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今日の発見🔍 患者さんFirst

うどん県OTのだんです。
日々の臨床現場の中で見つけたことや再確認したことなどをまとめていく「今日の発見🔍」シリーズです。
主に経験則なので、エビデンスなどがあるわけではありませんのであしからず。

患者さんFirst

今日は新人さんとの会話の中での発見です。
ある新人さんから患者さんの相談がありました。
内容には「入院期間が長くなってきたので退院調整をすすめてもよいですか」ということでした。
相談を受けてなんとなく違和感を感じたので話を聞いてみることに。
私「患者さんの状態は?」
新「頸動脈ステント留置後で安定しています。なので、そろそろ退院を進めようと思って相談に来ました。」
私「あ!(ここで違和感が何かに気づきました)」

考えてみた

私が感じた違和感患者さんの状態を把握していないことでした。
単に入院期間とOpeのことしかみてなく、それで退院調整をしようとしていたんです。
退院は入院期間で判断するものではなく、患者さんの状態により判断されます。
患者さんの状態とは、身体的な要因精神的な要因はもちろん、家族背景生活環境退院後の生活など様々な要素を含んで状態把握になります。
患者さんを第一に考えたうえで退院調整をしていくべきでしょう。

その方は、歩行時にふらつきがあり、奥様もそれほど丈夫なわけではなく、玄関前に手すりのない階段が数段あるとのこと。
うん、まだ帰れそうにないですね!
ということで、回復期リハ病棟へ転棟して行きました。
もう少し、しっかり歩けるようになって帰れると良いですね。

あらためて勉強です📚


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