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スーダン日記2月頭 〜最近子供達がハマっている自然のおやつナバク〜

スーダンの1月末から2月頭は、日本の三寒四温といった感じの気候です。なんか暑いと思う夜が続いたかと思うと、風が冷たい朝がやってきたり。

ところで、スーダンのデーツはカッチンこっチンに乾燥していて硬い。こちらの人たちはそれをバラハ(とかバレハ)と呼んでいます。日本ではサウジなどからやってきた柔らかいタイプのデーツを食べていたので、乾涸びたデーツはまるで別物のようです。これはこれで噛めば噛むほど味わい深く、顎も鍛えられて子供たちのオヤツには良いのですが。

真空パックされていたベトベト柔らかいデーツ
サウジのデーツ。これも食感は柔らかい。


そんなデーツと一緒に夫がナバクというものを買ってきました。こちらは乾燥リンゴのような味。日本語ではクロウメモドキという植物で、漢方で使われる(ナツメヤシではない)ナツメもクロウメモドキ科です。

ナバクとバレハ
奥歯で噛まないと割れないくらい硬いデーツ

そんなナバクという名前の実を覚えた頃、お散歩に行ったら、近所の子供たちも遊びに来て木の実を採って齧っています。聞けばナバクだよ、と教えてくれました。我が子たちも大喜びでその実を採っては齧り、投げたり集めたり。まだ黄緑色のその実を食べてみると、結構渋い。よくこんな味を喜んで食べているなぁ…

写真左側の茂みがナバクの木
実を採るのが楽しい!
下剤になるらしいナバク。お腹を下さないと良いのですが…


また別の日、今度はちょっと大きなナバクの実が冷蔵庫に入っていました。これは見た目がナツメに似ている!こちらは緑の実も渋さがなく、リンゴに似て美味しかったです。


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