【Vol.17】個人インタビュー・こゆき
こんにちは
DRAW A LOT Collegeです！
DRAW A LOT Collegeはクリエイティブの仕事だけで、まだ生活ができていないクリエイターさんに『クリエイティブで飯を食う』きっかけを提供すべく生まれたプロジェクトです。
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Season2は9名のクリエイターがカレッジ生として半年間互いに切磋琢磨していきます。今回はそんなカレッジ生へ個人インタビューを決行！
今回のインタビューに回答してくれたのは こゆきさん です！
ビビットな色調、デフォルメや、人魚・ゾンビなどのモンスターを描くのが得意。キャラクターデザインも得意でVtuberのデザイン、モデリングなどを主な仕事として受け持っているフリーイラストレーター。
他にも漫画制作やグッズ制作、インディーズゲームのUIデザインなどマルチに活動している。
■DRAW A LOT College Season2に参加した理由は？
・こゆきさんはDRAW A LOT College Season1にも参加していただいていましたよね。
（こゆきさん）
Season1に参加してみてクリエイターとしてよい経験を積めたな、という実感が強くありました。DRAW A LOT Collegeに参加したことがきっかけで実際にお仕事に繋がったこともあり、Season2でもまた仕事に繋がる機会を得たり、Season1よりさらにパワーアップしたというSeason2でもっと色々学べたりしたらよいなと思って応募しました。
・Season1を経験した上で、Season2への意気込みや期待することはありますか？
（こゆきさん）
私は勢いでイラストレーターを始めてしまったので、営業のかけ方やキャリアの積み方など業界のノウハウが全然わからない状態でした。そのとき見つけたのがDRAW A LOT CollegeのSeason1です。クリエイターとしてお仕事を貰って生き抜いていくためにはどうしたらよいか、ということをSeason1で学ぶことができて今の自分にとても大きな影響を与えてもらったなと感じています。
イラストレーター同士、同業だからこそ聞きづらいことを大々的に聞いてよい場所があるのはありがたいです。Season2ではSeason1を経験してビジョンが広がったからこそ、もっと「ここが聞きたい」という点を掘り下げていけたらよいなと思います。
（こゆきさん）
あと、以前コネクテッドインクに参加させていただいたことからお仕事に繋がったことがあるので、Season2でもコンペなどに参加させていただいて、もっと自分の名前を出していける場所を増やしていけたらよいなと期待しています。
■キャリアビジョンは？
・Season1では「ゲーム分野のイラストレーターを志望している」と伺いましたが、それは今でも変わりませんか？
（こゆきさん）
現状はVtuberのキャラクターデザインやモデリングのお仕事を頂くことが多いと感じていますが、今後は目標としているゲーム系の分野にも手を伸ばしていきたいと思っています。ゲーム系は画力が必要な分野だと考えているので、自分の技術を高めるためにも「ゲーム系分野でお仕事を頂く」のは大きな夢の一つです。
他にはライトノベルの表紙や、Vtuberでも企業所属のVtuberのお仕事など、企業案件を頂けるレベルまで到達したいなと思っています。
あとは、グッズデザインもやってみたい！ という夢もあります。
■セールスポイントは？
・作品やこゆきさんご自身のセールスポイントを教えてください。
（こゆきさん）
やっぱりデザインするのが好きです。見て描くより自分で考えてデザインするほうが好きですね。キャラクターデザインも「普通にセーラー服を着ている女の子」より、セーラー服のデザインの中にとあるモチーフを思い浮かばせるような遊び心を混ぜながら、独自のデザインをしていくのが得意だし、好きです。パッと見て楽しそうで可愛らしいビジュアルを考えるのが得意ですね。
昔、面白いキャラクターデザインを見て「自分もこういうキャラクターデザインができるようになりたい」と思ったのがきっかけでキャラクターデザインに興味を持ち始めました。そのキャラクターは髪型や衣装の装飾など全身にモチーフを散りばめたようなデザインで、「このキャラクターだからこそのデザイン」という意味のあるデザインをしていました。キャラクターの性格を深掘りしたデザインを私もしたいなと思って、今に行きついています。
今、フォロワーが多いわけでもないイラストレーターの私にVtuberのキャラクターデザインを依頼してくださる方は私のデザインを気に入ってくださっている方が結構多くて、そういう声を頂けると嬉しいしありがたいなと思います。なので、デザイン力や発想力は自分の強みだと思っています。
（画像：こゆきさんpixivより）
（こゆきさん）
