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ベジータが悟空を超えられなかったワケ

こんにちは!良平こと良ちゃんです。

現在32歳。仕事、プライベートの境を無くし、分かち合える仲間と稼ぎながら趣味や仕事の幅を増やしてワイワイ生きていく人生を創り、多くの人にきっかけを与えていくことが目的になっています。
実現のための第一歩として、文章力を磨く、形に残せるツールとして最近「ドラゴンボール」・「自分磨き」、自分が注力している現代の転職支援の仕事を題材に「コロナ転職」をテーマにブログ投稿にチャレンジしています。
今後、さらにテーマを少しずつ広げていけたらいいなと思いますが、しばらくは上記のテーマを軸に綴っていきます。

前回の記事では、天津飯と餃子(チャオズ)が、人生をより太いものになる里道の相棒関係であることを綴りました。
良かったら、読んでもらえたら嬉しいです。

さて、今回と次回は、ドラゴンボールを語る上で欠かせない重要キャラクターであり、個人的に一番好きなキャラクターであるベジータについて2つのテーマで書いていきます。

今回は、「なぜベジータは悟空を越えられなかったのか」

ドラゴンボールの中でも、登場からずっと主役級、戦闘力で悟空に匹敵する実力を持つベジータ。しかし、悟空にあと一歩という部分で及ばない立ち位置であり、報われずに哀しい場面もある。

1.ベジータのモチベーションは「プライド」と「競争意識」

ベジータの大切にしている価値観は、「自分はサイヤ人の王子であり、トップでなければならない」というもの。プライドが高く、仲間に対しても協力を求めるより圧倒的な力で支配する欲求が強いように見えます。
超サイヤ人になるまでに凄まじい死にかけるような修行の果てに覚醒しただけに、同じ努力をしたら悟空(ベジータはカカロットと呼んでいる)より上に決まっているという自負があります。

ベジータが悟空の後を追う形で超サイヤ人に。自分への怒りがきっかけで、とうあたり、自分への自信がすごい

しかし、圧倒的に強く敵わない相手を前にすると、途端に戦意喪失、諦める事も多く、非協力的で自分勝手な振る舞いが見受けられます。

怪物・フリーザを前に全く歯が立たない事を知ると、戦う気力を失ってしまう

2.悟空は「自分の限界に挑む、敵は自分」

一方、悟空は強い相手を目の前にするとベジータとはとらえ方が違います。
あの有名なセリフ「オラ、ワクワクすっぞ」つまり自分より強い敵に会う事を待ち望んでいて、もはや戦闘オタク(笑)
※悟空いついては、別のブログで紹介してますので、ぜひ見てみてください。

ウデはすげえ、と相手を認めた上で、挑むことにワクワクしている孫悟空


どうやったら相手を上回れるか?
そして、地球の仲間や家族を大切にしてきているからこそ踏ん張りがきき「何とかしよう」「ここで負けるわけにはいかねえ」というメンタリティーになっています。
ベジータもそんな悟空の事を認める名シーンがあります。

悟空(カカロット)を意識するのを諦めたシーン。相手を認める

認める、という事はなかなか勇気が要る事のように思います。何十年も悟空の背中を追いかけてきたベジータは、共に強敵と戦う中で心の底から悟空の凄さや頼もしさを感じ、自然と出た本音を言っているように思えます。

3.競争意識やネガティブな原動力は、ポジティブなあり方に勝てない

ベジータは長いところ自分の自尊心を満たすため強い競争意識相手を蹴落とす意味でのサバイバルな環境にずっと身を置いていたのもあるかもしれません。あらゆる星を征服し、ともすれば殺されるかもしれない修羅場にずっといたからこそ、強さと自信が自分の支えだった。
しかしそれだけでは何も生まない事を知った以下のシーン以降、ベジータは
奥さんのブルマや息子のトランクス・ブラといった家族愛を持つようになり、誰かのために頑張るようになります。プライドをかなぐり捨て、
自分の命を懸けて地球を守ろうとしました。

最後の最後まで、家族や悟空(カカロット)を想っていたことがうかがえるシーン

ベジータは、人間の誰しもが持つプライドや自尊心、自分に沸き起こる恐怖や憎悪、嫉妬心、あらゆる感情を隠すことなく表現しているキャラクターであるように思えます。また、一番を目指していても報われない葛藤など、サラリーマンや多くの社会人の日常に置き換えてみるとリアルに共感できる部分も多く、ファンから愛される理由の一つだったりもするのかな、と思います。
そんなベジータが悟空を認める瞬間、、これは人間の成長すらも描いていて、殺戮を繰り返していたところから家族に愛を持ったり犠牲心を持つところまで変化する部分でも「どんな人でも変われる」というメッセージも込められているように思います。

ぼくも、仲間への尊敬の念も併せ持ち、相手を認め、新しい出会いや障害に対してワクワクしながら、自分自身を高めていきます。

次回は、そんなベジータが作品中に見せる「サバイバル戦を勝ち抜く頭脳」について綴っていきます。お楽しみに。


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