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転職でやっちゃアカン!シリーズ~いつから入社できますか?への答え方

こんにちは。良ちゃんこと良平です。

現在32歳。人生100年時代に仕事もプライベートも長く現役で楽しみ、いずれは多くの人に火をつけるきっかけを与えていくというとビジョンを掲げています。
最近は自身の転職エージェントの活動や自分の実体験、職業紹介からのシェアをブログに纏めています。
これからの時代、企業寿命の短命化や少子高齢化に伴う定年制度の限界などから、いつでも転職できる「転職能力」が求められると考えており、転職能力を身に付ける人の輩出に寄与する事により社会貢献に繋がると信じ、できる範囲から情報発信を行っています。

前回は、転職でやっちゃアカン!シリーズ~ブラック企業を見分ける方法~ ②面接編を投稿しました。ぜひ、参考程度に気になる方は読んでいただけると嬉しいです。

今回は、転職活動の面接においてよく聞かれる質問「入社はいつ頃からできますか?」という入社可能日の答え方について書いていきます。


1.在職中の転職活動の場合


これが一番、工夫して答えるべきケースです。一番「やっちゃアカン」のは、まだ会社に退職する意向を伝えていない状態で「いますぐにでも入社できます!」と勢いで答えてしまう事です。
また、当然のように「現職の上司には退職する意向は伝えておらず、未定です。」とストレートに答えてしまうと、企業側からしたら「この人、転職する気はあるのだろうか?今の会社に残る可能性もあるのかな」と心配になってしまいますし、現職をスムーズに退職できずに入社時期が後ろ倒しになる恐れがあります。企業の立場に立ってみたら、入社するか見込みが分からない求職者に内定は出しづらいものです。内定を出す際、企業は内定通知書の発行など、手間や労力がかかっているのです。予め入社時期・退職時期の目安を定めておいた方がいいです。退職交渉も、スムーズに行っておいた方がいいです。以前、退職の仕方に関するブログを2部、書かせていただき好評でしたので、参考にしていただければと思います。

実際、民法上は2週間以内に会社に伝えたらOKなのですが、会社と退職交渉が進んでいる場合、後任への引継ぎや退職書類の準備も考えたら転職先への入社は「1か月、余裕を見て2か月後」を目安に企業に伝えると良いかと思います。すでに退職日が決まっている場合は、それに合わせて伝えてもOKかと思います。

2.無職の状態で転職活動を進めている場合

(1)今すぐにでも入社できるアピールをする
最終的に入社を選択するのはご自身ですが、この場合はアピールとして「今すぐにでも入社できます」と伝えていくと印象はいいです。
もしくは同時に進めている選考企業があれば、
「他社の選考の兼ね合いで、今月中には決めていけたらと考えております」と、現実的な回答をしておくと無難かと思います。企業に熱意や働く意欲を見せる事は大事です。意欲的な人を企業は求めているので。

実際、無職の期間が長いと復帰した際のパフォーマンスに影響が出やすいという自身の経験があります。(2年前のコロナ禍での転職活動では、4か月半のブランクが空いてしまいました)
機会損失という言葉があります。本来なら受け取れたばずの給与・報酬を損失してしまうという考え方です。一般的に1か月あたりの月給が20~30万だとしたら、4か月半ですと約100万近く損失した計算になります。そして企業目線で言えば、ブランクが長い人に対し「前職の業務を忘れてしまっているのではないか」と、面接へ行く前に書類で落ちやすくなったりするので、
転職活動において入社可能日を早めに設定していくとプラスにはたらく要素が多いと考えています。
もちろん、その間に失業保険や、再就職手当を受け取れていればカバーできる部分もありますし、しっくり企業選びをしながら転職活動をしたいという方もいらっしゃると思うので考え方は様々あっていいと思いますが、個人的には自身の成長や今後もキャリアアップの転職をしていくのであれば、早く次を決めた方がいいのかなと思います。

3.まとめ

「いつから入社できますか?」という質問対し、

在職中か無職かによって回答は変わってくる
退職後のブランクは、できるだけ短い方がいい
在職中の場合は、退職日との兼ね合いも見て
 1か月~2か月後に入社できると伝えるとベター

もちろん、今まで書かせていただいた内容はあくまでも参考として捉えていただきたいですが、
「やっちゃアカン」ポイントや押さえておくべきポイントを頭に入れるだけでも心持ち余裕がでると思うので、面接の準備に役立てていただければと思います。

次回は、「未経験転職で絶対に採用されない人の特徴」について綴っていきます。お楽しみに。


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