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dajale
2021年2月11日 16:51
その夢は闇の中だった。急に声が聞こえてくる。あの小鬼の声だ。姿は見えない。夢から覚めると夢を忘れていたが、夢の中に入ると記憶が戻っていた。「君には今日から魔法を使えるようになってもらう」「魔法?そりゃ使えたら夢のようだね」僕はよく分からないまま返事をした。「そりゃそうだ。君は夢の中にいる」「魔法を使うために、君には本当に初歩的なことを教えなければならない。しかしこの初歩こそ、いつまでも
2021年2月11日 14:42
「一つ、二つ、三つ、一つ、二つ、三つ、一つ、二つ、三つ……。0が出てこない……。0はどこにあるのだろう……」数える時に、なぜ0は数えないのだろう。宇宙が始まる前には0があったのだろうか。そんなことを呟きながら、考えながら、気付けば夢の中にいた。薄暗い、日が少し暮れた公園で、二人が追いかけっこをしていた。どちらが鬼でどちらが逃げているのか分からなかった。どちらも円を描いてお互