長崎市を囲む海の風景!海の歴史を添えて。

画像1 長崎市近郊の海をご紹介します。まずは長与町という長崎市北部の町にある長与港から見た大村湾です。大村湾は内海で、ほとんど波がありません。湖ではないので淡水ではなく海水です。近海魚や真珠の養殖が盛んです。大村湾の名前のは、大村市という長崎県央の市から取られました。大村には長崎空港があり、長崎市内、佐世保市内に高速バスが出ていて、長崎県の交通の要衝です。
画像2 こちらは長崎市東部の茂木町から見た橘湾です。茂木は漁業とびわ栽培の町で、山間部には畑、中心部は漁港があります。橘湾は長崎半島と島原半島にまたがる外海に通づる海です。釣りでも有名で、船をチャーターし、フィッシングを楽しむ方もいらっしゃいます。橘湾の橘という名前は、明治の軍人橘周太の名字から取ったものです。雲仙市には橘神社があり、軍神である橘周太を祀っています。時々自衛官候補生が参拝して、これからの自衛隊生活がうまくいくようにお祓いを受けるほどです。
画像3 こちらは長崎港の船内から見た大波止桟橋です。長崎港は皆さんが日本史で学ぶ通り、400年前に開港され、江戸幕府によって出島が設けられ、外国との唯一の貿易をできる場所です。大波止桟橋は長崎から、福江島、上五島町、奈留島、伊王島、高島など長崎近海、長崎遠方の離島のフェリーが離発着します。長崎港は三方を山に囲まれ、凪が続く港です。台風が来てもそんなに荒れません。その地の利もあって、貿易港、漁港として栄えてきましたが、今は港の規模が小さく長崎の産業もあり、観光港、造船の港です。

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