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いつも変に期待して裏切られる人のために。人が裏切りやすい状況と裏切りやすい人の特徴。

期待すると裏切られる?

仕事、家族、友人、恋愛などの人間関係において期待=>裏切られの感覚は、よく発生するものだろう。期待をもって同僚、部下に任せた仕事をうまくやらない。友人や恋人に何かを期待していたのに裏切られる。期待するのが悪いと、言ってしまえばそれまでかもしれないが、未来に期待を抱くのは、人間の常だろうし、期待がなければ行動もできないだろう。

今日は、そんな他人に対して期待をしてしまうけれど、裏切られたくないという人のために、期待をして裏切られないために役立つ裏切りやすい状況、性格特徴とその対策をアウトプットしたい。

人は誰しも裏切るもの?

まずは、裏切りに関しての基本原則を述べておく。それは、『人は誰しも裏切りを起こすということだ。』

エゴイズムは人間のデフォルトと呼ばれるように、人間は直感的には、大人であれ、子供であれ自己中心的である(1)。そういったことから言えるのは、信頼研究で有名なデステノが提唱する『人は誰しも裏切りを起こす。』という原則(2)である。

これを踏まえておかないと、痛い目に合うように思える。ある時には信頼できた人が、ある時にはできなくなるといった状況にうまく対処できないのである。また、一度信頼のおけると考えた人へ無批判に期待を大きくするということも発生するように思える。

我々は本来、期待したり、仕事を任せたりするのであれば、『人は誰しも裏切りを起こす。』という原則を常に頭の片隅に置いておき、対象となる人々の性格や状況を観察しなくてはならないのである。

では、『人は誰しも裏切りを起こす。』中でも、人が裏切りを起こしやすい状況や裏切りやすい人の性格はどのようなものがあるのだろうか?代表的なものの4つとその対処法を挙げていこう。

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