見出し画像

アーユルヴェーダ式夏の過ごし方

オーストラリアから日本に急遽帰国し、あっという間に3か月も過ぎていきました。現在は新天地、沖縄にて生活しています。土地のエネルギーや人々も、東京とは全然違いますよ~!(昨日は見知らぬおじいにバナナをタダでもらいました。しかもマーケットのバナナ売り場で。笑)

こちらでは、海を眺め、風を肌で感じ、広く見渡せる空を見ながら、木々や虫、鳥の声を聞き、じりじりと焼き付けるような強い太陽のエネルギーを全身で浴びれることが幸せすぎて、お散歩が日課になっています^^
こうやって美しい自然を通して、5感を喜ばせることもアーユルヴェーダでは重要視されています。

でも日中は本当に暑いので、近所の人たちを外で見ることは滅多にないです。
わたしはトロピカル気候が大っ好きなので、こんな暑さの中でも毎日外に出て海に行きたいぐらいですが、夏は特にピッタ(火と水のエネルギー)が高まっているので、日中炎天下での長時間の外出はお勧めはできません。。
夏から秋にかけてピッタが増えて憎悪していくので、特にピッタ体質やピッタが乱れている方には注意が必要な時期ですが、どの体質の方にも気を付けて頂きたいですね。

自然な場所にお出かけしたいなら、海ではなく山、川や湖などの避暑地へ行くことをお勧めします。運動は水泳、山登り、陰ヨガ、早朝か夕方のお散歩やジョギングなどがお勧めです。基本的には、激しく動きまわることを避けて頂きたいので、筋トレなどもやりすぎないようにしましょう。
そして、性行為は、梅雨の時期も含めて最低限に控えるようにというのがアーユルヴェーダの教えになります。何故なら、消化力が落ち、その分オージャスと呼ばれる免疫や活力を司る体液が減っていく時期だからです。このオージャスは、食べた物が消化され、最終的に作られるエッセンスとも言えます。

消化の火の力、アグニが弱まるこの時期は特に、薬味を適度につけて消化しやすいものを適量食べましょう。緑の葉物類や生野菜はピッタを鎮めてくれますよ。特に、新鮮なコリアンダーをトッピングでつけるのは◎です!
塩味や酸味、そして辛味はピッタを乱す味なのでなるべく使いすぎないように、そして油性の高い食事も控えてみましょう。

旬の新鮮な食材で調理されたものにはプラーナが豊富で、サットヴァな質が高いため、オージャスも増えていくのでお勧めです。しかし夏の時期は出来立てあつあつよりは、少し冷めてから頂くというのもピッタをケアする意味で、ちょっとした食べ方の工夫になります。

さて、ここまでアーユルヴェーダの観点から夏の過ごし方のポイントをお話してきました。私たちは生まれ持った体質というのがありますが(プラクルティ)、各季節の過ごし方はどの体質の方でも気を付けながら実践して頂きたい健康法になりますので、心身ともにバランスの取れた生活を目指して、まずはできることから実践してみましょう♪

P.S.写真は最近作ったご飯です。沖縄でいまが旬のゴーヤやオクラ、そして生野菜を多めにしてピッタを下げてくれる食事に。美味しく頂きました!

#健康 #アーユルヴェーダ #ヨガ #健康法 #身心相関 #ヒーリング #食事 #夏の過ごし方  


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?