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悟空の超サイヤ人、その先の進化に見る自己成長のヒケツ

こんにちは!良平こと良ちゃんです。

30歳から新たなチャレンジを始め、趣味や仕事の幅を増やしていく事を
楽しみながら日々活動しています。

前回の投稿で、人気マンガ「ドラゴンボール」の
ミスター・サタンを取り上げ、「理想のリーダー像」を解説していきました。
良かったら、下記のページもご覧いただければと思います。

さて今回は、主人公の孫悟空を取り上げていきます。
孫悟空は、戦闘力(自分の能力と置き換えて下さい)を高める天才です。
それは一見、無茶なように見えて理にかなっている考え方があり、
僕たちにも取り入れられそうなシーンを、ここで分かち合えたらと思います。
(今回は取り上げるシーンがかなりマニアックです、、お付き合いください)

穏やかな心を持ちながら、激しい怒りによって目覚めうる自分自身の「可能性」と適度な負荷

1.リミッターを外す

まず、この画像です。

これは、悟空がかなり体に大きな負荷をかけて一時的にパワーとスピードを急上昇させる「界王拳」という技です。画像は、10倍から20倍に一気に引き上げるシーンです。
使いすぎたり、パワーを上げすぎるとひどい筋肉痛、体力を失う諸刃の剣。

相手は、宇宙一の帝王と呼ばれた怪物・フリーザ。
この時点でフリーザは、まだフルパワーの3分の1も使ってないと言っていました。
悟空とフリーザの、戦闘力の歴然たる差、、。
しかし悟空には、死んでしまった仲間をドラゴンボールで生き返らすという目的がありました。
勝てるか分からない相手にも、何としてでも目的を果たすために限界を突破する覚悟と勇気が見えたシーンです。
僕たちにも人生の困難や壁にぶつかった時に、諦めず全力で向き合い乗り越えていき、成長していく過程と重なると感じています。

2.穏やかな心を持ちながらの激しい怒り

次に、以下の画像です。有名なシーンでもあります。

フリーザとの戦いで、子供の頃から一緒に修行してきた一番の仲間・クリリンを目の前で殺され、超サイヤ人に覚醒した孫悟空。

もちろん僕たちは金髪になれませんが(笑)、
大切な人の死や失恋、会社の倒産、部活の大会で負けた悔しさ、怒り、
もう後がないという絶体絶命の状況や危機感

これが引き金となって本気になったり、自分の限界を超える結果を手に入れたりする方も少なくないのではないでしょうか。

3.勝つために頭を使い、基本に忠実なトレーニングの達人

次のシーンは、1日で1年の修行ができる「精神と時の部屋」における
孫悟空と息子の孫悟飯の修行中の会話です。
超サイヤ人の壁を越えようと、試行錯誤を繰り返している最中の話です。

奇をてらう必殺技でも、切り札でもなく、圧倒的な力でもなく
悟空は基礎基本の徹底と、当たり前の状態を挙げる大切さを説いています。

「遠回りなようだけど、それが一番だとオラは思う」
すごく重みのある、確信を持ったセリフに感じます。

常に超サイヤ人の状態で二人は過ごすシーンが出てますが、目の威圧感が消え、ごく自然に超サイヤ人の状態でいれるようになります。

2.で紹介した、超サイヤ人になりたての、殺気立った悟空とはまるで別人です。
限界突破でやっとなれた超サイヤ人、自然にいられる超サイヤ人
同じようで、まるで違う。
これを僕たちに置き換えると、
「やる気やモチベーションが一気に上がったり、フルパワーで全力でやってる状態」は長くは持ちません。一時的で、本当の実力ではないように思います。
大切なのは、ごく自然に無意識に発揮できるパフォーマンスを上げること、
そのためには日々のトレーニング、基礎を鍛え続け、自分の甘さや弱さに勝てるメンタル、そしてトレーニングせざるを得ない環境に身を置く事なのではないでしょうか。悟空は常に、居心地が悪い、精神的にも肉体的にも負荷がかかる場所に身を置いているように感じます。(100倍重力の空間で修行するなど)
だから現状に満足せず、もっと上を目指そうという向上心も自然と備えつつ、謙虚な姿勢なのかなと感じます。

目の雰囲気が穏やか
悟空はここでも「無理に鍛えても辛いだけ、そんなのは修業じゃない」と言っている

高まる自分に、自分の可能性を信じるからこそトレーニングを頑張れる、
苦痛なだけでは何も生まない。
悟空の言葉からも、トレーニングに取り組む前向きな姿勢がうかがえます。
ぼくも、常に基礎や基本に忠実に謙虚に、
常に緊張や、頭の汗をかく場に身を置き、高めていきたいと思います。

次回は、先にも少し触れた「精神と時の部屋に見る、環境の価値」について
書いていきます。お楽しみに。


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