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地価が上がるとこういう問題もあるのだった

昨日の記事にカリフォルニアの地価の値上げがえげつないという話を書いたのですが

家を買った身としては、値上がりするなら将来売る時に利益が出るからいいんじゃない?と思いますよね。うちも売る時に値上がりしていたら嬉しい。

しかし、あまり値段が上がりすぎると今度は固定資産税が上がってしまうのよね。たとえば極端な話、2千万円で買った家が一億円になったら、毎年の固定資産税は資産評価額の一億円に対して払わないといけない計算になる。実際問題として、ベイエリアに長年住んでいたけど税金が払えなくて引っ越さざるをえなくなったという話はよく聞きます。賃貸でも家賃がどんどん値上がりしているしね。

そうなるとベイエリアは値段が上がってしまってもう買えない・借りられないからちょっと遠くてもいいから通勤圏内、車で通えるところを・・・ということで今ベイエリアの郊外やサクラメントの家の需要が増えているのでした。

あとはただでさえ今は金利が7パーセントを超えているので、それに加えて頭金をたとえば2割入れようと思うと、今までだったら2千万円の家に対して400万円貯めて頭金を入れればよかったところが、家の値段が4千万円になってしまうと頭金は800万円必要になる。

※実際にサクラメントの近辺の家は数年前に25万ドルくらいだったところが今は50万ドル(ミリオンの半分)を超えているので本気で値段が倍になっているのだった。金利も数年前は3パーセントだったし、ほんとにこの時に家買っておけばなと今考えると思います。

毎月のローンも月収の半分を超えてしまうし、こうなってくると若い人が家を買うのがますます難しくなるなーという問題もあります。

まあでも金利は将来的に下がると言われているし、下がったときに借り換えを検討してもいいし、それまでにある程度元本を頑張って返済していこうと思って毎日働いているのでした。

でも日本から来た身としては、建物が古くなっても価値が下がらない、むしろ上がっていくというのはありがたいなと思いますね。とりあえず今は金利が高すぎるからもうちょっと下がってくれー(切実)。

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