽造罪の成否についても知識がまったくと言っていいほどかけている状況。苦手分野はある程度論文演習を経て大体はつかめているのでこの一年以内でどこまでその苦手をつぶすか。基本論文演習、補助として短答演習でカバーしに行くという方針でいいと思っている。
刑事訴訟法。短答では刑事訴訟規則も出題対象だったんか!と本年度で刑事訴訟規則の問題が出て驚いた。条文知識も要するが、現場で思考させる問題がやや多かったように感じている。かかる形態の問題のおかげか、条文知識がない俺でもそこそこ対応できたのだろうと考えている。ただ、今思うと「どう見てもこれ正解だから1にしないといけなくないか?」という問題で2にしていたり、その逆も存在していたりした。一見アタリマエそうなものを却って捻って考えすぎると間違えてしまうというからコツがまだつかめてないなぁと演習不足もひしひしと感じた。
一般教養科目。これはいいかな…(-_-;)一般教養と言うけれど、内容がかなりハイレベル。交流における電力の平均が直流より√2倍だなんて理系じゃないと知らないよ。しかも√2倍だって積分しないといけないので。これはかなりえぐい問題だと思う。
全体的に言えること。苦手科目は基本知識がまったくと言っていいほど蓄積されていない。憲法や民法、刑法といったものは、問題点となりそうなところは見いだせているが、それに対する判例知識が抜けているため、なんとか2択に絞り込んでも正解を導き出せていないので判例知識を正確に押さえるようにしないといけない。
近日、色んな予備校で解答速報が出るようなので,30日を目途にキッチリ復習しておこう。
こんなところです。さぁ、来年合格に向けて再出発だ!