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2024年、転職でオススメしない業界3選

こんにちは。良ちゃんこと良平です。

現在33歳。人生100年時代に仕事もプライベートも挑戦し続け、多くの人に勇気とチャレンジ精神を与えていきながら多くの仲間と「村」を創るというビジョンを掲げています。

このアカウントでは自身の転職エージェントの活動や自分の実体験、職業紹介という観点でプロスポーツ選手の紹介から、転職活動中の方への情報提供と、日々の仕事やプライベートに活かせる気づきを書き起こしています。
前回は、「2024年のテーマ「躍進」」というテーマで書かせていただきました。ぜひご覧いただけたら嬉しいです。

また、過去のオススメ記事はこちらになります。

今回は、2024年において、気になる「転職でオススメしない業界3選」について紹介させていただきます。
転職を検討する際に注意が必要なり、避けるべきであるとされる業界にはいくつかの要因が考えられます。
以下に、オススメしないとされる業界3選について詳しく説明します。
そして転職エージェントとして、オススメしないに留まらず、打開策や活路も示す内容にしているので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

※あくまでも「転職にオススメしない」という観点であり、
その業界で働く方々も社会貢献いただいてる敬意を払いながら、述べさせていただきます。


1.伝統的な「製造業」

長年日本を支えてきた伝統的な製造業は、市場の変化や技術の進歩により厳しい状況に直面しています。
AIによる自動化やロボット技術の進化により、一部の製造業務は人から機械によって置き換えられ、人手不足や業績の低下が懸念されています。

また、国際的な競争も激化しており、低コストで大量生産できる国々との競争に晒されています。
また「2024年問題」も抱えており、長時間労働や残業ができなくなるため
それで成立していた業界の問題が明るみになり、イメージダウンに拍車がかかる可能性が高いです。

このような状況から、製造業での転職は将来の職の安定性や成長の見込みが不透明である可能性があります。

2.ウェディング業界

ウェディング業界は、オススメしない業界です。

「え?必要とされている業界じゃん」という方もいるかもしれません。
オススメしない理由は、サービス利用者がウェディングにかける「客数×単価」が減少しているからです。

元々ある少子高齢化問題や結婚率の低下に、2020年以降、コロナの流行で式を挙げないカップルが一気に増えました。「なし婚」などの言葉も聞きますよね。業界の中で命綱であった、コロナによる結婚式の延期予約も、そろそろ底をつく頃でもあります。
また、派手な結婚式より身内でこじんまりと結婚式を挙げるパターンも増えています。

以上の事から、ウェディング業界は転職先としてマーケットの拡大が見込めないと言えますが
補足をしますと、働いている方々の多くはとても有能で市場価値が高いのです。

なぜなら、
・仕事内容が数百万する高単価商材を扱う営業
・綿密なスケジュール管理、準備におけるタスク管理
・ミスが許されない仕事であり、かつ爽やかな印象を与えるコミュニケーション能力を日々の仕事の中で鍛え抜かれる仕事環境

どれも、企業が求めるスキルと経験が揃っているからです。

今の働き方に不満がある、改善したいと思われてる方はぜひ、
まずは転職相談、キャリアの棚卸しから始めてみることを強く勧めます。

3.製薬業界や金融業界

製薬業界や一部の金融機関では、コロナの影響を大きく受けており、苦しい経営状況から生じる不正な取引や倫理的な規範に違反した行動が報道されています。その結果、企業や業界全体がイメージダウンし、将来的な職の安定性や倫理的な職場環境に対する不安が生じる可能性があります。

コロナにより製薬業界は一見、盛り上がっているように見えます。しかし、医療関連の需要拡大は、国の社会保険料の負担も増やしているのです。高齢化社会でもあるから尚更です。
つまり、国は医療費負担を少しでも安く済ませたいために、業界へ価格を下げるようにプレッシャーをかけたり法改正をしたりされているのです。
正確には、業界内で儲かるところと厳しいところと格差が生まれています。

また金融業界も、コロナによる「ゼロゼロ融資」という救済策などで多くの中小企業が救われていましたが、コロナの終息につれ返済期限が迫っているのです。「中小企業政策審議会」によれば、返済期限を迎える件数のピークが2024年4月に来るそうです。貸し主である金融業界は、かなり大打撃を受ける事が予想されています。補助金や支援策もこの数年で行い、策は尽きている状況です。かなりヤバいと言えます。

製薬業界や金融業界は、転職を検討する際には十分なリサーチと検討が必要です。ただし、業界全体が否定されるのではなく、個別の企業やポジションによっても異なるため、慎重に判断することが重要です。
従業員のレビューや業界の動向に対する情報を入手し、将来にわたり充実感のある職業生活を築くために適切な選択を行うことが肝要です。

ちなみに金融業界経験者の方が考えられる転職先は、選択肢が多いです。

特に営業担当者の方は、顧客である社長や役員の方との折衝能力、決裁能力を培ってきているため、企業に重宝されます。
そして、「無形商材の法人営業」にも当てはまるため、キャリアアップ、年収アップも狙えます。
こちらも、キャリアの棚卸し、自分の強み・タグ付けをきちんと行えば、チャンスはあります。

以上、オススメしない業界3選でした。
そして改めて、自分自身のキャリアを見つめ直し市場価値を知り、「まずは、転職活動だな」というきっかけになれば嬉しいです。

次回は、「転職エージェントが「転職2.0」を読んでみた」について綴っていきます。お楽しみに。

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