見出し画像

今日の発見🔍 続浮腫

うどん県OTのだんです。
日々の臨床現場の中で見つけたことや再確認したことなどをまとめていく「今日の発見🔍」シリーズです。
主に経験則なので、エビデンスなどがあるわけではありません。

続浮腫

今回も、前回の脳出血の方との発見です。
ご家族様は目のつくところが気になります。
特には目につきやすく、我々も「手を握ってください」なんても声をかけます。
なので、やはり手の浮腫には気をつけます。
今回も頑張って浮腫を軽減させるように介入!
ですが、なぜかうまく行かない・・・。
昨日までは上肢を挙上するだけで浮腫も減ってきてたのに・・・。

そこでThinking!
肩のアライメントを再確認し、腋窩の可動性を確保して挙上していくと浮腫が減ってきました!

考えてみた

前回の記事でも浮腫は循環障害と書いたように、やっぱり循環障害なんです。
その循環障害がどこで生じているかがポイントですね。
前回は、筋のポンプ作用の破綻による循環障害でした。
前回の記事はこちら↓から

今回は、腋窩周囲の高緊張により、静脈やリンパ系が圧迫され循環障害に陥っているものと考えられます。
つまり絞扼ですね。
このように、循環障害にも様々なものが考えられるために、その要因を見極めて適切に対処しなければならないということですね。

あらためて勉強です📚

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?