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私にできるのは種をまいて待つことだけ

今日は久しぶりに午前中に仕事を終え、午後は娘とスタジオでのんびり時間を過ごしています。私がブログを書く横で絵を描く彼女を見て、なんか胸の奥がほっそりしています。もうすぐ16歳になる娘の成長過程を振り返って色々と思いがよぎってきました。

今日は久しぶりに娘の方から身体を整いたいと申し出があってスタジオへやってきた。全身調整の後に彼女が「あーなんか呼吸がしやすくなった。」「身体の中の悪いものが流れたように感じる。」「足が軽くなって歩きやすい。。。」と私が聞く前から自ら感想を言語化してくれて、実はちょっと嬉しかったです。

本当はもうちょっと頻繁に身体を整ってあげたい私がいます。ついつい感情に押されて自分から提言していまいそうだけど、そこは我慢して本人に求められる時に答える体制を取るように意識しています。

私でもちゃんと母心はありますw感情のまま動いたらきっとしつこく何度も何度もあーだこーだっと言っている私がいるはずです。何せ私も母親だから。。。

でも、そうしないのにはちゃんと理由があります。

娘には必要以上に人に左右されずに自立した精神を持って自分で決められる人生を歩んでほしい。【yes】も【no】も自分でちゃんと決められる。さらに自ら出した答えにちゃんと責任を取れる人になってほしいからです。

そのためにできる限り私の価値観を押し付けるのをやめようと思っています。私の経験はあくまでも私のもの、彼女がそれを聞きたい時にはちゃんと答えられるようにいるだけで十分です。彼女には彼女の人生の歩み方を持ってほしい。失敗を恐れずにいろんな経験を自ら積んでほしいからです。

実は、私から見てもうちょっと痩せた方が。。。とか、姿勢維持できるために筋トレしたら。。。とか。正直仕事柄娘に対して気になることが山ほどありますw が。。。

そこをそっとついつい彼女にむけてしまう意識のベクトルを、そっともう一度自分自身に向けるようにして、私が私にとって正しいと思うことを淡々と丁寧にやることにエネルギーを注ぐようにしています。

実はこれにもわたしの思いが、、、彼女の一番身近に生きる私が年齢関係なくやりたいことをに対して情熱を持って素直に努力する。そんな私を見て学んで少しでも娘が影響を受けてくれたら嬉しいなっと言う“下心”はもちろんあります。

いつかになるかわかりませんが、、、彼女も大きな人生の決断をするときに、なりたい自分に進む道に素直に自分の心に従って進める人になってくれたら最高だなっと思います。

でも、実際は私の思いが上手くいくかは誰にもわかりません。私にできるのはその種をそーっと撒くことだけ。それからこの種が芽になって身を結ぶかどうかは娘の判断に任せるほか道ないです。

【子供はあなたの思い通りなんて絶対にならない。あなたが決定権があるのは、彼(彼女)があなたのお腹の中に収めれいる妊娠中の10ヶ月間の間だけ。その後あなたができることは勝手に心配しながら、死ぬまでこの子の人生をただ温かく見守ることだけ。】この“名言”は母が私の臨月の時に話してくれたことです。

正直16年前の私にはまだこの話を理解する能力と経験値はなかったです。あれから16年間をかけて子育ての中で娘を通して色々と学んできて、今はこの言葉のずっしりとした重みをちゃんと感じられるようになりました。

母という仕事を途中で投げ出さずに16年間続けてきて、一番人力強く私を育ててくれたように感じます。娘とは後何年一緒にいられるかはわかりませんが、この先も必要以上に出しゃばらずに、温かく彼女の生き方を見守り応援し続けられる人で居続けたいと思います。

このブログはここまでにします。みなさん、今日も読んでいただきどうもありがとうございます。
では、また明日ーー🤗

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