ダクト飯

ペーペーデータアナリスト。仕事と研究の傍ら専攻とはあまり関連のないアウトプットしたいこ…

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ペーペーデータアナリスト。仕事と研究の傍ら専攻とはあまり関連のないアウトプットしたいことをnoteに書いています。

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  • ダクト飯のフェミニズム

    今まで迷っていましたが、女性問題について考えてみました。当事者意識の欠如から、当事者意識へ。最後は実戦の道へ。

最近の記事

  • 固定された記事

いつも変に期待して裏切られる人のために。人が裏切りやすい状況と裏切りやすい人の特徴。

期待すると裏切られる?仕事、家族、友人、恋愛などの人間関係において期待=>裏切られの感覚は、よく発生するものだろう。期待をもって同僚、部下に任せた仕事をうまくやらない。友人や恋人に何かを期待していたのに裏切られる。期待するのが悪いと、言ってしまえばそれまでかもしれないが、未来に期待を抱くのは、人間の常だろうし、期待がなければ行動もできないだろう。 今日は、そんな他人に対して期待をしてしまうけれど、裏切られたくないという人のために、期待をして裏切られないために役立つ裏切りやす

¥200
    • 女性のいるメリットを強調することによって女性の社会進出や組織内におけるエンパワーメントを擁護することに感じる違和感

      女性の社会進出の促進、また経営幹部における女性比率などの代表性の性別差、組織内での女性のエンパワーメントが問題となって久しい社会。 その中で、よく目にする言論に、「女性が経営幹部に入っている企業は〇〇のアウトカム(〇〇に入るのは売上等)が高い。」、「女性がいるチームの方がよりクリエイティブ」という、「女性が組織にいることによるメリット」を主張するものがあります。 しかしながら、そういった言論を目にすると、やはり女性の社会進出や代表性の問題は解消しなければならないと思う一方

      • 綿矢りさの作品を諸々と読んでみた

        サブスクライブしているnews picksのweekly ochiai で綿矢りささんが出演されている回を拝見し、芥川賞受賞作品など諸々の作品も読んでみたので、備忘もかねて、感想を書きます。 インストール不登校気味な少し変わった女子高生が小学生と手を組んで、インターネットでテレクラのアルバイトをするという話。突拍子もないストーリー設定ながら、ユーモアまじりの馴染みやすい会話と何かはわからないけど何かに気がついていく主人公の成長が爽快でした。これまだ、インターネットの黎明期に

        • [読書ノート]ルーズな文化とタイトな文化:なぜ彼らと私たちはこれほど違うのか

          「GIVE AND TAKE」(R)などでおなじみのアダムグラント先生などが推薦していたミシェル・ゲルファンド著、「タイトな文化とルーズな文化」(R)を読みました。 その大元となったGelfand et.al(2011)(R)なども併せて読んだので、それらで学んだことを備忘がてら書きます。 文化はルーズとタイトに分かれるこの本の軸となっているのが文化はルーズな文化とタイトな文化に分かれるということです。このルーズな文化とタイトな文化の分類は、「あなたの周りには従うべき社会

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        いつも変に期待して裏切られる人のために。人が裏切りやすい状況と裏切りやすい人の特徴。

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        • ダクト飯のフェミニズム
          4本

        記事

          グラフィカルセンスゼロですが、地図を使ったそれっぽいグラフをRで描いてみる

          レポート等で、都市単位のデータを使うとき、地図を使ってそれっぽくつかったサンプルの年を表現したいが、グラフィックセンスに自信ないし、地図にペタペタする作業はおっくうな時のためのコード(R言語です)。 今回はggplotとか基本装備を除いては、sf、rnaturalearth、rnaturalearthdataを主に使用。 ・で、サンプルコード(ほとんどchat-gpt4に書かせた) """sessionInfo()R version 4.2.3 (2023-03-15

          グラフィカルセンスゼロですが、地図を使ったそれっぽいグラフをRで描いてみる

          中国経済入門書二冊を読んで興味を持ったトピック、イシュー

          昨年から、今年にかけて、中国経済の入門書、梶谷懐著『中国経済講義』(中公新書, 2018)(R)と梶谷懐,藤井大輔編『現代中国経済論』( ミネルヴァ書房, 2018)(R)の二冊を読んで中国経済についての入門知識を学んでいました。本日は、備忘もかねて、これらの本の知識を参考に、これから掘り下げて学んでいきたい、または今後注目したいトピックを紹介します。 ・統計の信頼性一党独裁化でその正当性を維持するための統計データは、その信頼性は未だ水増しや、疑問符が残る部分が多いとのこと

          中国経済入門書二冊を読んで興味を持ったトピック、イシュー

          Rのplmパッケージのpgmmクラスで算出したモデルの情報基準(AIC, BIC)を求める関数の作成

          とある案件で、R言語を用いて動学的パネル分析を行おうと思ったのですが、モデル選択の際、どうやらplmパッケージのpgmmクラスに情報基準(AIC,BIC)が存在しないようなので(R)自作してみたというお話。もちろん、chat-gpt4のサポートありです。 ・まずは、適当にモデルの定義(pdataはpdata.frameクラスに変換済)。 #モデルの定義z <- pgmm(y ~ lag(y,1) + lag(x,0:2) | unit

          Rのplmパッケージのpgmmクラスで算出したモデルの情報基準(AIC, BIC)を求める関数の作成

          レチノール遍歴

          20歳前後くらいから悪化したニキビ治療を2年くらい前にはじめ、ぺピオゲルを中心とした治療をこない、おかげさまで今は基本的には通院がいらないくらいになった。 ただ、再発するのも怖いので、予防の一つとして保湿はもちろんのこと、レチノールを毎日塗ることを始めた。 1代目:Retinol A 1% 初代は、Retinol A 1%クリーム、ほかの製品と比較して含有量が高め。それゆえ、肌が弱い自分としてはハンドリングが難しかった。基本的には大丈夫なのだが、塗るペースや量を少し間違

          レチノール遍歴

          独断的な考察:大相撲版のセイバーメトリクスは可能か?

