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若手PR担当者におすすめの本12選


こんにちは。下田です。
緊急事態宣言が発出され、1週間が経ちましたがいかがお過ごしですか?
人によってさまざまな状況にあると思うので一概には言えませんが、機会と捉えて学ぶ時間を作ってみてはいかがでしょう。

今回は、わたしがこれまで読んできた本の中で【若手のPR担当者】向けに、おすすめの本を紹介したいと思います。なるべく普段あまり本を読み慣れてない人でも読みやすいものを選んでみました。

本当はもっともっとおすすめしたい本がありますが、それはまたの機会に!

ビジネスマンに求められる4つの要素

本の紹介の前に、、、PR担当者に限らず、ビジネスマンに求められるものとして、大きくは「マインド、インテリジェンス、ナレッジ、スキル」の4大要素が挙げられます。

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マインド(姿勢)
とは、物事へ取り組む姿勢や価値観のこと。
当事者意識とかチャレンジ精神などが挙げられます。
4大要素の中で土台となる部分です。

インテリジェンス(思考)とは、物事を考える力のこと。
スキルとナレッジを活用してあらゆる問題を解決する策を考案する力です。
ストーリーや戦略構築するなど。

ナレッジ(知識)とは、知識や知見のこと。
一般常識や業界知識や専門知識が挙げられます。
今回でいうとPRの概念や手法に関する知識。

スキル(スキル)とは、物事を前に進める技術・能力のこと。
コミュニケーション能力や文章構成力などが挙げれます。
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これら4大要素の一部分ばかりを学ぶのではなく、
それぞれをバランス良く学び高めていくことを個人的にはおすすめしてます。
そのため、今回はこれら要素別に本を3冊ずつ紹介していきます。

特に土台となるマインドを形成する本は20代のうちに必ず読んでおいたほうがいいと思っています。対人関係や仕事の取り組み姿勢を学び実践することで、成果を出しやすくなり新たなチャンスを得やすくなると思います。(経験上)

この循環が起きることで仕事上でナレッジ、スキル、インテリジェンスを得る機会を格段にあげることができると思っています。ナレッジを学び、実践から多くのスキルを獲得していく。そして、インテリジェンスも合わせて向上させることでナレッジ・スキルをよりレベルの高い形で活用できるようになる。実務担当からマネジメント側の上流の仕事もこなせるようになっていきます。

是非これを機会に本を読んで学ぶことを習慣付けてみてください。

※本を読むときは、無理して全部読まなくても大丈夫です。
 自分が気になる点を重点的に読む。自分が分からないことがあったときに
 再度読んでみる。という辞書的な使い方でも良いと個人的に思っています。

■マインド(姿勢・価値観)のおすすめ本

キングオブ自己啓発書。一度は聞いたことはあるのではないでしょうか?
フランクリン・コヴィー氏が、あらゆる自己啓発書から要素を抽出して7つにまとめたもの。「私的成功の習慣(第1~第3の習慣)」、「公的成功の習慣(第4~第6の習慣)」、「再新再生の習慣(第7の習慣)」と大きく3段階に分類されており、まずは第1〜第3の習慣だけでも読んでみてほしいです。

社会人になってこの本と出合い、自分自身のマインドを見つめ直すきっかけを与えてくれた本。いまでもたまに読み返すことがあります。

本書はなかなかの文量なのでまずはマンガで分かるこちらの本で概要を理解するのをおすすめしてます。

※子供向けですが、いまはこちら無料で読めるようです。


こんなに読みやすい自己啓発書は初めてなくらいにスッと読めます。
仕事というよりももっと広く人生のあり方として人物がより幸せに生きるために大切にしたいものが何なのかを考えるきっかけを与えてくれる本だと思っています。

※喜多川泰 氏さんの本は本当にどれもおすすめです。
以前ツイートした「上京物語」もおすすめなのでぜひ


仕事で必ず必要な人とのコミュニケーション。時にコミュニケーションがうまくいかずトラブルになることもあるかと思います。そんな対人関係における大切なマインドを教えてくれる本。

この内容は「7つの習慣」の第1の習慣「主体的である」ででてくる『刺激と反応の間にある選択の自由』という部分を対人関係を事例に具体的に示したものでもあります。


■インテリジェンス(思考)のオススメ

論理的思考の基本を分かりやすく教えてくれる本。
一番はじめにロジカルシンキングを学ぶのに適した本だと思います。

論理的に思考を整理する力ができることでこのあとに控えている本をより深く理解でき、使うことができるようになります。


仮説思考を持って問題解決にあたれるようになる本。
リサーチし、なんでも情報を集めようとすると今の時代膨大な情報を処理する必要があり、それだけで時間が過ぎてしまう。仮説思考では、限られた情報の中で仮説を立て、検証をすることで更に精度の高い仮説を立てていきながら、解決に近づいていく。より早く問題解決に導けるようになれます。


仮説思考とセットで読みたい本。
「それは本当に解くべき課題なのか」という本質を考えるきっかけを与えてくれる。解くべき問題を見極め(イシュー度を高める)、そして解の質を上げていくという仮説思考を実践するうえでどうやって精度を高めるかが書かれている本。


■ナレッジ(知識)のオススメ

PRの基本的な概念を理解することができる本。
PRを始めた人は、まず最初に読むべきだと思っています。PRという概念を「PR思考」「PR手法」に分けて分かりやすく教えてくれます。


広報・PRの現場で起きている悩みに答えた実務に寄った本。(ミクロ的視点)
あるあるが多く書かれており、PRの仕事に行き詰まったら一度読んでみると解決に繋がる糸口がみつかるかもしれません。


PRだけではなくもっと俯瞰して物事を見れるようになる本。(マクロ的視点)
マーケティングの基礎から、SNSや広告、クリエイティブ、マスメディア、戦略PR、販売促進などPRに関連するあらゆる部分を理解し学ぶのに適した本だと思います。


■スキル(技術)のオススメ

PRパーソンにとって必須のスキルである「書く」スキルを高める本。
プレスリリースとは何なのか基本的なことを教えてもらえる。プレスリリースの書くポイントを丁寧に説明されていてわかりやすい本です。事例も多く載っているので初学者にとても良いと思います。


全てのビジネスパーソンをターゲットに、書く技術・伝える技術を習得させることを目的とした本。提唱される7つの法則を知り、実践することで、伝えたいことが読み手に正しく伝わる。プレスリリースだけでなく、ビジネス文章を書けないといった悩みや思うように伝わらないという悩みの解消になると思います。


社内外とコミュニケーションを取る際に、論点を正確に理解するために必要な「質問する」スキルを高められる本。PR担当は、事実を整理したり、商品開発や人のストーリーを引き出し、言語化する力が求められます。ただ、話してくれる対象が必ずしも話し上手とは限りません。そういう時に「質問力」が必要です。話を引き出せたことにより言語化がしやすい状況が生まれます。


以上、おすすめの本12選でした。
まだ他にも紹介したい本があるので別の機会にご紹介しますのでお楽しみに。

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