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泣いたって病んだって可愛いあんたは結局愛される

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泣いたって病んだって可愛いあんたは結局愛される

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When hope flourish,

4月を、振り返りたくて。 何と言ってもARライブ なんと言っても、4月、最大の目玉だった。 感情の波だったり興奮が納まってくると次に思いを馳せるのは、現実的に大変だったであろうこと。 想像しか出来ないけれど、練習に要した時間、渡航の手間。 どの程度まで本人達が関わっているか分からないけれども、必要に応じて自分で対応や調整をしなければいけないこともあっただろう。 改めて感謝をするとともに、お疲れ様でした、と今は思う。 何にせよライブが終わってから、皆それぞれ楽しかった、嬉し

    • Midsummer's pray

      多分、どんなジャンルであっても「推し」がいればSNSとは上手く付き合わないといけないな、と思う。発信も受信も、いずれも。気分が落ち込み易ければ、尚更。 自分を守るためにも、大事な人達を守るためにも。 当たり前のことだけれど、大切なことだ。 長らくネットに親しんでいて、基本的なリテラシーは持ち得ているように見えても、傷付く瞬間、傷付ける瞬間はSNSの海の其処此処で、浮かんだり沈んだりしている。 SNSって、目盛りがはちゃめちゃな物差しみたいだ。 比較対象はいくらもあって、皆

      • つらつら(読書感想文)

        まめに読了ポストすれば良いのに、とは思うけれど。 その方が読み終わった後の自分の感情とか記憶が鮮明な内に、言葉に出来るんだけれどね。 (なにせ、まめじゃないので。) (数冊、印象に残ったここ数ヶ月で読んだ本の感想を。) 房思琪の初恋の楽園(著 林 奕含) ※性的暴力の描写があるため、読む時は気をつけて欲しい。 文学のある種の無力さを感じてしまった。 いや、私にとっては。文学は、言葉は、かけがえの無いもので私の救いにもなったけれども。 この小説に出てくる、「房思琪」という賢

        • 生を、

          鎖骨が、くっきりと浮いて見え始めていた。 10代、20代頭の若い人であれば「綺麗なデコルテ」と評されるかもしれないけれど、25をとっくに超えた私の鎖骨はこれっぽっちも美しくなくて、 ただ、ごつごつと厳めしく、触り心地の良くないアンバランスが骨でしかなくて。 頭の奥で、誰かが叫んでいる。 「醜い」 「もっと痩せなければならない」 気付いた。寛解していた摂食障害の症状が、軽く出ているのだと。 でも、今の私はもう30kgを切ってもなお、体重を落とすことを止めることが恐くて、「あと

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        When hope flourish,

          「オタクしんどい」のアウトライン

          (こいつは「書く」という行為でしか自身を保てない節があるんだな、とそういう風に思っておいてくれませんか。) 散々、「オタクしんどい」を味わった挙句に私は「それでもやっぱり私は彼等が好き」という感覚を得られることも出来ずにドロップアウトしてしまったのが、事あるごとにこのnoteで触れる「前主界隈」。 前主界隈で推し(達)に見せてもらった景色の中で、私が思ったこと、考えたこと、感じたこと全てに嘘は無くて、その時々できちんと言葉にして、咀嚼してきたつもりではあったけれども、結局最

          「オタクしんどい」のアウトライン

          2024.4.27「La Mère 母」@東京藝術劇場の感想

          観劇の経緯 2年前のクリスマスイブの日、私は母と舞台を観た。 何を観たのか、と言うと。 シアタークリエで上演されていた、この舞台。 繊細で、穏やかで、心地良くそして少し物寂しい。 華やかな舞台では無かったけれども、とても良い余韻を残す舞台だった。 この「4000マイルズ」で、私は初めて岡本圭人くんきちんと認識した。 ちなみに母は、私よりも先に彼のことを知っていた。 何故なら、彼女はたまたまだけれども同じ年に「M.バタフライ」を観に行っていたから。 母は、岡本くんのこと

          2024.4.27「La Mère 母」@東京藝術劇場の感想

          今更ながらNIJISANJI EN AR LIVE ”COLORS”の感想

          拙いながら感想を残すことにした 初めに、ARライブの開催が告知された時、そして中止の発表がされた時、私はまだENについてよく知らなかったし、こんなに好きなわけではなかった。 だから、中止が決まった時の各々の、そしてファンの悔しさだったり遣る瀬無さだったりを、私は知らない。このことが、私にとっては小さな、でも歪でなかなか喉をすり抜けていかない凹凸の多い氷の塊みたいに、いつまでも残り続ける、言うなれば「劣等感」にも近いような感覚を植え付けていた。 それ故に、ARライブの実施が

          今更ながらNIJISANJI EN AR LIVE ”COLORS”の感想

          神様、有り難うって本当に思った日

          日本時間では3月29日の12時少し過ぎ。大げさでなく、本当に「神様有り難う」って思った。 率直に思うことは 必ずしもより沢山の「にじさんじ」リスナーの人にENを好きになって欲しい、積極的にENに触れて欲しい、というわけでもない。少なくとも今回、私は言わば「布教」の為にこの投稿をしようと思ったわけではない。 ただ、日本で生まれた文化・コンテンツのVtuberを志して、NIJISANJI ENというフィールドを選んで、その中で存分に自分達の個性を生かして、輝いている人達が世界

          神様、有り難うって本当に思った日

          ねえ、ASMRって好き?

