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旅するくまさん526「蔦の細道」

くまさん一行は、丁子屋からそのまま東海道こと国道一号線を歩いて、静岡と焼津を遮る山越え「宇津ノ谷峠(うつのやとうげ)越え」を目指します。峠の手前の古い集落のさらに手前「道の駅」を過ぎたあたりからくまさん達は国道を離れ山道に入りました。じつはこの山道は、「蔦(つた)の細道」と呼ばれる平安時代の頃には有名だった峠越えの街道の道です。「伊勢物語」の中で在原業平がこの道に「ツタ、カエデに覆われて薄暗くてさびしい」と記し、その後にもさまざまな時代の歴史書に登場します。メインの官道としての立場は、安土桃山時代の頃に平行している「別の道」に変わり、700年の歴史に幕を閉じましたが、江戸時代の頃から「蔦の細道」と呼ばれるようになりました。と いうことで、蔦の細道を歩くくまさん一行。この道も今や単なる「ハイキングコース」になってしまいましたが、歌人の石碑などもあり、いろいろな由来などを知っておくと、たとえ急こう配で、多少足場が悪くても楽しめるような気がしたくまさん達なのでした。
The bears came to the "Tsuta no Hosomichi" from the Heian period at the mountain crossing of "Utsunoya pass".
This road was a main road for 700 years since the Heian era.
It's just a hiking trail now.
But, thinking about history, looking at the monument, the bears were able to enjoy it enough.
這些熊從平安時代到“宇津野谷通行證”的山口穿過了“蔦ノ細道”。
這條道路是平安時代以來700年的一條主要道路。
現在它只是一條遠足徑。
但是,考慮歷史,看著這座紀念碑,熊們能夠充分享受它。

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