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休職日記 その4 休職中

他の人の休職日記に刺激を受け、自分の場合を書き連ねていこうと思う。

大きく以下の章立てで、今回は#3の話

#1 休職するまで

#2 休職する瞬間

#3  休職中

2020年の11月休職から2021年3月現在まで、2週間に1回の頻度でうつ病で通院している。
以下、各時期ごとに状態を記載してみようと思う。

0~1カ月
何もせず本当にぼーっとしていた。
気分はほぼ毎日意味もなく落ち込んだり、罪悪感にかられて思考がグルグルしていた。

寝起きが特に最悪で、ひたすら絶望感に飲み込まれて朝起きていた。
食事もコンビニや総菜、出前ばかり。
洗い物も溜まっていた。


ひたすらハリーポッターのパズルゲームをしていた。
職場の同僚への急に休んだ仕事の負担をどうしても考えてしまっていた。


睡眠薬(ルネスタ)とSSRI(パキシル)を増薬した。

2~3カ月
自炊を少しづつ始めた。
部屋の大掛かりな模様替えをした。
ゆるい筋トレを始めた。


気分は自分で作った料理を食べている時と、お風呂に浸かっている時が最高に心地よかった。
それ以外は週に2~3日は落ち込む日が続いた。
短眠の昼寝がとにかく多かった。一日3~4回程。

職場への休んだ影響については、考えが2~3週した結果、自分の体調が一番ということで考えなくなった。


非定型抗精神病薬(エビリファイ)を追加して併用しはじめる。

4~現在
日々考えていることを発信・反応をもらいたくなった。
NoteとTwitterを始めた。
詳細な目的はここに記載している

今のところほぼ毎日更新している。
反応をもらえて、読んでいる人がいるとわかると嬉しい。

朝の散歩を不定期にがんばりすぎず始めた。
図書館の本を取り寄せて借り始めた。
2週間に6冊程度の頻度で借りている。
読んだ本についてもまた記載したい。

気分はほぼ週に1度程度に落ち込む瞬間がある程度で、大分よくなった。
他の薬は変わらず併用しつつ、SSRI(パキシル)を増薬した。

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~現在に至る。

不思議なのは、休職前はあれだけ休みがあったらこれがやりたい、あれがやりたいと漠然と思っていたことがまったく手につかなかったことだ。

膨大な時間のまえに、一日の密度がとても薄い日々が続いた。
密度が薄いのは、ゆっくり時間が流れているともとれるのだが、問題なのは安らかな気分でその時間を過ごせているかどうかだ。

幸い、同じ密度の薄い時間、ゆっくりとした時間の中でも、後半の時期は安らかな気分で過ごせることが多くなった。

窓際で、日向ぼっこしていたり、本を読んだり、料理を作っていたり、お風呂に浸かっていたり、掃除をする瞬間はとても心地よい。
この心地よい瞬間についてもまた一覧で記載したい。

復職への思い

5月末に復職を予定している。
というより、会社の規定で5月末までが休職の最長期間になる。

金銭面では傷病手当金で給料の65%がもらえるのでまったく困っていない。
働くモチベーションは正直言って、半々くらいだ。

ちゃんと業務をこなせるかどうかの不安がとても強い。

休職前は元々の馬力が100のところを120でやっていて、こなせていた感覚があり、戻ったらまた限界を超えそうな気もするし、そういう壁を越えたいと思う自分もいる。

傷病手当金は最大で1年6カ月もらえるため、復職せずに退職すればあと1年はもらえる。

中途半端な精神状態で戻ってまた病状が悪化するくらいなら、と思ったりもする。

もし退職して1年休んだ場合、その後キャリア的にはランクの下がる転職になるだろう。

復職の際、以前と同じ業務がいきなりドサッとくることはないと思うし、そこは相談しだいで業務の内容の変更も可能と思う。

どうするかは、まだ決めていない。

また書こうと思う。





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