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もんどり本の世界

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夕刊フジに短期連載した「ジャケ買い的古本紹介」を復活掲載。いい本、おもしろい本は、まるでもんどりを打つように自分の前に転がり落ちてくる。店前のワゴンで見つける100円本から、あの…
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#古本

漆黒の闇を見つめ、物語を紡ぐ想像の力

 ようこそ、もんどり堂へ。いい本、変本、貴重な本。本にもいろいろあるが、興味深い本は、ど…

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子どもが「打順」を知るための本

 ようこそ、もんどり堂へ。いい本、変本、貴重な本。本にもいろいろあるが、興味深い本は、ど…

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庭を観て語る、ごはん二杯分の物語

 ようこそ、もんどり堂へ。いい本、変本、貴重な本。本にもいろいろあるが、興味深い本は、ど…

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日本人の平均寿命は41歳になる!?

 ようこそ、もんどり堂へ。いい本、変本、貴重な本。本にもいろいろあるが、興味深い本は、ど…

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「死ぬほどの馬鹿」を読む理由

 ようこそ、もんどり堂へ。いい本、変本、貴重な本。本にもいろいろあるが、興味深い本は、ど…

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「恋する男たち」は武士道の華

 ようこそ、もんどり堂へ。いい本、変本、貴重な本。本にもいろいろあるが、興味深い本は、ど…

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社交的なイカとオタク系タコ

 ようこそ、もんどり堂へ。いい本、変本、貴重な本。本にもいろいろあるが、興味深い本は、どんなに時代を経ても、まるでもんどりうつように私たちの目の前に現れる。  私は元来の「イカ好き」(食うのも観るのも語るのも!)がたたり、佐賀の呼子までわざわざ「イカ検定」を受けに行った男だ。そんなイカ好きの私がイカ好きにかまけて、今まであまり関心を払っていなかったところにもんどってきたのが、この本だ。  『タコは、なぜ元気なのか~タコの生態と民俗』(奥谷喬司・神崎宣武編著、草思社、199

酒飲みは「小うるさく」飲むものである

 ようこそ、もんどり堂へ。いい本、変本、貴重な本。本にもいろいろあるが、興味深い本は、ど…

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ダンプみたいなロシヤと親切なアンクルサム叔父さん

 ようこそ、もんどり堂へ。いい本、変本、貴重な本。本にもいろいろあるが、興味深い本は、ど…

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両親に紹介してもらえない場合、相手の心は不純

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肉しか食べないマイトガイ

 ようこそ、もんどり堂へ。いい本、変本、貴重な本。本にもいろいろあるが、興味深い本は、ど…

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作家・太宰の珍味的味わい

 ようこそ、もんどり堂へ。いい本、変本、貴重な本。本にもいろいろあるが、興味深い本は、ど…

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友だち100人できません

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軽い口答えは飲み屋のネタ、過ぎた中傷は社会の毒

 ようこそ、もんどり堂へ。いい本、変本、貴重な本。本にもいろいろあるが、興味深い本は、どんなに時代を経ても、まるでもんどりうつように私たちの目の前に現れる。  少し年をとってわかったことがある。男は余計なことは言うべきではないということだ。  やっと自分の祖父や親父が寡黙だった理由がわかった。男はべらべら喋ることに飽きてくるし、喋っても言い負かされ、結局はろくなことにならないからだ。  今回、私の元にもんどってきたのはこんな本だ。  『パンツを脱いだ巨人軍』(日本文芸