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薬膳にも使われる、「食べる薬」と呼ばれる野菜の効果がすごい。

「がん患者」と言うと細くげっそりしているイメージでしたが、実際は逆でした。

以前にもお伝えしたように、治療が始まると薬と副作用でみるみる太り、MAX体重はがん発覚当時から13キロ増。

FEC療法の時に服用したデカドロンと言う強力なステロイドを処方された時も、ドセタキセルの脂質と水分を体に溜め込むという性質の説明時も、ホルモン療法の副作用に対しても……主治医に言われたのは、

太りやすいから気を付けて


いやいや、

ど の 治 療 も 結 局 全 部 太 る ん か ー い !

(しかも「太ると再発率上がるからね」と付け加えられる始末)


そして言われた通り、投薬治療開始から7か月後

いくら何でも太りすぎやろ。ってみんなに言われるぐらい見事に丸くなりました。それに加えて始まったコロナの自粛生活。コロナが出てきた頃はまだ抗がん剤の副作用で白血球が減少していたこともあり、もう完全に食っちゃ寝の引きこもり生活をしていました。(この時がMAX体重

(私がどうやって元の体重に戻ったかは▼参照ください。)

確かに、一般的に言う様に薬が抜けたらどんどん体重は落ちたのですが、やはり乳がんは生活習慣と密関係にあるので、まずは日頃の生活を見直そうと考えました。

一番ははやりストレスを溜めないことが鉄則ですが、その次に気を使っているのは摂取するものの質

母と結託して普段使っている調味料をすべて見直し、化学調味料や明らかに身体によろしくない物は食べないように(自分も家族も)心掛けています。

「癌にはこれが効く!」などの謳い文句のある健康食品は一通り試しました(主人がネットで検索しまくって半ば強制的でしたが)。

キノコ類や、ブロッコリー、にんじんジュース、黒ニンニク、なんとか茶、なんとかエキス(思い出せもしない)……

毎日続けないといけない!と思うといずれも続かず(美味しくないから)それがストレスになったら意味ないもんね!と言い訳。


そんな中、唯一ずっと気に入って食べているものがあります。

それは

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キャベツ』です。

詳しいことはよく分からないけど、キャベツを毎食3回食べると不思議なことになんだか調子がいいんです。最初は「騙されたと思ってキャベツ3食食べてみ!」とがん仲間に言われて始めたキャベツ生活。


まさかそんな……毎食なんか食べれるわけないやん。絶対すぐ飽きるって。」と最初は半信半疑でしたが、私の場合 元々野菜好きなのと、キャベツを食べ出してからの体の調子の良くなり具合(みるみる痩せたし)がハンパなく、それが目に見えるのが嬉しくて今のところ気が付けば半年以上続いています。

何より美味しいし

毎日のキャベツの食べ方
・千切りにしてごま油と塩
・ざく切りにして浅漬け
・蒸してポン酢
・コールスロー 
(もっと知りたい人は『無限キャベツ』でググってみてください。レシピがいっぱい出てきます。)

私は基本的に蒸してポン酢率が圧倒的に多いですが、食べ方も工夫すると無限に食べられます。糖質制限ダイエットをしている私にはピッタリ。

で、この記事を書くにあたりキャベツの効果をググってみました。

薬効
薬効薬用とする部位は茎葉で、甘藍(かんらん)と称する。胃や十二指腸などの潰瘍予防に、食事の副食にキャベツを積極的に取り入れるよいとされる。食物繊維も豊富なことから、便通をよくする働きから便秘がちの人にも役立つ。

古代ギリシアの時代から健康食として薬用に利用されており、様々な機能調整をしてくれる薬菜であり、体質にあまり関係なく万人に合い使用できる。8世紀はじめの唐代に中国で書かれた『本草拾遺(ほんそうしゅうい)』には、「骨髄、筋骨に力をつけ、五臓六腑の機能を整え、関節、耳、目の機能を調製し、胃のつかえを取る」とある。
葉はパルミチン酸、リノール酸、オレイン酸などの脂肪、ビタミンUなどを含んでいる。ビタミンUは抗潰瘍性で、胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの粘膜のただれを再生する作用があることから、製薬メーカーから製剤も市販されている。キャベツの外側の葉にはビタミンKが多く含まれ、止血作用があり、骨粗鬆症の予防肝機能を助ける働きがあるといわれている。蔬菜類には結石の原因となるシュウ酸を含むものが多いといわれるが、キャベツには含まれない。食物繊維も多く、便通をよくする野菜として注目されている。
フランスの薬草療養家モーリス・メッセゲによれば、1975年に発表した薬草療法を紹介した著書で、リウマチ、痛風、腰痛、座骨神経痛などの痛みで悩んでいる人に、キャベツの葉をとってすべすべになるまでアイロンがけして、身体の痛い患部に葉を巻き付けて包帯かガーゼで軽く止め、1日数回新しいものと交換するようにすると、痛みを和らげるのに役立つとしている。民間療法でも、腰痛や筋肉痛に大きめの葉を火であぶって2 - 3枚重ねて貼るとしている。

抗癌作用を主張する研究
キャベツが属するアブラナ科の野菜にはがん予防効果があると言われており、がん抑制物質であるアブラナ科のイソチオシアネートなどの成分や、調理過程で発生するニトロソアミンという発がん物質の作用を抑制するペルオキシダーゼの効果とも言われている[信頼性要検証]。かつて、デザイナーフーズ計画のピラミッドで1群に属しており、カンゾウと共に、最上位に属するニンニクに次いで2番目に高い癌予防効果のある食材であるとの評価を受けていた。また、キャベツに多く含まれるビタミンCも抗酸化作用の働きによってがん予防に貢献する。(Wikipediaより抜粋)



……え?すごない???



想像以上のキャベツ効果に驚きを隠せない今です。ちょっとキャベツ様の見る目が変わりました。

キャベツ好きな人は絶対お得なのでぜひ試してみてください。

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