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"ヒマ" というギフトを与えられた最高の3ヶ月だったよね【今】

先日、ピアノの先生がおっしゃった
「音の、のびやかさが
全然ちがうんです!」と

休校になってから、生徒たちが出す
ピアノの音に関して、先生は
そう感じられたとの事。

それを聞いて、
なるほど〜!って深く納得した。

学校に行くだけで、けっこうな
ストレスなんだよね。子どもたち。
特に、先生の生徒さんたちは
私立の小学校へ通ってるお子さんが
多いようで…。
毎日、電車に揺られて通学していると、
本人も気づかないうちに
ストレスがたまってしまう。

だから、休校中の子どもが奏でる
ピアノの音には、のびやかさが
生まれるのだろう♫

考えてみれば、今の子どもたちって
すごく忙しい。

うちは、塾には行ってないけど
周りのお友だちは、ほとんど塾に
通ってる。聞けば、娘の通う小学校では
9割近くの子が受験するのだとか…。

塾だけじゃなく、ほかにもいっぱい
習い事してるから、学校終わってから
ほぼ毎日、習い事。そして、土日も…。

そんな時代に生まれてきた子どもたちに
3ヶ月の"ヒマ"を与えられたのは
とっても贅沢なギフトだったん
じゃないかな?

わが家の娘は、習い事はピアノと造形
だけなので、よその子と比べると、
もともと、そんなに忙しくないけれど、
娘の場合は学校に行くのにほかの子より
そうとうのエネルギーが必要だから
この3ヶ月の休校で、かなり
リフレッシュできたと思う。

そして、親のわたし達が、どれだけ
学校に依存していたかを確認する
良い機会になったのではないかなって…。

海外の友人のはなしを聞いていると
日本に比べてずっと親の出番が多い。
日本の公立小学校ってかなり子どもの
お世話をよくしてくれてるよなぁって
感じる。

給食なんかもありがたいし。
休みも、日本は比較的短いように思う

夏休みは2ヶ月以上、クリスマスホリデー、
イースターホリデー、と、けっこう
休暇の期間も長い。

娘が2年生のとき通っていた
シュタイナー学校も、
夏休みは公立より長かったし、
秋休みと、春休みもそこそこ長かった。
冬休みは公立と同じくらい。
給食もなかった。

それに比べれば、ほんとに、
公立小学校は面倒見がいいと感じる。

親の役割、学校の役割、地域の役割
をもう一度しっかりと考えてみる
いいタイミングになったし、
子どもに、"ヒマ"を与えてくれた。

1年の4分の1という長い休校、
ほんとに貴重な時間をありがとう♫


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