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転職でやっちゃアカン!シリーズ~未経験転職で絶対採用されない人の特徴

こんにちは。良ちゃんこと良平です。

現在32歳。人生100年時代に仕事もプライベートも長く現役で楽しみ、いずれは多くの人に火をつけるきっかけを与えていくというとビジョンを掲げています。
最近は自身の転職エージェントの活動や自分の実体験、職業紹介からのシェアをブログに纏めています。
これからの時代、企業寿命の短命化や少子高齢化に伴う定年制度の限界などから、いつでも転職できる「転職能力」が求められると考えており、転職能力を身に付ける人の輩出に寄与する事により社会貢献に繋がると信じ、できる範囲から情報発信を行っています。

転職でやっちゃアカン!シリーズ~いつから入社できますか?への答え方を投稿しました。ぜひ、参考程度に気になる方は読んでいただけると嬉しいです。

今回は、「未経験転職」について書いていきます。内容の中には、未経験者は企業からどのように見られているかという企業目線も交えながらご紹介させていただきます。
少し厳しい内容で書いた部分が多いですが、これも転職を6回してきた私が感じてきた現実と、乗り越えてきた経験からくるものです。そして未経験転職を成功させる人が一人でも生まれたら嬉しいという想いで書かせていただいているという事を先に述べさせていただきます。


1.未経験転職は難易度が高い

まず結論から言いますと、未経験転職はハードルが高いです。前提として、新卒採用と異なり、中途採用は基本的に即戦力を求められます。そして企業は、長期的な活躍をしてくれる人財を採用したいという考えです。つまり経験者が有利なのです。
転職活動において、求人募集をしている企業の求人票を見て応募をしますが、たとえ【未経験者歓迎】と書かれていたとしても、もし仮に他の候補者に経験者がいたら、そちらを優先されてしまいます。
私も未経験転職の経験がありますが、なかなか書類が通りませんでした。そもそも、未経験者はNGという企業も少なくありません。
新卒入社の場合は、スキルや経験値も同期とは横一線ですが、中途入社だと同期と差をつけられたところからのスタートで、いち早くキャッチアップ(追いつくこと)が求められるだけに、必死に取り組んでいく必要が出てくることがほとんどです。
とは言うものの、未経験転職をキャリアの中で経験していくと、自分の市場価値が高まりどこでも活躍できるスキルや、今後のキャリアアップのための転職のアドバンテージになる魅力もあります。
ここからは、どうやったら未経験でも内定を獲得できるのか?そのために「これはやっちゃアカン」というポイントや企業の評価ポイント・対策をここでシェアさせていただきます。

2.志望動機や転職理由が「あこがれだけ」や「なんとなく」では甘い

まず精神面の話になりますが、今の会社への不満や逃避の気持ちから
ここに転職したらラクそうだな」「年収けっこう上がるじゃん!ここにしよう」と安易に選ぶのは危険です。もし、その物差しで企業選びをすると、そういった気持ちが面接でも言葉に出てしまいやすいですし、仮に入社できたとしても、不満やストレスが出てきたら再び退職してしまう人が多いです。また、企業側も、未経験採用の際は、2~3年は投資と捉え、3年以上経ってからその採用コストを回収しようとします。そのため、企業にとってはもし3年以内に辞められると、コストを回収できなくなるわけです。
そのため、未経験者の採用基準は比較的シビアであると思った方がいいです。
そこで、ここから「対策」について触れていきます。

3.自分の実体験を交えた転職理由・志望動機を作る

結論から言いますと、「自分の職務経験から気づいた転職への興味や意欲」を語れるかどうかが一番のポイントです。自分のエピソードを語れるようにしましょう。さらに言うと、企業を説得できるレベルにブラッシュアップする必要もあります。この人なら採用して育ててみたい、きっと活躍してくれる存在になってくれるはずだという「ポテンシャル採用」を掴み取っていきましょう。誰も未来の事は分かりませんが、自分の経験は事実として話す事ができ、説得力も持たせやすい話のネタです。

例えば、営業職からマーケティング職への未経験職種の場合、面接では
「今まで営業活動を行う中で、同業他社の研究や売れ筋、分析などを行い、マーケティングの重要性を感じてきた」
「実際に生のエンドユーザーの声を間近で聞いてきた営業経験を活かせると考えている」とアピールができたりします。
転職理由をより具体的にプレゼンできるよう準備しておくと、面接突破の確率が上がるでしょう。
あとは、メンタル面ではありますが「明るさと謙虚さ」を兼ね備えた立ち居振る舞いは、企業側にも好印象です。成長しやすく、今の会社にメンバーとも関係を築けるコミュニケーション・チームワークを気にしているからです。ネガティブや悪口、他責(他人や何かのせいにすること)は、社内に悪影響を与えるので、企業はそういったリスクは避けたいのです。
ぜひ「育ててみたい」「この人は今までこういう経験をしてきているから、きっとうちでも活躍してくれそうだ」と期待される評価を勝ち取れると良いと思います。

4.応募数を増やそう


最後に、未経験転職は根気も必要になると思っておいた方がいいです。
10社応募して10社書類通過面接、10社内定という事はまず有り得ません。
私の肌感覚的には、未経験転職ですと10~20社に1社、書類が通り、面接に臨んだ数の40%が通過(5社面接を受けて2社突破)できたら上出来かなという感覚です。
(私は決して優秀ではなく、飲み込むが遅いタイプなのもありますが)
応募の数を増やしていき、チャレンジの機会をつくっていきましょう。
勝つまでやり続ける、1勝でもしたら勝ち、そういった捉え方でいくと前向きに取り組め、面接での失敗やフィードバック(企業やエージェントからの助言や課題)も価値が高まり、自分を変える財産になります。
ぜひ、キャリアアップや自分の将来の活躍の場を広げていきたい、という方は、参考にして転職活動を頑張って欲しいなと思っております。

次回は、「転職エージェントの上手な活用の仕方」について、
私自身のエージェント目線と求職者目線を交えながら綴っていきます。
お楽しみに。


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