          WBCと大相撲3月場所 3月、日本の優勝で幕を閉じたWBCを熱心に観戦した。 そのミーハー的な野球熱の余波で前から知っていたのだが、若干統計分析という点では現職と被るところもあるので、その中身をよくは知らなかった野球における選手の評価やチーム戦略を統計データに基づいて行おうとする手法であるセイバーメトリクスに興味を持った。そして、『セイバーメトリクス入門』(蛭川, 2019)と言う本を読み始めた。 丁度、同じ頃、知人の厚意で大相撲3月場所を観戦する機会があった。テレビで見

          独断的な考察:大相撲版のセイバーメトリクスは可能か?

          誕生日、この一年の目標について

          誕生日を迎えました。26歳で30歳も30から数えた方が近くなったと言いつつもまだ若手。1年の目標としては、中期計画的にはデイリータスクに落とし込んでいるものの、抽象的には次の二つに纏まるのではないかと。 アイデアをとりあえず具現化しよう アイデアや構想、頭で思い浮かぶもの、行きたいとこもそうだし、会いたい人、書きたいことだったりやりたい分析だったり。とりあえず文章化だったり、行動だったり、何らかの、実行プロセスに落とし込みます。 タイパ、コスパじゃない世界で過ごす時間を

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          当面サブスクラインナップとやめたサブスク

          年度明けてサブスクも見直し。当面のサブスクラインナップとやめたサブスク。メモの替わりもこめて。 サブスクラインナップDeepL 使用プラン: starter(1200 円/月) 英語サイト、論文、英文ライティングなどにはもはやかかせなくなったツール。個人的にはファイルごと翻訳する機会はそんなになく、翻訳文字数無制限なので、一番安いstarterプランに加入。 chatGPT 使用プラン: plus(2400円/月) ここ半年でテック系話題を席巻したchatGPTの

          当面サブスクラインナップとやめたサブスク

          夜の喫茶店でのお勉強

          夜の喫茶店でのお勉強。 新型コロナウイルス の営業時間短縮の影響で21時くらいで閉店するところが多かったが、昨今は規制も緩くなり夜遅くまでやっている店が多い。加えて、春も近くなり夜外に出やすくなったこともあり、夜に喫茶店に行きやすくなった。 学部の時はお金がなく、でも夜家で勉強が捗らない時や、他人と話したい時、たくさん夜の喫茶店を利用したなあ。青春は夜の喫茶店と言っても過言ではないかも。 夜の喫茶店は店にもよるかもしれないけれど、それぞれの客をそっとしておいてくれる暖か

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          12星座占い(外生的なステレオタイプ)が呼ぶ社会差別。

          人種、ジェンダーなどステレオタイプは最も頻繁に取り上げられる社会問題といっても過言ではないです。例えば、黒人は白人と比較して労働市場で不利になったり(1)、教師の女性への数学が苦手というステレオタイプが能力とは関係なく数学への努力や能力を減少させたり(2)といった報告があり、ステレオタイプは社会に重大な影響を及ぼしているといえます。 ただ難しいのは、やはり因果関係の方向性。俗にいう鶏が先か卵が先か問題です。例えば、実態→ステレオタイプ、に繋がっていればそれは、ある種合理的(

          12星座占い(外生的なステレオタイプ)が呼ぶ社会差別。

          まがいものは屍を見せない

          「〇〇の成功秘話」、「〇〇会社の成功事例」、「〇〇の〇〇するための秘訣」、世間にはx:何かの行動、ないし努力をすればy:成功や良い成績、業績などができるといったことを主張する本、講演会、セミナーがよく存在する。 しかし、これは容易に信用できない。なぜならば、これらの本の多くは失敗事例(屍)が提示されていないからだ。簡単な例を出そう、xという行動をとってyという結果が得られた一人の人生があるとしてその人がそれを成功の秘訣として考えていたとしても、残り99人がxという行動をとる

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          ワークライフバランスを言いすぎるのもよくないが、やっぱりワークライフバランスって大事よねという話。

          近年、働き方改革など声高に叫ぶ中で、仕事と生活の線引きをしっかりしようというワークライフバランスの潮流が存在します。こういった流れの中で従来の仕事か生活かというトレードオフ的な思想から、短時間で仕事や勉強を効率的にこなして生活も楽しもうという人や、生活を維持できる程度の仕事をして、あとはガッツリ生活を楽しもうという人も増えたのではないでしょうか。 ただ、その潮流の中で困った人はいないでしょうか?それは仕事や勉強と生活の境界線が曖昧な方です。例えば、研究者や学生など、仕事も生

          ワークライフバランスを言いすぎるのもよくないが、やっぱりワークライフバランスって大事よねという話。

          親ガチャだけでなく歴史ガチャも存在するという話

          親ガチャならぬ歴史ガチャどの親の元に生まれてくるか選べず、それがガチャのようだと嘆く親ガチャの問題(1)が話題になりました。その是非はおいておいて今日は親ガチャだけでなく、生まれ落ちた地域が持つ歴史によってその後の人生がある程度規定されてしまう歴史ガチャが存在するという話をします。 その代表的な舞台はアフリカです。人類の始まりと言われる地で、豊富な資源を持ちながら、図1を見るとわかるように他の地域と比較して経済が停滞していると言えます。 それで、この経済停滞について、歴史

          親ガチャだけでなく歴史ガチャも存在するという話