旅の終点地(スコッチの旅レポまとめ🥃)
スコットランド2週間の旅、気ままに発信してまいりましたが一先ずこれにていったん終了...。
最後はスコットランドの自然な写真と共に
旅の内容をまとめて振り返っていこうと思う。
まずスコットランドの北部、スペイサイド方面
広大でなだらかな丘がどこまでも続く。
緑豊かな上の写真は、グレンリベット蒸留所とマッカラン蒸留所の前で撮影したもの。
日本には無いこの独特な煙突も好き。
スペイサイド地区の中心部、ダフタウンの町
近隣に多くの蒸留所が集中する。
アベラワー蒸留所。建物が可愛い。
グレンファークラス蒸留所にて。
貯蔵庫で偶然、1967年から熟成されたウイスキーのサンプリングの現場に立ち会えた。
ちょっと味見もさせてもらえたよ😊🥃
(スペイサイド編の詳しい記事は👉コチラ)
以前の記事で今回の旅路については説明したが
この後、スペイサイドを離れた私たちは本土を南へと下り、ローランド地区、アイラ島、そしてキャンベルタウンの順で巡っていく。
ローランド地区では"ロッホローモンド蒸留所"を訪れた。
この蒸留所見学はなかなか濃厚な体験となった。ここでの体験については、少々長くなりそうなので、あとでゆっくり発信していこうと思う。
そして訪れたアイラ島・・・
(正面に2つ山が見えるのはジュラ島)
一面、曇り空で荒れた天気かと思いきや、すぐに日差しが出て、晴れ空へと変わる。
まさに半分が曇り空で、残りの半分が晴れ空。
私たちが訪れた6月は年間で最も日が長いシーズンで日が昇るのは、早朝4時過ぎ。
そして日没は、なんと...夜の10時をまわる。
(アイラ島編の詳しい記事は👉コチラ)
アイラ島・最終日の夜、
私たちは、ボウモアの町のとあるバーにいた。
ちょうどワールドカップが盛り上がりを見せている時期で来客の何人かは、テレビに真剣な眼差しを向ける。
一方の私はというと、もちろんウイスキー🥃
ラフロイグの数量限定シリーズCAIRDEASをいただく。
店のボトルのラインナップも、凄すぎてむちゃくちゃ圧倒された。
写真の枠じゃ到底収まりきらない数で
当然、日本じゃもう入手の難しいボトルも数多くある。
網羅したい気持ちでいっぱいだったがまぁそうも言ってられない笑
いっそここにとどまり続けようかという気持ちをぐっと堪え店を後にする。
外に出て、目の前の光景が飛び込んできた時
ハッとした・・・
時刻はちょうど日が沈む午後10時。
目に見える空全体が綺麗な桃色に染まっていた。
夢中で坂を下り、海岸沿いまで走る。
ただ呆然としちゃうくらい、どんな宝石よりも見惚れる美しさだった。
いや?勿論、ここがウイスキーの聖地だからってフィルターもあるよ笑
でも、本当に、本当に間違いなく綺麗だった。
まさに旅の終点地としては相応しい。
これまで数々の失敗、トラブル...散々頭を抱えてきたけど、
それも今は、今だけは吹き飛んでしまう。
ここに来れて本当に良かった。
この旅を振り返って思うのは、
一言で言うならばそれは、「感謝」。
本当これに尽きる。
人生、いつ何時どの瞬間が1番輝くかどうかなんて、たとえその人の一生を振り返ったとしても
結局、よく分からないんじゃないかと思う🤔
それはウイスキーも似ていて、
ここでは約200年以上...人々に手によってウイスキーは守られてきたわけだけど
何年、何十年の熟成から目覚めたソレが
決して最も良い飲み頃だ!と評されるとは限らないし、
そもそもその時代を生きる誰かに受け入れられるとも限らない。
今でこそ、ウイスキーブームの嵐だけど
需要が供給を上回ったところで、
悲しいかな...
熟成...って時を刻む速さはいつも平等だから
個々の飲み頃を考えるなら、ゆっくりと熟成の時を待たなければならない。
だからウイスキーに出会い、この場所でそれを乾杯できたことは、本当に感謝だった。
もっとその感動を多くの人に届けたい!
それが私の夢だと感じた。
それじゃあ?具体的に、どんな職業に就きたい?当然だがそういう話にもなるだろう。
私の最終目的地はどこなんだろうか。
私はこの時、帰りのバスの中でそんなことを考えていた。
スコットランドへ行ったのは今年の6月。
あれから3ヶ月が過ぎた。
その間も私の中の変化は目まぐるしかった。
東京、札幌、そして再びヨーロッパを巡って
今は、東京の家に戻ってきたけれど
来週からは、暫くフィリピンへ向かおうとしている。
今でもあの旅のことを思えば、
もっとこうしたい、悔しいと思うこともいくつもあった。
現状は、全く自信はないし、根拠のない考え方で迷うことだってたくさんある。
それでも、自分の選択にそんな後悔はしないことにしている。
たとえ間違いだと言われても
遠回りをすることになったとしても
いつか必ず自分で正解にする
今後は8月のヨーロッパの旅のことも少しずつ記事にしていこうと思う。
ウイスキーがっつりの旅ではなかったから
半分以上はただの日記になっちゃうけどね😊
よろしくお願いします☀️
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