シェア
leylinehunter
2020年6月26日 14:34
山の神・水分神 桜の季節になるとはっきりと想い出す光景がある。 いつそこに居たのか、どうやって行ったのか、そして、それがどこであるのかはまったくわからないのだが、確かに、過去にそこに行き、目の前の光景にやすらぎと清々しさを感じていたという記憶ははっきりしている。 緩やかな起伏を描く山並みがはるか彼方まで見渡せる高原の一角で、田植え直前の鋤き均された田が広がっている。ぼくはその田の畦