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今日の発見🔍 急性期の想い出①

うどん県OTのだんです。

日々の臨床現場の中で見つけたことや再確認したことなどをまとめていく「今日の発見🔍」シリーズです。

主に経験則なので、エビデンスなどがあるわけではありません。

急性期の想い出①

今日は右片麻痺の方との発見です。

ご病気になって約半年、そろそろ退院が近づいてきた方です。

何気にいろんなことを聞いてみることに。

私:「ご病気になった頃のこと覚えてます?」

患者さん(以下 患):「う〜ん。あんまり覚えてないな。」

私:「そうですよね。意識なかったですもんね。」

患:「なんか手をゴシゴシやられてたのは覚えてる👐」

私:「そういえば、手をしっかり拭いてましたよ👍」

患:「あれ、痛かったんだよね(笑)」

私:刺激が強かったのね・・・😅反省・・・😣「他には?」

患:「話したり、ご飯食べるようになってからはよく覚えてるよ。」

私:「それまでは?」

患:「いまいち覚えてないな・・・甘いゼリーを食べれたのが印象に残ってる。それからは、ご飯食べたくて必死だったな(笑)」

考えてみた

この方は重症の方で気管切開もされていました。覚醒レベルも活動性も徐々にあがってきたので、スピーチカニューレに変えていただき、それからはよく話すようになり、ご飯も徐々に開始され、最終的には普通の食事を食べれるようになりました。

スピーチカニューレに変える前も覚醒レベルは良かったので、よく話してました(一方的に食事の話題ばかり・・・今思うと酷だっただろうな・・・)

スピーチカニューレに変更されてからはご本人さんもよく話してくれ「あれが食べたい。甘いものがいい🍫パスタは喫茶店のナポリタン🍝やな!」などなど(結局食べ物の話し(笑)」

お話しがしっかりできだした頃から覚醒レベルもしっかりして、時系列もしっかりしてきた印象だったので、私的にはこの頃から記憶がはっきりしてきたのではと考えてました。

しかし、印象に残ったのは食事!さすが三大欲求の一つ!食欲には勝てません・・・。

手のゴシゴシも食事も、きっと印象に強く残ってたんでしょうね。

強烈な刺激ほど印象に残る

あらためて勉強です📚

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