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クレヨン と 色鉛筆【思い出】

シュタイナー学校に毎日持ってくもの

蜜蝋クレヨン(3年生からは色鉛筆)
おやつ。
お弁当。
水筒。

をリュックに詰めて持って行く。

消しゴム、下敷き、教科書は
持っていかない。
エポックノートというスケッチブック
みたいな大きなノートは
学校に置いておく。

制服はないけれど、なるべく無地、
キャラクターが描かれてないもの。
素材も自然素材のものがよしとされる。

帽子は必ずかぶる!
これは、山の上にある、学校だから
であって、シュタイナー学校だから
ってことではないか!

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ベッチンの生地で作るクレヨンケース
木と和紙で作る色鉛筆ケースは
子どもたちが手作りする。

7歳から14歳までは感情を育む時期と
シュタイナー教育では考えられている。
この時期は「世界は美しい」と
感じられることが重要とされるのだ。

美しい色彩のクレヨンや色鉛筆で、
教科書のかわりとなる
エポックノートに絵を描いたり
字を書いたりするということは
子どもたちに、美しさという感情を
育てていることになる。

シュタイナーは
「大自然の秘密や人生の法則を、知的な
冷たい概念としてではなく、
できるだけ象徴として、子どもの
受け容れやすいものにすることが
大切である」と、言っている。

色あざやかなクレヨンで描いた
九九の授業のエポックノートが
こちら

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4×0=0
4×1=4
4×2=8
4×3=12
4×4 =16
4×5=20



1の位だけを並べると、
0,4,8,2,6,0…となり
これを周の目盛りの上で順に結ぶと
写真のような図形が浮かび上がる。

4の段だけでなく、1〜9それぞれに
美しい図形ができる。

九九の世界がビジュアル化される
ことで、からだで感じられる。

シュタイナー教育では
すごいことまで考えつくされていて
筆記具は黒を除く、色彩豊かなクレヨンを
使うということになっている。

いろいろな理由はとてもすばらしい!

それはそれとして、
蜜蝋クレヨンと色鉛筆自体が
とても美しいなって、わたしは思う。
眺めているだけで、ワクワクする!
この気持ち、きっと大切なことだよね。

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