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HSC日記

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ひといちばい敏感なHSCの娘の過去と現在進行形と。
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#オルタナティブ教育

七夕の願い事🎋

1年ちょっとの、ブランク。 久しぶりの公立小学校で、 娘が戸惑ったのは… 授業の開始と終わりの 「起立、礼、着席」などの、号令と 体育の時の 「前にならえ!」や整列、準備体操。 それから、時計を見て行動すること。 シュタイナー学校では、教室に 時計がなかった。 そして、テスト。 シュタイナー教育は、 教科書なし、テストなし、通知表なし! いまだにテストの日は、嫌みたい。 そして、いち番苦労しているのは算数。 3年生2学期から、今の学校に 通いはじめたのだけど、その

転入 初日 娘の感想

シュタイナー学校をやめて 公立小学校へ、初めて登校する日の 前の日。 夫、 「あしたから、うちの娘、一緒の学校に 行くことになったから、よろしく!」 って、同級生に電話していた! Nice job!夫。 同窓会には参加しないし、 地元での交流がほぼない夫。 連絡先を知っている、同級生の娘ちゃんが 娘と同じ3年生で、ほんとに良かった! お義母さんも、 「孫が転校してくるからよろしくね!」 と、お友達に連絡してくれていた。 1年寝かせていた、まだまだ新しい ランドセルを背

やめた理由

〜昨日よりつづき〜 シュタイナー学校のお父さんたち、 学校行事や、月に1度の土曜日の クラスミーティングへの参加率が 非常に高い。 そして、娘や息子が通う シュタイナー学校への情熱に溢れ、 里山暮らしを堪能されている お父さんが多いなぁと言う印象だ。 お母さんもまた然り。 「自分の仕事は何とかなる!」と 移住して、都心部まで毎日 数時間かけて通勤されている方、 フリーランスのお父さんであれば 仕事場を学校近くに移す方も多い。 家族への愛情、学校への愛情が 半端ないお

わたし と お義母さん

いつも、そうなんだけど、 お義母さん家に行くと これでもか!ってくらい なんだかんだと、持たされる(^^) きょうも、そう。 ありがたい重さを感じながら 家に持って帰る。 今は、だいぶ体力的にきつそうなのに わたしには、お義母さんでいてくれる! ありがたいなと思う。 お義母さんと、わたしの関係は 友だちみたい。 嫁、姑と言う感じは一切ない。 お義母さんには、3人の息子が いるけど、娘がいないから 可愛がってもらえるんだろうな! わたしの母が生きていた頃、 母と

シュタイナー学校 の 運動会【思い出】

娘がピアノで、『天国と地獄』を 練習していた。 そういえば、シュタイナー学校の 運動会って、静かだったなぁと 思い出す。 運動会ではお馴染みの『天国と地獄』 などの音楽は一切流れないし、 万国旗の飾りも、アナウンスもない。 シュタイナー学校の子どもたちは ラジオ体操は知らないし、号令… 前へならえ、右向け右、回れ右なども 教えられる事はない。 みんな整列して、ラジオ体操して 開会式して!全部なかった。 気づいたら、なんとなーく始まっていた(笑) 運動会は、元々はなか

教育移住 で 軽井沢 に 引っ越した 友人

不思議なご縁で、繋がった大好きな わたしの友人から、メールが届いた。 "熊が出たとのことで、 気をつけるよう情報があったんだ。 この辺では日常茶飯事らしいから、 私は余裕をかましてポストに 手紙の投函に行ったんだ。 そうしたら、帰り道に熊がいて 目があっちゃって、 久々に肝を冷やしました。 15年ぶりくらいに全力疾走して 呼吸困難になった以外は被害なし。 いやー、森に住むって危険だね!" とのこと…。 ほんとに、呼吸困難だけでよかったよ! 娘がシュタイナー学校に通って

やさしさいっぱい シュタイナー学校のお誕生日会【思い出】

子どもたちが大好きな日。 自分のお誕生日会と クラスのお友達のお誕生日会。 シュタイナー学校ではお誕生日は とても大切にされている。 お誕生日当日か、なるべく近い日に お誕生日会が開かれる。 子ども達のリズムを何より 大切にするシュタイナー学校では 定期的な授業参観はない。 だけど、お誕生日会のときには 主役の子の親が教室に入る事ができる。 そして、お誕生日会には日頃の感謝の 気持ちを込めて、 クラスメイト全員と担任の先生へ 手作りのおやつを手渡す。 娘のお誕生日会

