3週間のボランティアを終えて感じたこと、気づいたこと【さっぽろ雪まつりボランティア体験記】
さっぽろ雪まつり2024、無事閉会しました。
大雪像作成のボランティアに1週間半ほど。
本番の巡回ボランティアに1週間、参加してきました。
楽しかった!!
新しい出会いも沢山あった。
2024年の初っ端から、とても大きな思い出を作ることが出来ました。
今回は、ボランティア活動を通して感じたこと、気づいたことをまとめてみます。
結局、自分から行けるかどうか。
1番体感したのは、これ。
そもそもボランティアに参加するという行為自体、めちゃくちゃ自主的なもの。
社会的責任があるわけでもなければ、お金をもらえる訳でもない。
ボランティアに参加するって、本当にその人の主体性次第なんですよね。
楽しそうだねと友人に言われたりしたけど、申し込むまでに辿り着くのって、実体験として分かるけど、結構勇気がいるもの。
更に感じたのは、ボランティアに参加したからといって、得られるものは人それぞれということ。
自分の場合は誰かと話したり仲良くなりたくて参加したけど、これも“自分から行く”をしなければ何も始まらない。
年齢を気にせず積極的に会話して、自分の情報をさらけ出し、相手の話に耳を傾け、深いコミュニケーションが出来る。
また、せっかく雪像作成に関わるなら形に残る部分を担当したいと思ってはいたけど、これも自分から「やります! やりたいです!」とガツガツ行かなければ、なかなか難しかった。
「これ、やってみたい人〜?」
とか聞かれたとき。
とりあえず、周りの顔色を伺うのが当たり前みたいなとこあるじゃないですか、日本人って。
日本人だけか分からんけど。
でも、ボランティアに来てる人たちって本当に流石ですって感じで、真っ先に手を上げる若者とかおばちゃんとか、たくさん。
勝てなかった。
自分から行く勇気を持つこと。
やるからには全力でやること。
なんにおいても大事な心構えだなと、改めて感じた。
仕事もそうですよね。
最近、自分の頭で率先して考えることが減っている気がする。
毎日の業務も、手抜きできるところを探しているときがあるなと。
まだまだ社会人一年目。
明日から、仕事ももう一回り、気合い入れていきたいです。
そのためには休養も大事!
頑張ってるときは、自分を甘やかしてなんぼです。
周りにアクティブな人を置くということ。
ボランティアやってみて、やっぱり一番良かったのは人との出会い。
新しい友達ができる、まではいけなかったけど。
色んな人に出会った。
世界2周したことがあるお姉さんとか、
沖縄から来て何年も北海道で雪像作ってるおじいちゃんとか、
週末は毎週何かしらのボランティアやってるおじさんとか、
パソコン1台で仕事できるからって日本中の祭り運営に飛び回る人とか。
インパクトある人をつい先に書いちゃうけど、
75歳のおじいちゃんとか、高校生とか、来春から大阪で就職する大学生とか。
普通に暮らしてたら絶対関わらないような人たちと、沢山話せた。
そして、みんな元気だった。アクティブだった。
そういう人と話してると、ああ自分も頑張ろって、なんか自然と湧いてくるもんですよ。
旅行したいなぁとか、新しい趣味始めたいなとか、またボランティアしたいなとか。
人間って環境の影響を強く受ける生き物です。
社会的動物です。
「頑張ってと言ってもらう」ことじゃなくて、「頑張ってる姿を見せられる」ことの方が頑張れる、という言葉を聞いたことがあります。
実感しました、ほんと。
この良い影響、分けてもらったアクティブさとかモチベーションを、無くさないうちに次の行動に繋げられたらいいなと思う。
可処分時間って、実は少しでいいかも。
今回のボランティアで一番大変だったのは、とにかく時間がなくなること。
平日は仕事終わりから20時まで、本番期間中は22時までボランティア活動があったので、自由に使える時間がほぼなかった。
(もちろん毎日参加したいと決めたのは自分です)
たった2、3週間くらい、行けるやろと思って。
実際、乗り切れたし。
もちろん、自炊できなくなって外食費が爆増したとか、資格試験の勉強が手付かずとか、被害はゼロじゃない。
毎日体を結構動かすので、疲れも溜まって毎日眠かった。
でも、忙しすぎることで、精神的に辛くなるようなことは全くなかった。
むしろ活発化して、なんか最近元気よね、と言われたくらいだ。
肉体的にも、最初は工事現場かってガッツリ肉体労働にビビってたけど、まあ何とかなった。
仕事中にこっくりしちゃうことはあったけど。。
元から自由時間の大切さを実感していて、労働時間や休日の多さを就職活動の軸に据えて企業選びをしていた自分だったけど。
可処分時間って、少なくても意外と何とかなるもんですよ。
むしろ、普段のYouTubeとかSNSとか、そういう無駄な時間が減って、それが自己肯定感に繋がった気さえする。
もちろん、自由時間が全くない生活、家と職場の往復とかは嫌だけどね。
心理学を学んでいた大学時代、可処分時間は少なすぎても多すぎても幸福感が下がるという論文を読んだことがある。
だいたい毎日2時間くらいあれば、それで十分らしい。
それくらいなら、毎日ボランティアしてても確保できる範疇だった。
ボランティアが終わっても、何かしら予定を詰めて、暇になりすぎないようにしなきゃなと思った。
やっぱりイベントごとが好き。
昔から、お祭りとか文化祭とか、そういう“楽しいイベント”が大好きだった。
そういう仕事に就くことを考えていた時期もあった。
今回さっぽろ雪まつりという大きなイベントに関わってみて、やっぱり楽しかった。
ボランティア仲間と沢山お喋りできたこととか、雪像作成というなかなかできない体験をできた事も、とっても思い出に残ったけど。
雪像を作り進めて段々と本番が近づくワクワク感とか、巡回ボランティアで家族や外国人観光客の記念写真を撮っているときとか。
なんか、楽しかったですよ。
心が喜んでましたよ。
お祭りとかイベントとか、そういうものにはこれからも少しずつ関わっていきたいなと思った。
好きなことして生きていこうと思った。
最後に
マガジンの方も、具体的にどんなことをやったのか、どんな人と話したのか、など詳しく書いておりますので、是非ご覧ください!
最後の最後に、さっぽろ雪まつりの宣伝。
さっぽろ雪まつりって、実は世界3大雪まつりの一つって知ってましたか?
資金不足やコロナ禍もあって、最盛期ほどの盛り上がりは無いかもしれないけど、すごいイベントだなと実際参加してみて思いました。
本州にお住まいの方、一度は来る価値あることを保証します。
北海道にお住まいの方、本州の方よりずっと来やすいですよ。
札幌にお住まいの方、最近雪まつり行ってないんじゃないですか? なんならボランティア、参加してみましょうよ。
来年は是非、これをお読みくださっているあなたも! 足を運んでみてはいかがでしょうか。
(回し者でもなんでもなく、ただの一般通過ボランティアです。)
飛行機やホテルがすぐなくなってしまうらしいので、早め早めに!
以上、2024さっぽろ雪まつりボランティア体験記でした!
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