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ようこそ、もんどり堂へ。いい本、変本、貴重な本。本にもいろいろあるが、興味深い本は、ど…
ようこそ、もんどり堂へ。いい本、変本、貴重な本。本にもいろいろあるが、興味深い本は、どんなに時代を経ても、まるでもんどりうつように私たちの目の前に現れる。 私は元来の「イカ好き」(食うのも観るのも語るのも!)がたたり、佐賀の呼子までわざわざ「イカ検定」を受けに行った男だ。そんなイカ好きの私がイカ好きにかまけて、今まであまり関心を払っていなかったところにもんどってきたのが、この本だ。 『タコは、なぜ元気なのか~タコの生態と民俗』(奥谷喬司・神崎宣武編著、草思社、199
ようこそ、もんどり堂へ。いい本、変本、貴重な本。本にもいろいろあるが、興味深い本は、どんなに時代を経ても、まるでもんどりうつように私たちの目の前に現れる。 少し年をとってわかったことがある。男は余計なことは言うべきではないということだ。 やっと自分の祖父や親父が寡黙だった理由がわかった。男はべらべら喋ることに飽きてくるし、喋っても言い負かされ、結局はろくなことにならないからだ。 今回、私の元にもんどってきたのはこんな本だ。 『パンツを脱いだ巨人軍』(日本文芸