脱脂綿

とある高校に通う受験生です。ここから見た景色と考えることを発信します。

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マガジン

  • 脱脂綿ぼんやり録

    脱脂綿が日常生活を送るなか感じたことをつらつらと書いてます

最近の記事

いがぐりのようなスキルを持ちながら振り子のような考え方をしたい

こんにちは、脱脂綿です。今回は綿の思う、理想の生き方について。 その辺の高校生の理想の生き方聞いてもおもんないでしょうが、名が知れたら価値が出てくるかもしれないのでね、日記として書いておきますわ。 ---------------------------------------------------- まずはスキルの方。常識があって普通のことが出来る人よりも、何か一つでもずば抜けた人材が求められる時代、"尖る"ことは何より大切だと思う。手に職つけた人は、かなり強いだろう。

    • 大運動会withコロナ

      第一波をステイホームでやり過ごし、続く二波への対応を各自治体が模索するなか、おそらく全国でも最も早い大運動会のうちの一つを、我が高校も迎えようとしている。まだ行う競技すら協議する段階、何かあれば中止になるとも知れない灯火を必死に育てている我々だが、大運動会が元々秋に開催だったことは幸いであった。 例年と大きく変わった部分を上げると、 ・無観客 ・ダンス,組体操無し、その他多くの競技の規模縮小 ・応援合戦の画数が半分(我が校の応援 合戦では、一人一人がパネルを持ち色を変

      • 失われた二人称

        皆さんお久しぶりです、脱脂綿です。しばらく別のことにハマっててnoteの更新を忘れていたのですが、今日からしばしば上げるのでよろしく。 さて今回は、子どもから大人になるとはどういうことか、と言う話から初めます。 つい昨日NewsPicksの某イベントが記事化され(不肖脱脂綿のnoteも抜粋を載せていただきました、ありがとうございます)、文字化され少し雰囲気を変えたイベントを楽しみました。その中の伊藤賀一さんの、"世の中にはどうしようもないことがあると知っているのが大人"とい

        • NewsPicksのイベントと参加して考えたこと

          昨日、NewsPicksとポカリスエットが共同で贈る、「NewsPicks Special Class for students」というイベントに参加した。 スタディサプリで社会科講師をしている伊藤賀一さんや最近YouTuberとしても有名な那須大亮さんといった豪華ゲストの話を聞き、他の参加者とディスカッションする機会も与えられた。 御二方のお話は興味深かった。LESSON1で那須さんは、この転換点には'物ごとをどう捉えるか'と'強い思い'が大切、と語った。またLESSO

        いがぐりのようなスキルを持ちながら振り子のような考え方をしたい

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        • 脱脂綿ぼんやり録
          9本

        記事

          英語教育の是非について小論文書かされた

          題通り。以下全文です 私は小学校への英語教育導入は無駄であると考える。 確かに、各国のパワーバランスが大きく変化する今日、未来を国任せにせず個人や企業レベルで世界と繋がる必要があり、その為には英語が欠かせないという意見もある。 しかし、その必要があるからこそ、英語を学ぶのは無意味なのではないか。 なぜなら、英語は単なるコミュニケーションツールであり、それ自体が何かを生むわけではない。アイディアを作るアート的な考え方と、未来を見通す土壌となる世

          英語教育の是非について小論文書かされた

          AIの子どもを育てる時代

          オンライン化、AI化、ひいてはバーチャル化が進んだ世界での恋愛観はどうなるのか?という話。 バーチャル化が進み、仮想世界での生活が一般的になったとき、恋愛はどう変化するだろうか?アバター同士で会い、実際の声帯から出ていない声で話す。そんな世界で外見は好き嫌いの要素となり得るのか。ここを考えるには、今若い世代で流行っているアバターでのネット恋愛アプリを参考にするのがよいだろう。 このようなアプリでは、自分の代わりとなる可愛いアバターを操作して、友だちを作ったり恋人を作ったり

          AIの子どもを育てる時代

          世界に1つだけの花は別世界ならいくつも存在しうるのか?

          2000年代を代表する名曲である、SMAPの『世界に一つだけの花』。AI化が進み、個人個人の生きる意味が希薄化する今、我々に訴えてくるものがある。 世界を跨ぐ花題にも記したが、世界に1つだけの花は別世界になら2つ目3つ目が共存できるのだろうか? 何を言ってる、そもそも世界は1つしかない。見てみろその証拠にworldの複数形は無いじゃないか、と言う人もいるだろう。しかしそれは過去の話となるかもしれない。 thirdverse構想 生活の基盤はリアルからバーチャルへ  な

          世界に1つだけの花は別世界ならいくつも存在しうるのか?

          1番辛い拷問は何も生まない労働という通説に異議を唱えたい

          ドストエフスキーの著作『死の家の記録』には、穴掘りの拷問が紹介されている。午前中に掘った穴を、昼から埋める、というだけの生活を延々おくるというものである。これが世界一辛い拷問だと言うと拍子抜けするかもしれないが、人間は生産性のない労働に耐えられないのである。 しかしもっと辛い拷問を発見してしまった。口からおかゆを流し込まれることである。 今日から、綿の高校で放課後の課外授業が始まった(なんで金曜日からなんだ、とは綿も思う)。授業だけでは足りない、大学毎の過去問演習を積むため

          1番辛い拷問は何も生まない労働という通説に異議を唱えたい

          限界費用ゼロ化を受けて考えること

          こんにちは、脱脂綿です。一昔前から限界費用のゼロ化が見据えられていますが、今日の高校の授業で限界費用の話が出てきたので思ったことをつらつらと書きますね。 まず限界費用とは、販売するものをひとつ増やしたときにかかる費用のことです。原料費や人件費の増加分などを含み、機械の費用等は含みません。 例えばスマホのアプリなどは、初めにシステムを作ってしまえばどれだけインストールされようが追加の費用はかかりません。これはすでに限界費用ゼロを達成しているといえます。しかしそろそろシステム

          限界費用ゼロ化を受けて考えること

          ポストコロナ時代の教育(大学受験生視点)

          皆さん初めまして、脱脂綿と言います。 先日3ヶ月ぶりに靴を履き高校の始業式に参加しました。家族以外の人と会い、かなり心が軽くなったと言うか、ほっとしました。 それはそうとポストコロナの教育について、高校の言い分に少し思う所があったので書き留めて置こうと思います。 …あ、題を見た人も多いでしょうが、綿はこの大きな時代の過渡期に大学受験を迎えるようです。サバイバル、ワクワクしますね。 一時期、学校不要論が持ち上がったことがありました。しかし未だ小中高と全て健在です。社会

          ポストコロナ時代の教育(大学受験生視点)