見出し画像

すき焼きって案外簡単なんだな。

前置きが長くなりますが、
わたしは基本的に料理はレシピを見ながら作ります。

味見をしながら自分の感覚で調味料を足したり引いたりが出来ないんです。

(ちょっとしたコンプレックスでもあるので、これから克服していきたいところではあるのですが・・・)

書いてある分量を、そのまま使って、
味見をせずに食卓に出します。

幸い主人は食にこだわりがない人なので、
「毎回安定した味をありがとう」なんて言って食べてくれます。

🐥

実家では、すき焼きがほとんど食卓に出ませんでした。
確か、わたしが小さい頃に母がすき焼きの肉をケチって
あまり入れなかったところ

「すき焼きなのに、野菜しかないじゃないか!」と
食いしん坊の父が怒り、激しいケンカになったらしいです。

どうも、その後の気まずさがあり
食卓から長年すき焼きが消えてしまったようでした。


🐥

大学生の頃、ゼミで泊りがけの勉強会がありました。
そこで、夜にすき焼きが出たんです。

2つのグループに席が分かれていて、
わたしのグループにはゼミの先生がいました。

野菜と肉と、割り下と、(水があったような?)が
テーブルに置かれてあって、
自分たちでお好みの味で作ってくださいと言われました。

その時わたしは、「え、割り下とかってどうしたら良いんだろう?」と
作り方が分からずワタワタしていました。

隣のテーブルのグループも全員そんな感じで、
こうかな?、ああかな?と探り探り
すき焼きを作っていました。

🐧

そんな中わたしたちのグループは1人率先して
すき焼きを作ってくれる子が現れました。

その子はサササッと、肉を焼き、野菜を焼き、
先生に「味はどれくらいがお好みですか?」なんて聞いて
割り下を調整しながら、
すき焼きを作っていきます。

その手際の良さに圧倒されました。

その時、一人暮らしをはじめて
多少自炊をしていたわたしは、
なんだか情けなくなりました。

しかも、その子は実家暮らしだったので、
その行動から
「ああ、ちゃんと家のことを手伝っているんだろうな。」
「この子の家ではよくすき焼きが出ていたんだろうな。」とか、
「いいお母さんになりそうだな。」とか思いました。

ずっとその子がすき焼きを作っている姿と
感じた気持ちが忘れられないでいます。

そこから、わたしはすき焼きを作ることに
身構えるようになって、
作るのが難しいものに思っていたんです。


🐻


結婚してから、節約のため
年に数回ハヤシライスを作る以外で牛肉を買うことがない生活を
送っていました。

しばらくして、主人の実家からすき焼き用のお肉を頂く機会がありました。その時は良いお肉をもらった喜び以上に、「どうやって料理しよう?」と物凄く焦りました。

そこではじめてすき焼きを作ったのですが、色々なレシピを携帯で調べて、容量を得ないまま何となくワチャワチャしながら出来上がりました。

それから、何回か作る機会はあったのですが、やっぱりすき焼きって作り方が良くわからないなって感じでいました。

🐥

それが、今日変わりました!
たまたま、牛肉が安くて、それに合わせてかすき焼きに入れる野菜も安くなっていて、買って帰りました。

すき焼き用の糸こんにゃくのパッケージにあったすき焼きの写真を見て、同じ具材を選びました。

わたしが本日作ったすき焼きのレシピはこうです。

(材料)3人分
・牛肉 300グラム
・春菊 1袋
・ネギ 1本
・しいたけ 5個
・糸こんにゃく 1袋
・焼き豆腐 1丁
・牛脂 2かけら

(割り下)
・みりん 100cc
・しょうゆ 100cc
・水 100cc
・砂糖 大4

(作り方)
①フライパンに牛脂を入れて、ネギを焼く。
②ネギを1度取り出し、今度は牛肉を入れてさっと焼く。
③割り下を入れる。
④ネギを含む残りの具材を入れて、火が通るまで煮る(焼き豆腐は途中で上下をひっくり返す)
⑤お好みで溶き卵をつけて食べる。

という、分量と作り方でしました!
すごく分かりやすくて簡単で、
今まで食べた中で1番美味しかったです。
(牛脂で作ることがポイントかも?)

「割り下や水を加減して、味見をしながら
好みのすき焼きを作らなければいけない」というプレッシャーが
どこかであったことに気がつきました。

このレシピ通りにしたら上手く出来たので、
わたしは覚えやすいし
これからはすき焼きといえばこれでいこうと思います。

作るのが苦手だったメニューが克服できたというお話しでした🐣


☆ここまで読んでいただきありがとうございます☆


ここまで読んでいただきありがとうございます✨感想などコメントもらえると嬉しいです❗️サポートをして頂けたらとても励みになります(*^^*)よろしくお願いします♪