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フムスのすゝめ

こんなに理にかなった食べもの、他にあるだろうか。

noteはじめての投稿は、フムス愛を語ろうと思う。

フムス。ひよこ豆のペーストのこと。     ひよこ豆、ねり胡麻、オリーブオイルが主な材料で、本場では野菜やピタパンとやらに付けて食べる、最近流行りののトルコ料理である。ちなみにトルコ料理は、実は世界三大料理の一つだ。中華、フレンチ、ターキッシュ。イタリアンだとおもった人。そこになおれ。

あ、いや、イタリアンもうまいよね。


さて

良薬口に苦しというが、これは良薬であるにもかかわらず、うまいのだ。良薬口に苦しと言った人が気まずくなるくらいうまい。

豆、ニンニク、オリーブオイル、ごま、もう、体に良いものしか入ってないよね。

そりゃ海外セレブも御用達だよね。

見た目はちょっとあれだけど、それ以外は完璧な食べ物過ぎて、なんだか、統制された組織のような格好良さを覚えるよね。

まず主材料が、みんな大好き良質なタンパク質。これはもう、お豆が堂々と担当している。

ここだけの話ひよこ豆のやつとは、これまでぼくは正直、ちょっとおしゃれなサラダにちょびっと入ってて邪魔くさいという思い出しかなかった。

植物性タンパク質が体にいいことは、周知の事実であろう。動物性タンパク質を摂らないというヴィーガン料理、でもある。さらに火を使わないので、熱により失われる栄養を残さず摂取できる。

そして、意外に味にパンチがあるのもポイント。このへんは、レモン汁、にんにく、クミンあたりが担当している。これにより、酒にあうのだ。ビールでもハイボールでも、結構何でも合う。酒を飲むときに腹持ちがいいタンパク質を摂ることは、肝臓を守ることにも効果的だとか。

作る前も、作った後も保存が効くという点も凄い。特に作る前は、豆は水煮の缶を買っておけば相当もつ。わたしは災害時の避難所でも頑張ってフムるだろう。作った後は、冷蔵で1週間、冷凍で1か月が目安だそうだ。

あと、材料が安いのでコスパも良い。コストコなんかで出来合いを買わずに是非作ってみて頂きたい。材料も手に入りやすくスーパーで全部揃う。


ああもう、さっさと作り方を紹介させてくれ。

拍子抜けするくらい簡単なので。


まず、ひよこ豆をボウルとザルを重ねたものにジャッと入れ、本体と汁を別れさせます。

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そしてフードプロセッサーに、汁以外の材料(あとで教えます)を全てぶち込みます。

そんでここがポイントなのですが、汁をちょっとだけ入れてから、回します。

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むしろここ以外にポイントはありません。

何度か開けて汁を少しずつ入れながら回してペースト状に仕上げていきます。で、好みの感じになったらもう出来上がり。汁は控えめにして、モーター臭漂うくらいけっこうブン回した方が美味しいかも。

残った汁は捨てます。潔く

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ジャッ!

とね。ふふふ

盛り付けです。うちはもう保存容器に直接入れてしまいます。1人で一杯やる時のおつまみ用ですからね。細かい話ですが、フチにつけるとその部分だけ後で乾いてしまって気まずい感じになるので、フチにつけないように盛ります。真ん中を高くすると良い感じになるかと。

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このように。

ちなみに前述の理由により、スプーンについたこれを、決してフチになすりつけないように。

ではどうするか。

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はい、自らの体内に消しました。

作りながら既に呑んでる(2杯目)ことがバレたところで、終わろうかと思います。

ちなみにフムスの欠点は、見た目が良くないこと。味は人に出せるレベルなので、人に出すときは冒頭の画像さんのように、パプリカパウダーやパセリやバジル、砕いたナッツ、オリーブオイル等から好きなものを用いて頑張って盛り付けましょう。

以下材料

ひよこ豆      固形量200g  
ごまペースト    大さじ1〜2
ニンニクすりおろし 3分の1片
オリーブオイル   3まわし
塩         小さじ1
こしょう      気持ち
レモン汁      小さじ1
クミンパウダー   8振りくらい

一味唐辛子かカイエンペッパー(防腐効果に期待)        2振り以下推奨

〜食べ方〜

うちはミズーラの全粒粉クラッカーにこんもりと乗せて、コンビニのやっすい生ハム乗せて食べるのがすきです。オリーブオイルと岩塩をかけても良し。そのままでもうまいけどね。ではラストは、ミズーラのパッケージをお楽しみいただきながらお別れです。

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写真が反転しちゃうのは仕様なのかしら

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