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働かざる者ヒアルロン酸を入れるべからず

自分にできる仕事なんてものはただでさえ限られていて、どうせ押しなべて低賃金であるから、ならばせめて未経験のことや好奇心が満たされる仕事をしようという指針で生きてきた結果、マンネリを感じたタイミングで仕事を辞めてしまうようになってしまった。そもそも自分に出来るような時間給の仕事には責任も伴わなけりゃ将来性もなく、基本的には真面目に頑張れば頑張るほど搾取されるだけである。天井が知れてる。長く続けるメリットは無し。旨味ゼロ。貧乏は我慢できるけど退屈は我慢できないぜ。俺は寄る辺ない根無し草、何処へ行っても旅烏、孤高の狼さ。などと言ってる場合ではない。私は草でも烏でも狼でもなく、怠惰で傲慢で救いようのない一介の年増女である。

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