シュタイナー学校の保健室【思い出】

娘がシュタイナー学校に通っていた時 保健室に、よくお世話になっていた。 シュタイナー学校の保健室にあるものは とてもシンプル ・カレンドラオイル ・コンブドロン ・湯たんぽ カレンドラオイルとコンブドロンは ヴェレダ社のもの。 カレンドラは、傷 コンブドロンは、かゆみ 湯たんぽは、腹痛 あと、頭痛の時には 足湯をしてもらっていた。 娘はよく、腹痛になり、 保健室でお世話になっていた。 湯たんぽと、ヴァルドルフ人形 (シュタイナー教育の思想に基づいて 生まれた人形)

娘が好きだった 授業 〜手の仕事〜 【思い出】

シュタイナーの言葉に 「手仕事こそが知性」というものがある。 手や指先を動かすと脳も動く。 シュタイナー学校独自の科目に 『手の仕事』がある。 娘はこの科目が大好きだった。 手の仕事は1年生から始まる科目で 編み物、人形作り、刺繍など 発達段階に合わせて色々な課題に取り組む。 シュタイナー教育では 0歳から7歳→『意』 7歳から14歳→『情』 14歳から21歳→『知』 の順番で育てるのが大切とされている。 『意』からだ 『情』こころ 『知』あたま 幼少期から

ルビコン川を渡ってるね〜【今】

娘、「もう、わたし、小さい子 じゃないんだから、そんなことくらい わかってるよ!」 と、ちょっとムスッとして わたしに言ったのである。 車から降りる時、 わたしが「バンって開けないでよ! よく見てね!」と言ったのが 娘ちゃん、気に入らなかったようす… おおー! 渡ってるね!ルビコン! なんだか、ちょっと嬉しくなる! シュタイナー教育では 6歳くらいから始まる歯の生え変わりと、 12歳くらいから始まる第二次性徴の ちょうど、中間に位置する9歳くらい の時期を『9歳の危機』

思春期 と 重力 と ジャグリング🤹‍♂️🤹‍♀️

シュタイナー教育では 思春期の時期を"重力"の支配する 時期へと"落ちて"ゆくと表現される。 これを聞いて、なるほど〜!と すごく納得した。 たしかに、思春期の頃っていつも 体が重だるくて、シャキシャキ動け なかった記憶がある。 『思春期の頃の成長では 徐々に強く自分の骨格の重さに支配され、 そのことで、身体の動きはより重くなり、ぎこちなく、だらだらとする。』 と、シュタイナーは言っている。 このことを知っていれば、 あのなんだか重だるい感じに イライラせずに済んだの

今更ながら  "note"  はじめたわけ と 少しだけ 自己紹介

"協調性に欠ける" 小学生のとき、通信簿の所見欄に 書かれたことがある。 動物占いでは "ねあかの狼" 「群れを嫌う1匹狼タイプ」との 説明に妙に納得した。 スポーツができるように見える 運動音痴。 ブランコに乗ったら、ヒューッと 飛んでいってしまったり…。 跳び箱をしたら、顔から落ちたり、 ドッジボールではすぐボールに 当たってた。 おとなになってからも 坂道、自転車で派手に転倒したり 平らなところでよくつまづいたり…。 わりと、いや。かなりドンくさい。 スポーツが

クレヨン と 色鉛筆【思い出】

シュタイナー学校に毎日持ってくもの 蜜蝋クレヨン(3年生からは色鉛筆) おやつ。 お弁当。 水筒。 をリュックに詰めて持って行く。 消しゴム、下敷き、教科書は 持っていかない。 エポックノートというスケッチブック みたいな大きなノートは 学校に置いておく。 制服はないけれど、なるべく無地、 キャラクターが描かれてないもの。 素材も自然素材のものがよしとされる。 帽子は必ずかぶる! これは、山の上にある、学校だから であって、シュタイナー学校だから ってことではないか

いろとりどりの学び【思い出】

おひさまが顔を出し くらやみを照らす 金色にかがやく朝の光よ わたしの心に小さな 陽が灯る 誰にも消せないともしびとなれ 2018年4月。 シュタイナー学校初等部2年生に 転入した娘が、いちばん最初に 覚えたうた。 すてきな詩とやさしいメロディ 毎朝クラスでうたう歌。 今は、わたしが、 気持ちのいい朝に、知らないうちに くちずさんでいる。 シュタイナー学校の1年生が いちばん初めに習う漢字は"光"だと 聞いた。 ひかり。 とても大切にされていた。 お友だちとトラブル