          (私は好き。) 聴く睡眠導入剤的な感覚でいる 例えば、睡眠障害であったり、鬱病に伴うものであったり、色々な理由で睡眠に悩みを抱えている人がいる中で精々私は「少し寝付きが悪い人」で、 「夢見が悪い人」、そんな位置づけだと思っている。 別に一睡も出来ない、なんてことはない。でも、寝付きは悪い。 次の日の仕事の段取りとか、その日の仕事の反省点とかを延々考えてしまうからなのだけれど。更に言えば夢見も相当悪い。 7日の内、大概4日から5日は夢見が悪い夜を過ごす。 それでもまあ「その

          ねえ、ASMRって好き?

          2024年初投稿がこんなお気持ち語りで良いのか(あるいは、Fulgur Ovidが、Vox Akumaが私にもたらしてくれたもののこと。)

          お気持ちオタクって結局どう受け止められるの オタク自身の年齢や対象の推しの年齢、性別、その他諸々の要因があると思うけれども、 どの界隈にも一定数、「お気持ち」を綴るオタクがいると思っている。 この「お気持ち」という言葉が使用者によっては、少し嘲笑のニュアンスが、卑下が、含まれているように私は思っていて実は好きではないけれども、結局のところ私がやっていることはお気持ちまき散らしなので、後者のニュアンスで今も用いている。 掲題の通りだけれども、この上記お気持ちを綴るオタクが正

          2024年初投稿がこんなお気持ち語りで良いのか(あるいは、Fulgur Ovidが、Vox Akumaが私にもたらしてくれたもののこと。)

          印象に残った本2023(Impressive books for me this year)

          今年もそれなりの数の本を読み、印象に残ったものも幾冊もあった。 自身の備忘録のために、そして僭越ながらもこの投稿が誰かにとっての本との出逢いに繋がれば嬉しい、とも思ったので筆を執った次第です。 ちなみに以下で挙げる本は私が「今年読んだ本」なので、「今年発売になった本」に限りません。 李琴峰「星月夜」(集英社/2020年7月15日発売) タイトルは「ほしづきよ」ではなく「ほしつきよる」と読む。 初版は2020年に発売されたけれども、文庫化されたのは今年。 初版は読んだことが

          印象に残った本2023(Impressive books for me this year)

          XSOLEILのこと

          最近までEN勢の配信を見ることはあまり無かった。 でもXSOLEILが、最近とても、とても私の中でキている、と言うか。 ユニットとしてまとめて好き、という感覚よりは1人ひとりが魅力的だと思っていて、それぞれが好きで、その好きな人達が皆XSOLEILだった、という感覚。XSOLEIL、良いよね!?と思っている大学受験英語しか出来ない、にわかオタクの独り言です、今日は。 前提として。 「XSOLEIL、良いよね!?」に、他のENのライバーさん達を下げる意図は一切無い。 それぞ

          XSOLEILのこと

          「 #ローレン3D 」を振り返って(とても個人的な感想)

          まずはおめでとう。 何よりも、まずは3Dおめでとうございました。 お誕生日の日に21時から公式で発表もされるけれど、GODが出たら先に自分の口から発表しても良い許可が出たから、という趣旨のロレさんの配信ツイートを見た時に、「もしかして?」とは思ったものの、いざ実際に「ローレン・イロアス3Dお披露目決定」の字面を目にした時には本当に嬉しかった。 私でさえ、大袈裟だけれど神様有り難う!って思うぐらいには嬉しかったぐらいだから、ロレさんがデビューした当初からずっと応援していたT

          「 #ローレン3D 」を振り返って(とても個人的な感想)

          読書感想文「僕の狂ったフェミ彼女」(ミン・ジヒョン著)

          最初に これは、あくまでも「感想」であり、自身の主義主張の表明という意図ではありません。 読んだ時の自身の中で形成された感情を拙いながらも可視化しておこう、と思ったので。 どうぞその点をお含みおき頂けましたら、幸いです。 「武器の差」 お互い手にした武器が違うだけだ。 最後までスンジュンは「分からない」。彼は本当に最後まで、自分はこんなに素敵な彼氏、彼女のことを愛していて優先していて、それなりにハンサムで賢い、なのに何故、彼女は何も変わらない、否、「戻ってくれない」の

          読書感想文「僕の狂ったフェミ彼女」(ミン・ジヒョン著)

          ローレン・イロアス「FOCUS ON」を聴いた感想

          えっ 凄く良い曲だね~~~~!!??あとやっぱり、貴方、良い声だね~~~~~!!!?? なんて、いかにも「どこ目線?」なことを聴いた初っ端から思ってしまった。 いや、でも本当に。とても良かった。想像以上に良かった。 そもそも「FOCUS ON」シリーズは元来そこまで注目しているわけではなくて横目で見ているだけで、だって、ふわっち、CD出すまでもなくオリジナル曲が3曲もあって、ROF-MAOユニット曲もあって、歌ってみたもそれなりにあって、今更こういう類のCDは出なさそう、な

          ローレン・イロアス「FOCUS ON」を聴いた感想

          幸せであれと、

          改めて、お誕生日おめでとうございました。 18日、19日と最高に幸せな2日間で。 祝われるべき人から、逆に両手に余るほどのプレゼントを貰ってしまって、もう、どうしようって。 これからも、応援しています。 不破湊でいてくれて有り難う。素敵な1年になりますように。 サリシノハラ ふわっちの歌を聴くとき、実は少し構えてしまうことがある。 と言うのも、彼がどんな気持ちを籠めて歌ったのか、 私はその気持ちをちゃんと汲めるのか、と不安になるから。 いざ聴けば、大概甘くて柔らかくて、で

          幸せであれと、