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神様、有り難うって本当に思った日

日本時間では3月29日の12時少し過ぎ。大げさでなく、本当に「神様有り難う」って思った。


率直に思うことは

必ずしもより沢山の「にじさんじ」リスナーの人にENを好きになって欲しい、積極的にENに触れて欲しい、というわけでもない。少なくとも今回、私は言わば「布教」の為にこの投稿をしようと思ったわけではない。
ただ、日本で生まれた文化・コンテンツのVtuberを志して、NIJISANJI ENというフィールドを選んで、その中で存分に自分達の個性を生かして、輝いている人達が世界にいることを知って欲しい、このARライブもひとつの知るきっかけになれば良いな、と思う。
基本的にはにじさんじライバーをメインで視ている人達にとっては、6000円という視聴チケット代も、英語であること、少し高いハードルかもしれないいことは想像に難くないし、ARライブそのものは、勿論ENのファンとしては視てくれる人が増えれば嬉しいけれども、無理をする必要も無いと思う。少しでも興味を持てたら、まずは個人の配信だったり配信の切り抜きを時間と気持ちに余裕がある時に、視てもらえたら、とても嬉しい。
とは言え。とは言え、ね。私はEN勢の音楽がとても好きだから、このARライブにちなんで、彼等の音楽について触れたいし、紹介したい。
※音楽について、あくまでも「感想」。
※※一旦、ARライブ出演者(グループ)ごとの、かつ公式チャンネルでMVが見られる曲についてのみ触れます。

"夜のなかでもあなたを導く瞬く光、見えるでしょう”  LazuLight 「Diamond City Lights」

Twerkとオタ芸で有名だから、知ってる!という人も多いんじゃなかろうか。
まるでアイドルソングのようにキラキラした可愛い曲。
このキラキラ感は、もしかするとサラちゃんがリリックストーリーに携わっているからかもしれない。
日本人の耳にも馴染みやすい、とても聴き易い曲。実は、まふまふさんの作曲です。
本当に、この曲が、彼女達の存在がENにとってずっとダイアモンドみたいになってるんじゃないかな、と常々思っています。
ちなみに好きな歌詞は、

Don’t cry, look in my eyes and you might find A shimmering light that will guide you through the night

LazuLight - Diamond City Lights

"準備は良い?手に入れろ、爪を立てろ、掴み取れ" OBSYDIA  「Black Out」

個人的には、少しヘビーな最近のK-POPアイドルの曲のような雰囲気もあるな、と思います。ちなみにリリックストーリーは緑仙さん。
彼女達は皆声が甘めで可愛いけれども、案外エッジが効いていて。
可愛いけれども、ENのガールズのデビューソングの中では一番シャープでダークかもしれない。
好きな歌詞がある、というよりもトータルで雰囲気が好き。
(実際はそうでもないけれど、ちょっとヤンデレ感も醸しているので、是非。そういうのがお好みの方は尚更刺さると思います。)

"全てが崩壊する前に世界を導こう"  Ethyria  「God sees all」

私は、初めてこの曲を聴いた時の第一声が、「え、歌唱力ダンチ?」でした。
それぞれのしゃんとした歌声が本当に美しくて。
「全能の存在は全てを知る」(意訳)という曲名や少しエキゾチックな雰囲気のせいで、ちょっとトランス感もあって実はENガールズの曲の中では一番好きだったりする。
独特な世界観が印象的。

"自分がやりたいこと、全部やらなきゃ"  Luxiem  「Hope in the dark」

You smell
格好良いと言うよりも、垢抜けているという表現の方が適している気もしている。ラフなお洒落さがある曲。ジャジーで、そこはかとなく色っぽくもある。
彼等はEN初の男性ライバーかつ、男女混合ではなくて男性だけのグループ、という半ばhistory makingなところがあるせいか気合が入っているけれども、力み過ぎないところが良さかな、と思う。
ちなみに、私は推しだからかもしれないけれどもMilordの台詞が大好きです。

Hey lady, how do you feel? You can be anyone you want.
Don’t be afraid and live your life. The world is full of hope.

Luxiem - Hope in the dark

ちなみに、意訳過多ですが「こんにちは、お嬢さん、ご機嫌いかが?君はなりたいようになれるんだよ、どうか恐がらないで、君の人生を生きるんだ。世界は希望で満ちている。」です。
(う゛っ)

"自分だけが自分の支配者”  Noctyx 「Stuck In The Abyss」

pew pew pew!
同じ男性だけのグループだけれど、Luxiemの垢抜け感と比べるとNoctyxのこの曲は、もっと重たい。
重心が下にありながらも、疾走感もあるテンションが上がる曲。
暗さは無いけれども、鋭くてLuxiemの曲が「陽」なら確かに、Noctyxの曲は「陰」だなと思う。
とは言え、日本語と英語で韻を踏んでいたりして、聴き易いかもしれない。
ちなみに、個人的に浮奇ちゃんのラップパートが好きです。

he day is night 真っ暗な世界 But nothings scary here its just the way I like The darkness in my soul, the darkness in my eyes I turn it into energy and fuel my mind I’m locked in No stoppin I’m feelin like I’m sitting in the cockpit I’m lost in My thoughts and I’m spittin and releasing all my toxins The center of the scene Make you bow down on your knees 俺は唯一無二 何も怖くない Let’s go

Noctyx - Stuck In The Abyss

"ベイビー、僕の愛見せてあげる"  Luxiem 「Jazz on the Clock!!」

Luxiemのオリジナル曲、2曲目。
ちょっと大胆になって、どきっとさせる雰囲気。
デビュー曲よりももっともっと、歌詞が個人のキャラクターにマッチしているような気がする。
相変わらずお洒落で、更にそこに小粋な感じも加わっている。

"聞こえるあなたの鼓動、どきどき” LazuLight 「Light Me Up」

これまた、とても可愛い曲。やっぱりアイドルっぽいきらめきがある、
華やかで盛り上がりそう曲。
アイドルっぽい、と称したけれどもどちらかと言えば日本のガールズアイドルアニメ、ゲームのキャラクターソングっぽいかもしれない?
可愛いけれども、表現力が豊かな彼女達のハーモニーが本当に素敵。

”サバイブじゃない、ライブを"  Noctyx 「BREAK FREE」

この「BREAK FREE」という曲の歌詞で一番好きな部分は、

I gotta "live", not just "survive"

Noctyx - BREAK FREE

の部分で。
多分、彼等も沢山傷付くことがあっただろうし、苦しい時期もあっただろうけれど、「生きる」ことにきっちり執着してくれていること、それぞれの「生き方」にちゃんとこだわりがあること、を体現している気がするから。
そもそもこの曲は作成過程も少し見ることが出来ていたから、感動がひとしおで。
本当に格好良くて、バンドサウンドが良いから是非沢山の人に聴いて欲しいと思う。

最後に

実は、もうKrisisより先にデビューしたグループについてはオリジナルメンバーが揃っていない状態だったりする。
だから、そもそもセットリストに入っているか分からないけれども、彼・彼女達のこの曲がARライブで披露されたとして、印象は変わるかもしれない。
でも、「今」の彼、彼女の良さが感じられるんじゃないかな、と期待して。