散歩の気づき

よく歩くようになった僕。

1つ2つ先の駅まであえて歩くようなことも、よくあります。

グーグルマップで道を検索して、頭の中に叩き込んで、あとはわかったつもりで感覚で歩きます。

すると多い失敗は、道を行き過ぎて曲がりそこねる失敗です。

「ヤバいヤバい。」と若干自分を責めるくらい反省しながら、Uターンし歩きなおします。

ただ責めるくらい反省する裏側に、「これで憶えたぞ！」という自信がみなぎります。

人生も同じなのかなって。

僕が気になるニュースは、犯罪のニュースや覚せい剤、ハラスメント、不倫…。みたいなことが多いんですが、人に迷惑をかけること、ましては殺めてしまうことは言語道断ですが、それでも加害者のそこに行き着くまでの生い立ちや心情を知りたいなあと感じることが多いです。

きっと、気にかけて欲しかったり、大切にして欲しかったり、必要としてほしかったりという思いが強すぎたことで、行き過ぎてしまったんだろうなあなんてことを感じたりします。

週刊誌やワイドショーで散々叩かれた著名人が、YouTubeやテレビなどの公の場で、再起している姿をみると、やっぱり落ちたところから再起に至るまでの心情を知りたいなあと思いますし、きっと懸命に弱い自分を奮い立たせながら、強く生きようとしているんだろうということを感じたりします。

行き過ぎた失敗を通して、人は倒れても叩かれてもしなやかに起き上がる強さを身につけることができると僕は思っています。

また、粗削りな自分が徐々に研ぎ澄まされ、効率の良さや、最短距離な自分を見つけることもできるように感じています。つまり、より自分を知ることができるようになるということなんでしょう。

学業で、スポーツや芸術で、働くことで、男として、女として…。様々な形で日本の社会は競うことを余儀なくされ、“普通は”や“常識的に”などの言葉に自分の生きたい生き方を問われながら生きている人が多くいるように感じています。

勉強ができる学生の多い学校も、部活動が盛んな学校も指導してきましたが、学生達の抱える悩み事や不安は同じような気がしています。

僕らはどこかで出来のいいと感じる人を羨みますが、皆同じなんだろうとこの1年くらいからよく感じるようになってきました。

悩みながら、不安を抱えながら、失敗しながら、しなやかに強く歩むことができる。そんな生き方がよりできるようになりたいものです。

#ブログ #考え方 #価値観 #学び #気づき #ポップ・コン #スポーツトレーナー #自分との向き合い #鶴岡大 #鶴岡 #柏市