あとは、色彩も褒めていただけることが多いです。ビビッドで明るい色調でまとめ上げるのが得意です。キャラクターデザインで色選びをするときはキャラクターの内面を想像して「この子は青系にしたいけれど、冷たい印象の青ではなくて、爽やかな空みたいな明るい性格だからこういう青を使おう」というイメージからベースの色を選んでいます。そこへさらにそのキャラクターの性格に合ったアクセントカラーを選び、全体のバランスを見て配色を決めていっています。
Vtuberのキャラクターデザインのお仕事を通してクライアントの指定に沿ったデザインを提案する力も鍛えられています。
他には映像制作や漫画制作もできます！
■どうやってお仕事が決まった？
・DRAW A LOT Collegeに参加したことがきっかけで専門学校の講師のお仕事に繋がったとお伺いしましたが、どのような経緯があったのでしょうか。
（こゆきさん）
講師をすることになった専門学校の先生がイラスト業界についてよく調べている方でコネクテッドインクにも注目をしていたところDRAW A LOT Collegeの存在を知ったみたいです。DRAW A LOT College のnote記事を見ていたら「コネクテッドインクに出ているのは福井県在住のイラストレーターの方だ！」と私がその先生の目に留まって、声をかけていただきました。
福井県在住のイラストレーターが人材として少ないということもあるみたいです。初めは年齢的に学生に近い立場で活躍しているイラストレーターとして特別講義という形でお話を頂いて、そこから発展して本格的に講師のお話を頂きました。
・講師のお仕事をしてみて、感じたことはありますか？
（こゆきさん）
講師のお仕事を通して得たこととしては、授業資料などを作っていく過程で今まで感覚でやっていた絵の表現だったり描き方の手順だったりをしっかり言語化して伝える必要が生まれて、自分の中でも絵の描き方を整理することができました。「人に教えたほうがうまくなる」とよく言うけれど、こういうことなのだなと感じました。
■リミッツの意気込みは？
・DRAW A LOT College Season1を経て、今回のリミッツでの戦い方になにか変化はありますか？
（こゆきさん）
前回出場したコネクテッドインク2020ではやらなかったけれど、私はストーリーテリングするようなやり方をよくやるなと思います。キャラクターの性格を考えるのも好きだから、ストーリー仕立てでものを見せていくのが自分は好きなのかな、と。
コネクテッドインクではクオリティを重視して戦っていきたいのですが、ストーリーテリング的要素はリミッツをやる上で楽しい要素だと思うので取り入れていけたらなと思っています。作品のクオリティとバトルの演出の両立を目指します。
■コネクテッドインクはどうだった？
・先ほどから名前が挙がっているイベント、コネクテッドインクですがSeason2では唯一こゆきさんのみが経験者となります。実際に参加した感想はいかがでしたか？
（こゆきさん）
緊張しました。でも、あの舞台に立ったということでちょっと自信がつきましたね。パフォーマンスを見ている方も多く、「そんな舞台でやったのだぞ」という実績が自分の中で自信に繋がって、考え方にも影響がありました。結構ネガティブ思考だったのですが、考え方が柔軟になれたかなと思います。
家族や周囲の人にも喜んでもらえたし、お仕事にも実際に繋がったし、出場できてよかったと感じています。
（当日の様子は動画でも見られます！ ↑）
■一番気になっているカレッジ生は？
・まだSeason2が始まって間もないので、難しい質問かもしれませんが……
（こゆきさん）
湊谷さんはSeason1が始まる前からTwitterでお見掛けすることがあって、印象的なミニキャラを描かれる方だなと思っていたので一覧にお名前があるのを見て驚きました。なので、Season1からずっと気になっていた方ではあります。ご自分の武器をちゃんとわかって行動していてすごいなと思います。
Season2からだとaitommyloveさん。イラストを拝見して、色彩が綺麗な方だなと注目しています。鮮やかな色彩や光の表現などがとても綺麗で印象に残りました。明るいイラストは自分で描くのも好きだし、人の作品を見るのも好きなのでそういう部分に惹かれているのかもしれません。
カレッジ生の皆さんとは切磋琢磨して技術を高めていけたらなと思っています。頑張ります！
♢♢♢
以上、こゆきさんへのインタビューでした！
今後もカレッジ生の個人インタビューは続いていきます。
次のインタビューには誰が登場するのか……!？
次回は特別講義のレポート予定です。
テーマは「イラストレータースキルが生きる あんなシゴト こんなシゴト」。
次回もお楽しみに！
By. DRAW A LOT College
（続けて読むなら↓）
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